トランプ氏は民主主義を「解体した」、バイデン氏が痛烈批判

7日、米ネブラスカ州オマハでのイベントに登場したバイデン前大統領/Rebecca S. Gratz/AP

(CNN) バイデン前米大統領が7日、後継者のトランプ大統領を厳しく批判した。支持者たちを前に、トランプ氏が民主主義を「解体してしまった」と主張した。

バイデン氏は、民主党がネブラスカ州オマハで主催した祝賀会で、ホワイトハウスの東棟を取り壊したトランプ氏に言及。「トランプがこの国を解体に導くだろうということは分かっていたが、まさか文字通り解体用の鉄球によって破壊してしまうとは思わなかった」と述べた。トランプ氏はホワイトハウス東棟を大規模に改修し、約8300平方メートルの舞踏室を建設する計画を立てている。

バイデン氏は、「この件は大統領としての彼を完璧に象徴している」「トランプは国民の建物だけでなく、憲法と法の支配、そして民主主義そのものを解体してしまった」と強調した。

バイデン氏はまた、トランプ氏が自身の2期目によって「この国に黄金時代が訪れた」と再三宣言していることを嘲笑。大統領執務室の新たな装飾品を念頭に、「唯一の黄金は、彼がマントルピースに掛けているものだけだ」と述べた。

またトランプ氏が米国民よりも、富裕な同調者たちの利益を優先していると批判し、そのことに対して怒りを表明した。

この他、4日の選挙における民主党の圧勝にも触れ「民主党が帰ってきた!」と声高に叫んだ。

4日、民主党はゾーラン・マムダニ氏がニューヨーク市長に選出。またアビゲイル・スパンバーガー氏がバージニア州知事選、マイキー・シェリル氏がニュージャージー州知事選をそれぞれ制した。カリフォルニア州では、民主党が支持する選挙区再編案が住民投票で承認された。

バイデン氏はこれらの勝利について、「米国民がメッセージを送っている」ことを示すものだと指摘。トランプ氏とその一派に向け、同氏の政策を非難する内容のメッセージだと説明した。

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