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CBC・大石邦彦アナが「リアル」伝えた取材をまとめた著書が反響『新型コロナワクチンの光と影―』

2023年2月27日 21時06分

CBCテレビ・大石邦彦アナウンサー

CBCテレビ・大石邦彦アナウンサー

 新型コロナワクチン接種後の死亡事例や後遺症に関する事実を地上波放送局で初めて長期報道するCBCテレビ(名古屋市)夕方の情報番組「チャント!」のアンカーマン、大石邦彦アナウンサー(52)が、取材をまとめた著書「新型コロナワクチンの光と影 誰も報じなかった事実の記録」(方丈社)を出版した。21日の発売直後に重版が決定し、反響を呼んでいる。
 アマゾンなどネットで予約段階からベストセラーという状況に驚きを隠せない大石アナだが、「皆さんがこれを求めていたということなのかと感じます」と感想を語る。
 2020年から始まったコロナ禍当初は「チャント!」でも、ワクチンの“光”の部分を伝えてきた。流れが変わったのが21年夏。取材を通じて出会った監察医から元気だった高齢者がワクチン接種2日後に突然死亡した例を聞き、厚労省のデータを調べると、同年8月時点でワクチン接種後の死亡例が約1000人(因果関係は認められず)にのぼる“影”の部分を知る。
 番組内での解説に加え、同年9月3日にYouTubeチャンネル「大石解説!」で深掘りした「ワクチンと死亡例の因果関係」の動画を発信。これまで約60万回再生され、3000を超える好意的なコメントが寄せられる“逆炎上”状態に。この動画をきっかけに全国から情報が寄せられ、取材範囲も拡大。現在も番組と並行して毎週金曜日にYouTubeを更新し、再生回数はのべ4300万回を数える。
 「出どころのはっきりしているデータ」に「独自取材」を加えて報道。大石アナは反ワクチン派でもワクチン推進派でもないスタンスを貫き、後遺症に悩む患者や突然家族の命が奪われた遺族の取材を通じた「リアル」を伝えることを心掛けてきたという。突き動かされる思いについて「初めて取材した症状の方を紹介することが同じ症状で悩む方にとっての救いになるかもしれないなど、会えば会うほど…という感じです」と日々の積み重ねであると語る。
 今回の書籍などを通じて「有効性などのプラスの側面だけでなく、実はこういう影の部分もある。ワクチンを打つ、打たないの判断材料にしてほしい」と思いを語った。著者分の収益全額については遺族や患者団体に寄付されるという。

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