Post

Conversation

【『働いて働いて…』午前3時から“勉強会”】高市総理の働き方に波紋 | 政治部 千々岩森生官邸キャップ 「総理の日程は一部、事前にアナウンスされる。我々も昨夜の時点で高市総理の出勤時間が午前3時と聞き、驚いた」 「驚いたと同時に異例の事態なので撮影しなければ、と記者とカメラマンが未明から取材にあたった」 「総理周辺からは『あまりこれを続けてほしくはない』という率直な声や、官邸関係者も『秘書官も大変。寝られない。どこかで倒れる人が出るかもしれない』といった懸念も聞こえてくる」 ▼深夜3時からの“勉強会”では一体何を? 国会答弁では、審議が円滑に進むように質問者側が答弁者側に“質問の事前通告”をするのが慣例 “質問の事前通告”はいつ、どれくらいあるのか(今年の通常国会のケース) ・委員会開催の2日前→1181件で全体の約50% ・開催前日の午後6時まで→1081件で約46% ・開催前日の午後6時以降→96件で約4% そのうえで、事務方が答弁作成を始めるのが前日の午後6時32分。答弁作成の完了が当日午前1時48分が平均 高市総理は今回、そこから事務方が作成した答弁を作り直す作業を行う 政治部 千々岩森生官邸キャップ 「事前の質問通達といっても、内容はあくまでざっくりとしたもの」 「たとえば『総理の外交姿勢について』や、『クマ対策の態勢について』など、項目立てのようなもの。具体的な質問は本番まで分からない」 「したがって、ひとつの項目から類推して具体的な答弁を作っていく、それが7時間分あるので途方もない量になるというのが実態」 「前の石破総理や岸田総理も、予算委員会になると連日、朝5時から準備を始めていた。ただ、さすがに午前3時というのは、高市総理の“しっかり準備したい”という思いもあるだろうし、性格なども相まって異例のスタート時間となった」 ▼このままの働き方で大丈夫なのか― 「時の総理の国会答弁というと、国会への説明責任という意味があると同時に、国民への説明でもある。極めて重要な機会」 「一方で、総理大臣が担う仕事は重要な政策の立案や外交、安全保障、災害対策など多岐に及ぶ」 「そもそも日本の総理は、議院内閣制をしく他の国の首相に比べて、国会出席する日数が多い」 「私は政治記者を始めてずっと、日本の総理大臣はあまりに忙しすぎる、疲弊しすぎると違和感を覚えてきたのも事実」 「誰が総理大臣であっても、どの党が政権を担っていても同じこと。かつての民主党時代もそうだった」 「さすがに午前3時がどうなんだという点はあるが、一方で日本という国家が、リーダーの国会対応、国家運営のバランスをどう取るべきか、これまで国会改革の議論は浮かんでは消えていったが、改めて考えてもいいタイミングなのかもしれない」
5:30