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2025-11

廃盤のウェーディングゲーターを直す 【DIY】 - 2025.08.31 Sun

去年の春にフォックスファイヤーのウェーディングゲーターを買いました。

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買った理由は、この手のゲーターでは最軽量だったと思います。
公表されていたスペックでは左右セットで300g。実測でもほぼ同数値でした。
遠征時に大型バックパックに入れて現地まで歩くので、少しでも軽い物が欲しくて購入したものです。

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ところが、既に廃盤。
と、言うか後継品が無くて現状では実質完全廃盤になっていてフォックスファイヤーではゲーターのラインナップがありません・・・。
ウェーディングタイツとグラベルガードは残ってるので、膝サポーターは適当な物を買って使えと言う事でしょうか。

ちなみに、形が酷似しているダイワのゲーターの実物を見てきましたが、ほぼ形は同じですね。
ただ、布の厚さが違う(サイズごとに厚みが違う)ので、フォックスファイヤーより重いと思われます。


さて、聞いたところによると、ディスコンになった理由は新しくなったひざ上の滑り止めらしいですね。

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裏側が全面滑り止めになってずり落ちが少なくなりましたが、滑り止めの裏側に心材が無くも無くて、いきなり薄い表地。
しかも、この滑り止めの引っ張り強度が弱くて、数回使うだけで切れてきてしまう・・・右に同じく、私が買ったのも数か所切れてしまいました。

クレームで払戻しが出来るなんて話も聞きましたが、私の場合は軽いこのゲーターは今後も使いたい。
それならばと、自前で修理する事にしました。

用意したのは、バスコーク。シールなどをするシリコンゴム系の補修剤です。
これを薄いプラスチックのスクレーパーなどで切れ目と内部に塗る事で接合をしようという算段です。
色はグレーを選んだのですが、かなり白くて表地も白い色がひびいてしまいました。

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そこで、ルアーを作る時に使っているレジンに混ぜる顔料(Mr.キャストナーリキッドNEO/廃盤品)を混ぜて色を濃くしてみました。
テストで混ぜて固まった際に色の溶けだしが無かったので、シリコンゴムの色合い調整にも使えました。
使えば使う程ドンドン切れてしまうと思いますが、どこまでバスコーク修理で対処出来るかな・・・。

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また、膝サポーター部分の縫い合わせ部も、糸のほつれが出てきたので、ココにも塗って補強をしました。

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最近のフォックスファイヤー、ストーンクリーパーも無くなるし、ゲーターも止めちゃうわ、釣り関係で必要な物がドンドン減らされているような気がして、気になってしまいますね・・・。



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ダイワ ラバーソールウェーディングシューズ【買い物】 - 2025.08.23 Sat

ふぅ~・・・

5ヶ月ぶりのログです。
ゴールデンウィーク頃からめちゃくちゃ忙しくなってしまい、全く余裕が無くなってブログから遠ざかっていました。
やっと少し落ち着いてきたので、少しずつ再開して行こうかと思います。

復帰一発目ですが、買い物ログから。

ウェーディングシューズ買いました。
ダイワのWS-2302Cと言うラバーソールのウェーディングシューズです。

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ラバーソールのウェーディングシューズは、これまでモンベルのアクアグリッパーと言うラバーソールのウェーディングシューズを使っています。サイズはスニーカーサイズ(通常27cm)よりワンサイズ大きく28cmで、3mm厚のネオプレーンソックスを履いて使っています。

ほぼ満足はしていますが、不満な点が一つだけあります。
それが、踵部分。
踵部分のカップが深く、つま先に詰め物をするなどしてネオプレーンソックスを履かない時だとアキレス腱辺りが擦れて靴擦れになります。

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ワンサイズ落とした27cmも買おうと思ってはいましたが、靴擦れが怖くてやっぱり買えず他社製品を物色していました。
友人が履いていた事もあり、フォックスファイヤーのストーンクリーパーのラバーソールを買おうと思い立つも・・・廃番にて買えず。

再検討ののちに、ダイワに行きついた訳です。

決め手になったのは幾つかありますが、踵部分のカップの状態、履き口の当たり具合(モンベルのはクッションが無いので、やや擦れが気になります)、ミッドソールの硬さ、この3点です。

特に気に入ったのは、ミッドソールの硬さ。
モンベルのサワーシリーズ、キャラバンの渓流は、沢登りを考慮されている事からミッドソールが柔らかめ。
長時間林道を歩く際は登山靴のようなしっかり感が欲しいのです。

紐通しのアッパーの2か所はフックタイプになっていますが、靴紐を結ぶ際に引っ掛けると戻りが少ないので結構使い勝手が良いです。

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ちょっと気になったのが、ソールの柔らかさ。
ヴィブラム社共同開発のソールらしいですが・・・思ったより柔らかめ。
(店頭にフェルトソールしか無かったので、ラバーソールは実物を見ず注文)

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気になったので、つま先と踵部分に靴底修理用のゴム補修剤を塗ってみました。

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そして・・・

いざ、実釣・・・

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詰めた靴底補修剤は、見事に剥れてしまいました・・・。
そして、ソールの周囲のブロックも削れ落ちてしまってます。
この日は、林道から登山道経由の17km程と相当歩きましたが、峰越えの登山道はかなり疲れました。

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柔らかいソールなので擦り減りはある程度仕方ないのかもしれません。
ただ、このソール、かなりグリップします。
モンベルアクアグリッパー < ダイワ ヴィブラムソール、こんな感じ。
多少コケが生えてる渓流でもイケちゃうんじゃないか、そんな印象です。

完全に擦り減って無くなったら、フェルトソールでも貼ろうかと思います。




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木製ランディングネットを作る 【DIY】 - 2025.03.22 Sat

去年、釣行時に転倒をしてフレームを折ってしまった木製ランディングネット
フライの師匠である友人に貰った物ですが、「Albero」と銘が入った美しいフレームです。
自前で修理後も使っていましたが、自分でも作ってみようと去年のシーズンオフからちょっとずつ作業を進めました。

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Alberoのフレームのような銘木は簡単には手に入りませんので、ホームセンターで「ヒノキ」と「マホガニー」の板材を購入。
コレを水で湿らせたキムタオルで包み、それを更にエアーキャップ(プチプチ)で包んで少しずつ材を曲げてみました。
ヒノキは簡単に曲がると思ってましたが、硬いマホガニーでも結構曲がるものですね。
ちなみに、木材の厚みは3mmですが、もう少し薄い物が欲しかったです。

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フレーム材を曲げている内に、フレームの形を決める原型を作ります。
凡その形をカレンダーの裏に描き、家に転がってた集成材の切れ端にコピーしてカット。
集成材は水に濡れるとボロボロになっちゃうので、周囲をガムテープで簡易防水しました。
Alberoのフレームが丸みがあるのに対して縦長で一回り小さめが欲しかったので、サイズは全長39cm、フレーム内寸が縦28cm、最大幅が16cmとしました。

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柔らかくなったフレームを原型に巻き、針金芯が入ってビニタイで固定していったのですが・・・グリップ脇の部分が上手く絞れずこの固定方式は断念。

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穴にビニタイを通して固定する方法は止め、原型にネジを打ち、園芸用ナイロンコードをジグザグに通しで巻いて固定する方法に変更しました。この方が力の加わり方が強いですね。
また、グリップ部分はCクランプで固定しました。
話が前後しますが、マホガニーを2枚のヒノキで挟むデザインから、ヒノキをマホガニーで挟む方へ変更しました。

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1週間程乾燥させ、2液混合のエポキシ接着剤で材を接着してフレーム部を一体化させます。
判っていましたが、接着剤でまあベトベトになりますね・・・。

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フレームを接着している間に、グリップを作ります。
今回はコレも家にたまたまあったバンブー(竹)。コレを鉈で割り、ラクソー(帯ノコギリ)でカット。
ラクソーがあるとめちゃ便利です。

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扇状にカットしたバンブー材は、合わせただけだと隙間があるので表と裏を削り、接着面を作ります。
そして、エポキシ接着剤で接着。硬化までは万力で固定しておきます。

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接着剤が硬化したら、両面を平らに削ります。
バンブーは硬いので、ヤスリがけはまあ大変です。
ただ、一家に一台あるフライス盤で両面を削ると簡単に平面が出ます。

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平面削りをしたバンブーグリップ部、原型の形状に合わせてカット。
コレもラクソーがあるとサクッと切り出す事が出来ます。
カットしたら、木工用ヤスリで綺麗に成形してフレーム部分との接着に移ります。

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フレームとグリップを接着。
接着剤硬化まで、Cクランプで固定します。

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接着剤が硬化したらフレームとグリップの成形。
木工用ヤスリを使って粗削りをし、少しずつ目の細かいヤスリで成形していき、最後はサンドペーパーで表面を削って滑らかにします。
ここまで来ると、ランディングネット感が出て来るので気持ちが高ぶりますね。

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フレームのサイド面にネットを固定する際の溝を彫ります。
溝彫りには金ノコの歯を使いました。センターに鉛筆でガイド線を引いておき、線に沿ってノコで溝を切っていきます。
深さは適当でしたが、凡そ3mm弱。
一周切れ目を入れたら、小さいヤスリでノコ歯より少し広くしつつ成形します。

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ここまで来たらもう少し。
最後の仕上げ、表面のコーティングです。
コーティングは、二液タイプの水性ニス透明を使いました。一液タイプより熱に強く、表面も硬く仕上げる事が出来るそうです。(説明書きにそう記述がありました)
また、グリップエンドにランヤードコードを取り付ける真鍮ヒートン(直径6mm)を、穴を開けて接着剤しました。
(コーティング、ヒートン接着の画像撮り忘れ・・・)

ネット部分は、編もうとクレモナ3号を購入しましたが・・・断念。やはり慣れないと頭がこんがらがってしまいますね・・・。
なので、ネットはメルカリでネット専門で販売をしている「ガンネン」と言う方に目数と深さ、色を指定して作って貰いました。
(何故か2つ・・・謎)

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目数に合わせてフレームに穴を開けます。
紙テープをフレームに貼って溝の長さに印を付けます。テープを剥がして目数に合わせて印を付け、再度テープを貼り直し。印の箇所に穴を開けて行きます。
穴の中は、瞬間接着剤を流し込んで防水処理をします。

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開けた穴にネットを通し、外からクレモナ紐を通して固定。
ネットを作ってくれた方は固定用の紐も結んでおいてくれて、更に先端に針金を付けてくれていたのでフレームとの固定は滅茶便利でした。

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こうして自作木製ランディングネットの完成です。
自分で作ってみると出来てしまうものではありますが、時間がかかるので安く作る事は出来ませんね・・・高いのも頷けます。

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グリップの根本には、黒い印を付けました。
フレームの内側先端に頭を合わせ、この印の部分で丁度30cmです。
このネットで尺オーバーを早くランディングしたいです。(本来の尺は303mmですが)
(長文のお付き合い有難うございました)

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フェルトソールを張替える3つのコツ 【DIY】 - 2025.02.19 Wed

気づけば渓流解禁まで秒読みですね。
今年は雪も多いので渓流シーズンスタートは多分4月に入ってからになると思いますが、シーバスのバチパターンも各地で始まっているようなので、来月に入ったら私も先ずはシーバスに行ってみたいと思います。(とは言え、がっちりバチパターンをハメた事は殆ど無いんですが・・・)


シーズンオフの期間にあれこれと色々作業をしていますが、今回はウェーディングシューズのソール張替えをしたのでちょっと紹介してみたいと思います。
尚、DIY作業になりますので、ご自身の判断のもとで作業をしてください。

ソールの張替えに大事な事は3つ。

  • 古いフェルトは出来るだけ残さず取り除く事
  • 張付けるフェルトは接着する前に靴底に沿って曲げておく事
  • 接着剤はケチらず浸み込まなくなるまで塗布する事

他にも細かい作業はありますが、大まかに上記の3つをしっかりしておけば剥れる事が少なくなると思います。

今回張替え対象は、モンベルのサワートレッカーと言うシャワークライミング用のシューズ。渓流釣りに使ってる人も多い靴ですね。
2シーズン使いましたが、フェルトが減ってつま先と踵が丸くなってきました。
実は先シーズン最後に行った沢で高巻きを繰り返しましたが、気づくと軽アイゼンが外れてしまっていてアイゼンを無くすところでした。ソールの厚みが薄くなった事でアイゼンが外れ易くなってたようです。上流域では身の危険も伴う事もあるので、早め早めに対処しなきゃいけませんね。

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先ずはフェルトをカットします。カッターナイフを使いますが、大型のカッターナイフの方が力が入りやすいです。
出来るだけ本体とフェルトのギリギリをカットしたいところですが、あまり攻めすぎると本体も切ってしまうので加減も必要な作業です。
少し切り離す事が出来たら、フェルトの端を摘まんで引っ張るようにしてカッターナイフを削ぎ切る感じで切っていきます。
この時、少しでも切れが悪いと感じたらカッターの刃先を折ったり、刃を変えたりして交換を面倒がらない事。

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フェルトが切れたら、靴底を出来るだけ平らに綺麗にしていきます。
この作業に色々と工具を使ってみましたが、目の粗い木工用ヤスリが一番良かったです。ザクザク切れる・・・と、言うよりはヤスリの歯で削いでいく感じです。
このフェルトを出来るだけソールからそぎ落として平らにしておく事が重要です。
デコボコがあると張替えるフェルトとの間に隙間が出来てしまうので、面倒がらず出来るだけ平らにします。

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次に貼り付け新しいフェルトの用意をします。
今回はリトルプレゼンツのフェルトをチョイス。サイズにもよりますがうまく組み合わせて取れば、この一枚から二足分とれそうです。

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フェルトにシューズを乗せて型取りをする方法もありますが、出来るだけ寸法をキッチリと合わせたかったのでコピー用紙で型紙を作り、それをフェルトに映してカッターナイフでカットしました。
カッターナイフは古いフェルトをカットする時の大型のナイフより、刃の厚みが薄い小型のカッターナイフの方が切り取りが楽に出来ます。

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フェルトの切り出しが出来たら、フェルトをソールの形状に合わせて曲げて成形します。
ソール張替えで2番目に重要な点です。
靴底の形状は真っ平では無く、つま先から踵までうねりがあります。この形状に合わせてフェルトを曲げます。
また、つま先から踵への縦方向だけでなく、幅(親指から小指の方向)も緩やかなカーブを描いている事が多いのでフェルトの曲げは縦横の3D(お椀のような形状)で曲げる事になります。この曲げ加工は3つのコツの中でも一番重要な項目だと思います。

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曲げ加工が出来たら、接着剤を塗ります。接着剤はゴム系接着剤G17。
接着剤を靴底、フェルト両方にタップリと塗ります。
靴底の方は2度、フェルトの方は5回塗りました。(塗り回数はフェルトにもよりますので、様子を見て加減をしてください)

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接着剤は塗ってから乾かし、触っても指に付かなくなったら次を塗るを言う具合。
特に、フェルトは2回位まではドンドン染み込んでいきますが、気にせタップリと塗り、乾いてから次を塗る。ここで塗り加減をケチると使っている内に剥がれて来てしまいます。画像左が2回目、右が4回目です。

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最後の回数の接着剤が指に付かなくなったら、貼り付け作業です。
フェルトと靴を重ねて体重をかけて張り合わせ、靴底からプラスチックハンマーや木槌で叩いて密着させます。
特に縁は密着しづらいので、周囲を叩いて密着度を上げるようにします。
このまま数日から1週間程乾燥させて完全にくっ付くまで放置。
この時、ガムテープなどでグルグル巻きにする方法が見受けられますが、フェルトの形を靴底に合わせて曲げておけばそのような処理をする必要はありません。

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接着が出来たら、はみ出ているフェルトをカッターナイフでカット。
この時も小型のカッターの方が刃が入り易く作業がしやすいです。

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フェルトのはみ出しのカットが出来たら、フェルトのコバ(カットした面)をアイロンや半田ごてで溶かして周囲を馴らします。
この馴らしは、次の作業の準備段階です。

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最後に仕上げの作業に入ります。
使用済みの靴のソール面とフェルトとの境はどうしても密着をしていない箇所が出来てしまいます。
この隙間を埋める為に、靴底補修の液体ゴムを塗って隙間を埋めます。
ただ、ここまでの作業がしっかりと出来ていればこのままでもフェルトが剥がれる事はありません。あくまでも見た目だけの処理です。

隙間部分を残し、上下にマスキングテープを貼って養生をします。
残した隙間に補修ゴムを指で塗り、塗り終わったところでテープを剥がします。乾いてしまうとテープにゴムが付いて剥がしにくくなってしまうので、硬化前にマスキングは剥がししまいます。

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こうしてフェルトの張り替えは完了です。
但し、自分で張替えれば安く出来ますが、フェルトを剥がす作業が正直結構大変。
工具類を揃えたり作業の手間を考えれば、修理としてメーカーに出すのもありかな?とは思います。

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2024年渓流釣行雑感 【釣行記】 - 2025.01.29 Wed

明けて日が経ちすぎですが・・・
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
今年もゆるゆると綴ります。

さて、随分遅くなりましたがタイトルにあるように、2024年の渓流シーズンを振り返ってみたいと思います。

去年のシーズンインは、4月中頃。
水温は確か7度位だったと思います。その時から既にウェーダーは履かずネオプレーンタイツを履いたウェットスタイルでの釣行でしたので、シーズンを通してウェットスタイルで通した事になります。
ルアーで釣行したのは、この日の午前中のみ。シーズン残りは全てフライでの釣行になりました。

何故か?

だって、ルアーより釣れるんだもん。
しかも、水温や水量他、タイミングを間違えなければドライフライに出るので、やっぱり水面が割れるのは見ていて楽しいです。
また、ドラッグが掛からないようにキャストするのが難しいので、それらが決まって思うように流せた時も魚は出なくとも楽しいのもあります。


シーズン中、5月と8月の釣行が少なかったです。
8月は台風やそれの影響による大雨で行くことが出来なかったので仕方ありませんが、5月は記憶ではダラダラとしていたのでもっと行っておけば良かったと反省をしています・・・。
フライを再開して2シーズン目ですので梅雨時期前のフライの選定などの知識が乏しく、実際に行くことでそれらが養われていく事を考えればその点は反省点ではあります。


フライパターンに関しては、前シーズンは半チンのパラシュートパターンが殆どでした。
師匠に巻いて貰った分と、タイイングツールやマテリアルが余り揃っておらず、フライパターンが一変通りではありましたが、24年シーズンは色んなパターンを試す事が出来ました。
その中から、24年シーズンによく使ったパターン3種は以下です。

1つ目・・・ビートル
本格的に動き出したのが5月末頃からだったので、テレストリアルパターンでコガネムシを使って見たかったのです。
黒いのとカメムシと称したグリーン系の2つの色。
師匠の通う激戦エリアでも使い、師匠がビックリする程の釣果を上げる事が出来ました。(激戦エリアだけに、こんなに大きなフライを使ってる人が少ないのかもしれませんね)

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フックは、TMC112TRの9番。
8番だとボディが間延びしすぎちゃうな・・・と思ったところで、ショートシャンクの9番が個人的には使いやすかったです。
薄黄色の荷造り紐のウィングに、シンセチックのボディ、オーバーボディはフォームで裏面(水面を見上げた時の見え方)はマッキーの緑で着色しています。
テールは無くても良いのですが、浮いた時のバランスが良いのでエアロドライウィングのテールを付けてあります。

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2つ目・・・スパイダー
多分、皆さん大好きなのではないでしょうか?釣れますもん。

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アント系の半チンやビートルが効かない時、今更ですがこのスパイダーパターンに出合いました。
何を投げても無反応な中、コレだけは効いてくれました。ちょっと衝撃でした。
私が巻いたパターンは、上州屋さんのブログで紹介されていたレッグにハックルを使わずにディアヘアをスレッドで挟んで巻くパターン。(この時は、長いファイバーのハックルをもっていませんでした)
ココでも紹介されていましたが、使っている内に足が抜けて本数が少なくなっても釣れました。

フックはマルト(土肥富)のd792の15番に、マシュマロファイバーを纏めたボディ、インジケーターはボディをそのまま立ち上げています。

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もう1つは、アンダーボディにシンセチックのブラウン、オーバーボディにストレッチフォームを使ったものです。
ボディはクビレも作ったのでちょっとアント風ですね。

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3つ目・・・ピーコックパラシュート
6月以降はこのパターンがパイロットフライでした。
コレを最初に投入。反応が良ければビートル。鈍い場合はアント(もしくはスパイダー)に切り替えるかの判断材料にしていました。

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このフライ、元は里見さんのパラトレーサーが見本です。
黒系のフライを探してネットを徘徊していたところ、パラトレーサーに出会いました。
そこから、ピーコックボディの太さを太くしてみたものです。
フックはマルトのd04で12~14番。
テールは、ビートルと同じく浮き姿勢が良いのでエアロドライウィングでテール付けています。

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今シーズン(2025年)は、先シーズン同様に4月中頃のシーズンインになると思います。
既に春先用のブルーダンや淡い色合いのメイフライのパターンやストーンフライのパターンを何種か巻いています。
この時期に妄想しながらフライを巻く時間は楽しいですね。
シーズンインが待ち遠しいです。




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プロフィール

togusa

Author:togusa
2015年3月末よりシーバスフィッシング本格参入!
初心者目線でグダグダと綴っていきます。

平日夜の出動が多いので、家族への合言葉は

「今晩ご飯要りません」

エリアは名古屋港周辺。
4月~12月まではシーバスシーズン、12月中~3月まではスキー。

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