「心の糧」は、以前ラジオで放送した内容を、朗読を聞きながら文章でお読み頂けるコーナーです。
「今日の心の糧」のお話しをメールで配信しております。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
坪井木の実さんの朗読で今日のお話が(約5分間)お聞きになれます。
月に一度、聖書のみ言葉を共に味わう「祈りの集い」を、もう25年以上も続けています。方法はとてもシンプルです。集いの前後の主日ミサの福音を共に読み、味わい、個人的に静かに祈り、祈りのふり返りのまとめとして、それぞれに印象に残ったこと、心に響いたことなどを分かち合います。その後、お茶を飲みながら交流を深める楽しいひと時をもって終了します。
「継続は力なり」と云いますが、小さなグループながら25年以上も続いていることが不思議です。これまでにいろいろな出会いがあり、この集いを通して巡り合った人々もたくさんいました。ほぼ月に一度、週末の土曜日に不定期に行ってきたのですが、性別・年代を問わず様々な人々が参加されました。毎月参加される人、何年ぶりかで顔を見せてくれる人、夜行バスや電車で遠方から来てくださる人、自宅や所属教会ではなかなか祈る機会が持てないという人も。中にはキリスト信者でない親子の方々が、静かにじっくり祈りたいからと通ってくださいました。
私自身、今も続くこの集いの祈りと分かち合いから、力をいただいています。時には疲れていたり、億劫になったりする時もありますが、集いが終わり、参加者の方々をお見送りする時には、心が軽くなり鼓舞されている自分に気づきます。
聖書の み言葉は生きています。心に響くみ言葉に留まり、祈りのうちに味わうことを通して、小さな気づきをいただきます。
その気づきを通して、共にいてくださる神の現存を実感し、自分自身へのメッセージを受けとる時。また、お互いに「分かち合う」という祈りを通して、一人ひとりの中に神様の働きを認め合う時、大きなよろこびに満たされ、「希望のうちに生きるよう」促されるのです。