突然スプリンクラーが作動し大切な楽器が“水浸し” 当初は151億円あまりを請求も…楽団側が9億6570万円の損害賠償を求め市と指定管理者を提訴 裾野市「損害の根拠資料が提出されていない」
裾野市の市民文化センターでスプリンクラーが突然作動し、公演準備のために置かれていた楽団の楽器が水に浸かった問題で、楽団と団員が市と指定管理者に対して損害賠償を求めて提訴しました。 裾野市民文化センターの大ホールでは2022年9月、スプリンクラーが突然作動し、公演の準備をしていたシンフォニエッタ静岡の団員5人がケガをしたほか、楽器130点以上が水浸しになりました。 この事故をめぐっては、市の設置した事故調査委員会が2023年6月、「事故の原因は特定できない」との最終報告をまとめたことから、市は法律上、損害賠償責任があると決めることはできないとの立場を取っています。 一方で、楽団側が損害を受け、ケガをした団員もいるなど心労をかけていることも考慮し、和解金の支払いを申し出た上で、代理人弁護士による協議を行ってきました。 市によると、和解金の支払いには市民への説明責任があることから、楽団側には市民の理解を得られるよう損害の内訳を含む被害の詳細や損害額の根拠を示すよう伝え、楽団側からは2024年2月、市に対して151億2086万4596億円の支払いを求める請求書が提出されたものの、負傷の程度や被害に遭った楽器の種別など損害の内容や損害額の算出根拠が示されなかったことから協議は難航しています。 こうした中、楽団と団員など60人は9月19日、市と市民文化センターの指定管理者であるケイミックスパブリックビジネスに対して9億6570万446円の損害賠償を求めて提訴しました。 楽団側の提訴を受け、裾野市の村田悠 市長は「今も損害の根拠資料が提出されていない」とした上で、「協議による解決が出来なかったことは残念だが、今後は司法の場で適正な判断がなされ、解決できるものと期待している」と話しています。
テレビ静岡
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