C・ロナウド、ジョタの葬儀を欠席した理由を明かす…「僕が向かうところは全部サーカスになる。自分ではなくジョタとその家族が注目されるべきだった」
アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、ディオゴ・ジョタの葬儀に参加しなかった理由を明かしている。 ジョタは2025年7月3日に逝去。リヴァプールのプレシーズンに参加するために車でイギリスへ向かっていた途中、スペインのサモラで交通事故を起こし、同乗していた実弟のアンドレ・シウヴァ氏とともに帰らぬ人となった。 ポルトガル、イギリスを中心にして大きな衝撃を与えたジョタの死だが、その葬儀に同胞C・ロナウドが参加しなかったことが話題となり、一部では批判の声も聞かれた。その件について、C・ロナウド本人が口を開いている。 イギリス人ジャーナリスト、 ピアーズ・モーガン氏とのインタビューに応じたC・ロナウドは、葬儀で自身に注目が集中してしまうことを恐れて、ジョタおよびその家族に敬意を払うためにも、あえて参加しなかったと説明した。 「(ジョタの死は)信じられなかった。そのことを伝えられたときには大泣きしてしまったよ。ポルトガルにとっても、彼の家族、チームメートにとっても本当に厳しい時期だった。僕たちは打ちのめされてしまったんだ」 「葬儀に参加せず、人々から批判を受けることになった。でも、自分にとってはどうでもいいことだ。何をしたのかをしっかり自覚していれば、何を言われても動じることはないんだよ」 「僕は父親が亡くなって以降、一度も墓地には行ったことがない。それから、一歩も踏み入れたことがないんだ」 「どこであっても、自分が赴く場所はサーカスと化してしまう。僕はそれを望まなかった。自分ではなく、ちゃんとディオゴとその家族が注目されるべきだったんだ。自分の決断に後悔はないよ」