「サシなら話せるけど、集団になるとうまく話すのが難しい...。」という問題ね。

じつは、わたしも昔そうだった。というか、たぶん「あなたと同じやり方」だと、今もそうだ。これには明確な「やり方」がある！説明するね。

あなたも「一対一の付き合い」はできるらしいね。じゃあ、きっと「相手と誠実に関わること」はできるみたいだ。

それなら、根本的な問題はなんにもない。ほんとうに、あなたも「やり方」ひとつでどうにかなる、と思う。

さて、具体的なはなしに移るけど。

まず、この「やり方」というのは、まったくもって「ハック」みたいなものじゃない。むしろ「ものすごく正攻法」なんだけど、ついつい皆がサボってしまうことばかりだ。

とはいえ、正攻法ってやっぱり沢山ある。やるべきだってことは皆わかってる。でも、「全部をちゃんとやろうとする」から、結局エネルギーが足りなくなって、うまく続けられない。

だから、ここでは「たった３つ」のポイントにだけ絞って、かんがえていく。これだけやっとけば、まず間違いない！そういうお話だ。

まずひとつ目は「バーにいく」だ。

バーにいこう。スナックでもいいけど。とにかく「なんか知らんひとが沢山いて、でも関わる義務はない場所」に顔を出し続けること。

「集団がニガテで...。」と言うひとは、まずやはりなんといっても「トラウマじみた思い出」があることが多い。

だから、まずは「集団の中にいて、ただ安全に居続けて、ただ心地よく帰れた」という経験を積んでいく必要がある。

「なにかにまつわる、イヤな思い出」というのは、「なにかにまつわる、イヤじゃない思い出」が、過半数を超えたときに塗り替えられる。まずは、ここを塗り替えること。安全な陣地を増やす。

特別たのしむ必要はない。イヤな思いをせずに帰ること。これだけを繰り返す。そして、「集団の中にいること」に抵抗がなくなる。ここで、一旦はゴールだ。

そして、ふたつ目ね。

ふたつ目は「いけるバーの種類を増やす」だ。

「だれでもいけるバー」から、今度は「ある特定の趣味がないと入りづらいバー」に行ってみよう。もちろん、予習をしていく。

たとえば「カラオケバー」なんか、とてもいい。あつまる客の年代にあわせて「その年代がすきな歌」を事前におぼえていくこと。

若者向けなら、流行りの歌を。スナックにいくなら、懐メロを。これは、あなたが得意な「リサーチ」の領域だとおもう。できないとは、言わせない。

最近なら「ポーカー」なんかもアリだ。ボードゲームみたいに「ルール」があると、コミュニケーション能力よりも「ルールを知っているか否か」が評価される。つまり、一種のヲタクの世界だ。問われるのは、あるジャンルへの信仰心だけ。

あなたは、こういう「ちょっと趣味性のある場」で、もうすこし楽しんでみてほしい。

趣味性の高い場のいいところは、皆の興味が分散しておらず、ひとつのジャンルについて興味をむけていさえすれば「コミュニケーションが成立する」ってことだ。じっさい、アミューズメント・カジノでポーカーやってる奴の９割はコミュ障である。

あなたは、すこし自信がつく。バーで集団に慣れて、「趣味性の高い場」で、集団のコミュニケーションに慣れる。これだけでも、今よりよっぽど「うまくやれる」はずだ。

でも、これでもまだ「呑み会」はうまくできない。なぜから、あれはほんとうに難しいから。独自のノリがあるし、なにより「興味が分散している」から。ひとつのジャンルでは戦えない。では、どうするか。

では最後の３つ目だ。「根回し」である。

けっきょく、ソロで「挨拶まわり」をしておくしかない。

あなたが所属している集団なら、あなたは「呑み会の参加者」について、すくなくとも予測できるはずだ。根回しをしよう。

呑み会で「はじめて知り合う」のは難しい。だから、「すでに知り合い」を増やしておくこと。これを、だいたい過半数とる。

そしたら、あなたはリラックスして、その場に居ることができる。あなたの中で、それは「知り合いの宅飲み」みたいな認知に変わる。

集団でうまくやり過ごすために最も重要なことは「リラックスして居ること」なんだ。怖がっていると、まわりが気をつかう。たのしめていないんじゃないか、とかって思わせてしまう。

すると、なんか歪みがうまれる。そこからおかしくなる。逆にいえば、リラックスしてさえいれば、とくにまわりも気にしない。気にされていないから、もっとリラックスできる。ちょっと気の利いたこともいえるかもしれない。

「うまくやろうとしないこと」だね。あなたは、まず慣れるべきだ。アレルギーを克服しよう。そして、つぎに「集団を楽しむ」という感覚を覚える。安全なところで。完璧に予習が通用する場所で。

そして、呑み会は「根回し」だ。「複数人のグループ」なんてのは、呑み会の延長にすぎないからね。「つぎの呑み会をスムーズに行うため」に存在している、グループラインみたいなものにすぎない。

リサーチが得意なあなたなら、この方法でじゅうぶんうまくやれると思う。場に慣れるってこと。フィールド・ワークを怠らないように。

ほかに相談があるひとは👇のアカウントへどうぞ。フォローもよろしく。この回答への感想も、👇のツイートの引用RTでやってくれると、回答へのモチベーションが上がっていく。よろしく。