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NOMORE無断生成AI

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のーもあむだんせいせいえーあい

実演者や権利者の意向を無視した無断学習・無断生成AIの規制を求める声優有志らによる運動。

曖昧さ回避

  1. 日本俳優連合と日本音声製作者連盟が母体となって行われている声優らの権利を守るためのAI規制運動。本ページにて解説している。
  2. 主にX(Twitter)上にて、イラスト系の生成AIに反対する人が用いるハッシュタグ(→AI規制派反AIAI学習禁止

概要

生成AIの規制を求める声優らによる運動である。その名の通り「無断生成」に焦点を当てていて、主に生成段階の対策を求めているが、無断学習も問題視している。

生成AI技術の発展により、俳優の演技をAIで再現することができるようになり、亡くなった往年の名優がスクリーンに次々と復活している。また、特定の声優の声の追加学習 (LoRAの作成)を済ませたツールがAIカバーといった形で流通し、本人そっくりな声の演技を誰でも簡単に再現できるようになった。さらに、特定のアニメキャラクターを模したボイスチェンジャーも公開されている。

このような権利者・実演者の意向を無視した無断学習モデル・無断生成コンテンツがあふれる中、世界中の俳優(声優を含む)がAIの規制を求めて声を上げるようになった。日本においては日本俳優連合と日本音声製作者連盟が主体となって実演者、著作権者の権利を守るルール作りを国に働きかけている。HPにて「闇雲にAI技術を含めた新たな技術の規制を行うことを目指しているわけではありません。しかし、新しい技術の無秩序な乱用は、結果的に人間社会でのAIとの共存を不可能なものにしていくと考えています。」と述べられている通り、完全な排斥を目指しているわけではない。

例えば梶裕貴氏が関わるAIキャラクター「梵そよぎ」、AIアシスタントや医療機器のナビゲーション音声用に野沢雅子氏や銀河万丈氏のAI音声の提供への協力などが挙げられる。

具体的な活動事例

2023年6月に「生成系AI技術の活用に関する提言」、11月に「生成AIに対する意見を内閣府へ提出いたしました」といった発信。

記事を要約すると、

・EUのAIACTの考え方に賛同(※参考として日本語の資料は外部リンク欄より)

・学習素材は著作者が許可を与えたもののみを使用可能にする提言

・すべての成果物にAIによるものと明示にする提言

・人間の代替としてのAI表現を禁止するルールを設ける提言(情報の伝達、福祉的な利用はこの限りでない)

・外見だけではない「声の肖像権」の新設を目指す

2024年10月15日、YouTubeで「NOMORE無断生成AI」を訴える動画の第0弾を公開、同21日に第1弾動画を公開した。「『この声をもっと聞きたい』と思ったファンがやってくれたことだとしても、無断で使われるのは、気持ちの良いものではありません。」とし、「実演家、著作権者の許諾なく、無断で追加学習、生成、公開されたAI生成物」の規制を訴えている。

後に第2弾、第3弾、第4弾の動画も公開し、総勢26人の声優が出演している(後述)。

なお浪川大輔氏が出演した動画に関しては、X(Twitter)にて炎上してしまった。(経緯に関しては反AIの項を参照)

第25期文化審議会著作権分科会 政策小委員会 法制度に関するワーキングチーム(第1回)の資料4によれば、2025年5月時点でAIと著作権に関する関係者ネットワークに日本俳優連合も加わっていることが確認できる。

関連した事例

団体の活動そのものではないが、山田太郎参議院議員が2025年春先に「俳優や声優等の肖像や声等の利用が不正競争防止法で扱える場合がある」という経産省としての行政解釈を引き出す。ネットニュースでも同様の内容が記事になり(現在は削除済)、X(Twitter)ではライブドアニュースアカウントの投稿も1.2万リポスト、360万インプレッションと大きな反響を呼んだ。

2025年10月にはNTT西日本が法人向けにAI音声サービス「VOICENCE」を提供開始。ブロックチェーン技術とデジタル証明書を活用し、無断生成でないことを証明、さらに改竄耐性を上げるなどの特徴を謳っている。下記の記事によると、責任者は「良いものがあれば、ユーザーはそれを選び、使うようになる。海賊版よりクオリティーが良く、みんなが喜ぶものを作っていけば、(海賊版は)自然に淘汰されていく」と述べている。

動画

余談

pixiv内にてこのタグを用いたコンテンツの閲覧数が2024年11月頃から急上昇しているが、これは「X(Twitter)上にて11月15日から規約変更で投稿物がAI学習対象になる」という騒動の余波である。話題に関心を持つ人が増えたことで投稿数・閲覧数が伸びた形になる。

関連記事:X(旧Twitter)の利用規約の変更で「AIに画像を学習される」は誤り。2023年9月から学習対象

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