共産党の元衆議院議員の池内さおり氏が2025年11月4日にXを更新し、高市早苗首相と「現地妻」を結びつけたポストに対し、「誤解を招く表現であった」と謝罪した。
「総理大臣が女性であろうとなかろうと...」
発端となったのは、アメリカのトランプ大統領が来日した際、高市首相とトランプ大統領が親しげな様子を見せていたことだった。
池内氏は10月30日にXで「腰に手をまわされ満面の笑顔で受け入れる総理大臣の数々のシーン」「日本が対米屈従権力であることに加え、女性差別を『もろともせず』のし上がった人物の悲しい姿。彼女個人の自己顕示欲の強さも痛々しい」とつづった上で、「高市氏をみながら、『現地妻』という悲しい言葉を思い出す。深刻」とポストしていた。
このポストに批判が集まると、池内氏は4日にXで当該ポストを引用し、「高市総理を現地妻であるなどということを意図して書いたものではありませんでしたが、誤解を招く表現であったことをお詫びいたします」と謝罪した。
また、池内氏は「総理大臣が女性であろうとなかろうと、女性差別を温存したり差別構造を強化するような言動や政策に断固対決し、個人の尊厳を尊重する政治実現へ全力を尽くします」とつづっていた。
しかし、このポストに池内氏の元には、「誤解を招く表現じゃないよね。そういう文化・思考の中で生きているからそういう発想なんだと思う」「『現地妻』って侮蔑的な意味合い無くして使わない言葉でしょう」「では、何を意図して使った言葉なのか釈明をお願いします」という厳しい声が集まっていた。