渋谷ツタヤぬいぐるみレジ袋徘徊パン屋詐欺師集団のオタクのガキ共との壮大なる喧嘩総集編
……これ、タイトルからすると「初見の人」は完全に意味不明だろう。読み進めていくとだんだんタイトルの意味がわかっていくという、結果としてミステリーかのような記事になっているのだ。
当時を知る人はニヤニヤしながら思い出し、そして知らない人は「なんだその変な騒ぎ……」と思うこと間違いなしの話なのである。
2022年7月6日、水曜日。そう、水曜日というのがこのエピソードの鍵になってくる。水曜日といえば「あるあるCD発売日」だ。
その日、テニミュ4thに招待されていた私。会場は日本青年館だったので、友達と渋谷で集合し、そこから銀座線に乗ることに決めた。
実はこの騒動、発端は私の「偶然」が引き起こしたものとなっている。セゾンカードユーザーである私、4日の引き落としにお金を入れるのを忘れていたので、もはや今は無きセゾンATMに行ってちゃんとお金を払ったのだ。
これは当時の地理がわかる人にしかわからないと思うが、セゾンATMから駅の方に戻ろうとすると渋谷のツタヤがある。友達が来るまでには少し時間がありそうだった。
私は音楽好きなので普通に「新譜観察」のために隙間時間にCDショップをウロウロすることがある。その日も何の気なしにそんなつもりでツタヤに入った、ただそれだけだったのだ。
しかし。1階フロアに足を踏み入れた私はこう思った。
「……何だあの変な集団?」
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