ありがとうございます!
<スティーブ>おお!面白そうなアイテムがわんさか!
バルバラを倒したスティーブ。
少し休憩と言うことで近くにあった聖歌隊室で休憩を取ることに。
原作同様アツコが囚われていたらすぐに向かっていたが特にタイムリミットもないためゆっくり休息を取っていたアリスク。
聖歌隊室に入ったスティーブの目の前にあったのはピアノと呼ばれる横2ブロック、ラージチェストのようなタイプのブロックと近くの机に置かれていた蓄音機を始めとする楽器に燭台や豪華なシャンデリアといった装飾系アイテムたちだ。
絶対に入手したいスティーブはシルクタッチのツルハシで採掘する。
「あの‥‥先生は何を?」
<へロブライン>アイテムの入手
<へロブライン>自分たちの世界には楽器はほとんどなかったし
「へぇー。」
マイクラの世界にあるのはジュークボックスと音符ブロック、角笛ぐらいしか楽器はない。
そのためこの世界の楽器と言うのはマインクラフターの世界にとっては大変貴重なのだ。
ボコボコ‥‥ポッ
パカッ
アイテム化したブロックや装飾品をまとめて持ってきていたシュルカーボックスに入れる。
普段冒険でアイテムをしまうのと同じように。
<へロブライン>ちな、あれが普段のスティーブね
「先生って普段あんな感じなんだ‥‥‥。」
スティーブに限らずマインクラフタ-の大半はこうやって冒険して新しく発見したアイテムを採掘したり収納したりする。
新しい発見というのは興味を啜るからだ。
そうして、アイテムをたくさん回収し終えたスティーブはアリスクを連れて建物の深層へと進んで行った。
「ここが‥‥‥バシリカの至聖所‥‥‥。」
至聖所は板ガラスのグラデーションがきれいだった。
忌々しい見た目の模様を除けばの話だが。
「お待ちしておりました、スティーブ先生。いいえ、私の『敵対者』よ。」
奥の方から先ほど通信機を切ってやった赤い化け物がやって来た。
<スティーブ>えっと、ごめん誰だっけ?
「そういえば一方的に通信を切ってこっちの話を無視してきましたね‥‥‥!」
まだ通信を切られたことを根に持っているようだ。
「私はベアトリーチェと申します。すでにご存じかもしれませんが、『ゲマトリア』の一員です。黒服やマエストロ、ゴルコンダから、あなた方マインクラフターについては色々とお話を聞いております。」
やはりゲマトリアだったか。
中立モブのようにふるまう黒服やマエストロとは違って完全に敵対モブのようにふるまっている。
しかし、ゴロンダと言うメンバーは初耳だ。
どんな奴なのだろうか。
「私は、ゲマトリアにおける現在唯一の成功者です。」
<スティーブ>あっそ、洗脳と調教で成功したとでも思ってるわけ?
「煽っているのも今の内です。本来であればロイヤルブラッドの神秘と肉体を用いて儀式を行う予定でしたが、血がありさえすればどうとでもなるので。私自身を高位の存在へと昇華して、あなた方を潰します。」
その表情は慢心なのかはたまた勝利を確信しているからか嘲笑っていた。
ここでの最悪なパターンは「アツコが奪われる」、「高位の存在というのがへロブライン以上」というパターンだ。
アリスクを少し下がらせて最悪な可能性をなるべく減らすというマインクラフターらしからぬ高い警戒をする。*1
「さぁ、先生。━━不可解なマインクラフター、私の敵対者よ。あなたは、もしかしたら私を誤解しているのかもしれませんね。」
<スティーブ>?
「私たちはこの世界を通じて各自が望むことを追求しています。あなただって、同じ。何になる事も出来るし、全て識ることができます。」
<スティーブ>否定はしない
「より高位の存在になること━━それを通じて全てを救うことが大人の義務なのです。ええ、この儀式はキヴォトス外の力を利用し、私がより高位の存在になるために用意されたのです。そうして高みに登り、この世界を救う━━それこし大人が到達すべき境地!その過程での小さな
大人と子供、これに関してはスティーブはイマイチわからなかった。
というのもマインクラフターは
そして、この赤い化け物は『大人の義務という言い訳で自分を正当化し、身勝手に自分のためにしか動いていない。』*2と判断した。
「これこそが『崇高』へと至る道!」
<へロブライン>急に大声でしゃべるな、うるさい
へロブラインが設定でベアトリーチェのボリュームを少し下げる。
「あなたなら、この価値を理解しているでしょう?全ての生徒を審判することも、救うこともできる絶対的な力を有するあなたなら‥‥‥!」
<スティーブ>生憎俺は審判者じゃない。
「‥‥‥はい?」
ベアトリーチェが静かに疑問符を浮かべる。
怒りなのだろう。
<スティーブ>君は俺を、俺たちを誤解している。
「なに‥‥‥?」
<スティーブ>さっきも言ったように俺は審判者じゃない。
<へロブライン>同じく、誰かを審判する権利なんて持ち合わせていない
<スティーブ>救済者、確かにそうかもね。世界を救って少しでも苦しみを消し去ろうとしたし。
思い出すのはダンジョンズでの邪悪な村人との戦いだ。
あれはどちらかと言えば救済者よりも
<へロブライン>私たちは絶対者などではない。マインクラフターの世界に絶対者はいない。
マインクラフターは自由だ。何にも縛られず独自のコミュニティを作ったりPVPをしたりする。
絶対者なんて者が居たらコミュニティが一つになってるし、都市伝説といった不確定な絶対的ではない概念というものは存在しない。
「だったら‥‥‥貴方は…あなた達は一体何だというのですか!!」
「あなたの能力は、存在価値は何だというのですか!」
少し怒声が混じった声でベアトリーチェが叫ぶ。
我々が何者か?
そうだな…この状況で言うならば、
<スティーブ>
<スティーブ>
やってることは確かにベアトリーチェと同じかもしれない。
しかし、その本質は違う。
大人の義務と言いながら私利私欲を満たそうとする外道と自分のためと言いながらも結局は誰かを助けているクラフター。
これが赤い化け物との違いだ。
「ならば、それを証明して見せなさい‥‥‥!!」
<スティーブ>知るかボケ
このチャットをし終えたスティーブの手には先ほど回収していた蓄音機。
スティーブはこれを適当な場所に設置した。
<へロブライン>大きさ的にこのレコードでを読み取れるな
へロブラインの手には1個のレコードが握られていた。
レコードの中心部は赤と白の2色が模様付けされていた。
蓄音機にそのレコードを使用する。
すると、
♪~~~
愉快な音楽が辺りに響いた。
「!?」
「これは‥‥‥歌?」
「というよりかはメロディの方じゃ‥‥‥。」
「先生、この曲名は?」
<スティーブ>溶岩チキン
チキンジョッキーを倒すことで入手できるレコード『溶岩チキン』。
これの面白い所がご丁寧に歌詞がある。
そのため途中の村人の『ハァン』という声が何言ってるのか何となく理解できる。
今まさに村人の声が聞こえる。
このレコードを流した理由をスティーブは説明する。
<スティーブ>お前の戯言なんて村人のハァン以下だ。*3
<スティーブ>素直に応じる気も無い
周りのアリスクを見る。
少し緊張がほどけていた。
生憎存在価値という哲学的な証明をする気は甚だない。
それにあんなつまらない赤い何かの会話を聞くことよりも溶岩チキンを聞いていた方が幾分マシだ。
まぁ、翻訳するとチキンに対する感想と事実を陳列しているCMソングのような感じの曲である。
これを聞いたある者が「俺も店やってるけど、クソCMオングだけは作らないことに決めている」と遠回しにディスっていたっけ。*4
しかしながら妙に中毒性のるリズムと村人の『ハァン』でコミカルなBGMでシリアスパートをぶった切っている。
「なりません!!!」
「なりません!私の領地でこのバカげた曲を響かせるなど!」
すると奴さん激怒しやがった。
せっかくの自分のパートを台無しにされたら激怒するか。
ああ、そう言えばこの蓄音機なぜか耐久値があって、耐久がほとんどなくなっていたけど、金床にダイヤを入れて修理できた。
「なりません!!生徒は憎悪を軽蔑を‥‥‥呪いを謳わなければなりません!」
<スティーブ>は?
「お互いを騙し気づ付け合う地獄の中で、私たちに搾取される存在であるべきなのです!」
<へロブライン>クソみたいな思考。都市伝説でもこんな奴いない。
実にしょうもない言葉をベアトリーチェは吐いた。
ここまでくると呆れた。
へロブラインですらアレを汚物を見るような視線で見ている。
私利私欲のために動いている外道だと思っていたが器の小さい小物だったとは。
そう思うとこいつのせいで滅茶苦茶になったアリウスを始め最初のトリニティやゲヘナも不憫に思えてきた。*5
怒りは無いかな。
呆れと軽蔑ぐらいかな、この赤い何かに対して思うことは。
<スティーブ>実にくだらない遺言だった。
<へロブライン>高位の存在がどんなものなのかは知らないが、弱いという事だけは分かった。
スティーブたちはそう吐き捨てる。
「よ、よくも私にそのような━━」
「言葉をぉおおおーー!!」
するとベアトリーチェの姿が変化し始めた。
「さぁ、その目にしかと映しなさい!これが私‥‥‥高位の存在となった姿です!これこそが本来の姿━━偉大なる大人の姿なのです…!!」
<スティーブ>アイブロッサムみてーな顔してる。面白*6
「あれが‥‥‥本物のマダム‥‥‥。」
「ただの怪物にしか見えませんが‥‥‥。」
<へロブライン>痩せっぽちで弱そう。
modのモブにも似たようなのはいるがそれと比べても何と言うか‥‥弱そう。
スティーブたちはそう考えた.
「軽口を叩けるのは今の内です!ここで貴様たちを倒して全てを終わらせましょう!そしてその代償を!!」
そっちこそ軽口を叩けるのは今の内だと言いたげなスティーブ。
「先生‥‥‥。」
<スティーブ>下がってろ。アレは倒す。
アリスクを後退させ、へロブラインと共に前に立つ。
こちとら依頼された身だ「ベアトリーチェを倒せ」と。
なら黙ってみていろと言わんばかりの様子で後ろの方に腕を振るスティーブ。
<スティーブ>容赦なしだ。
スティーブはどうベアトリーチェを『調理』するか考えていた。
火葬、溺死、窒息、爆破、様々な案が浮かんでくる中、
<へロブライン>スティーブ、せっかくだし共同作業といこうか。
ふとへロブラインがチャットした。
<へロブライン>/gamemode smashbro
このコマンドでスティーブは察した。
確かにこれなら爽快感が得られる。
<スティーブ>さぁ、ベアトリーチェ、『大乱闘』というこじゃないか。
へロブラインがコマンドを発動させた。
カッコイイことを言っているスティーブたちですが、別に彼らは面白半分で台詞を言ってたりします。つまるところベアおばの話に元から興味も無ければ「何言ってるのあいつ」ぐらいしか思っていません。
用語解説:
溶岩チキン…元はマインクラフトの映画で登場した曲。日本語吹き替えでは山寺宏一さんが歌っている。映画公開から数カ月が経ってマインクラフトにレコードとして正式採用された。村人のハァン声がある中毒性の高い曲である。
アイブロッサム…1.17の洞窟と崖アップデートの際に繁茂した洞窟と共に追加された植物系ブロック。特にプレイヤーから使われることも無く現実世界にあったら花粉症がある子(例えばミサキ)にとってはきつそうなほど花粉を落としているパーティクルを出すぐらいしかない有用性皆無のブロック。
最後の演出…次回説明します。
エデン4章で蓄音機から流す曲の投票
-
C418-cat
-
C418-wait
-
C418-ward
-
Lena Raine-Pigstep
-
Lena Raine-otherside
-
Lena Raine-Cretor
-
Hyper Potions-溶岩チキン
-
Kyrie(原作通り)