DIVOのバイオ本 Our Music, Our Journey, Our Words が出てから、うだいぶたちましたが、日本語版、出る気配がないですね?
今日はカルロスとジェラちゃんが来日するということですが、
DIVOとしては、特に新しい情報もないし、Davidはページ更新してれないし。
それでも、David研究家?の私としては、
まだやり残した課題があるので、(笑)ぼちぼちネタにしようかな・・・と。
今日は、バイオ本を読んでいて素敵だな~と思った部分についてのお話です。
Davidは子供の頃、宇宙飛行士になりたかったということですが、身長が大きくなりすぎたために断念して、音楽の道へ路線変更したということですよね。
それを聞いたときは、笑ってしまいましたが、身長が伸びてくれたお陰で、
今、こうして彼の歌を聴くことができたのかと思うと、よかったー!と思ってしまいます。
でも、宇宙飛行士にしろ、音楽家にしろ、なりたい!と思ってそうそう簡単に進める道ではありません。
でも、Davidは子供の頃から、「簡単に手に入る道よりも、わずかな人しかなし得ないことがしたい・・・」
そんな考えがいつもあったようです。
彼はロバート・フロストの詩 'the road less travelled by'. をあげています。
I think part of the reason I was so intertested in becoming an astronaut is
because they do things that only a handful of people have ever done.
That has always been my thing: taking, as Robert Frost wrote ,
'the road less travelled by'.
この詩は、みなさんご存知でしょうか?
私は知らなかったので、どんな詩だろう? と気になりました。
ロバート・フロストって、日本では「モミの手紙」「白い森の中で」という絵本はあるようですが、詩集は現在あまり出回っていないみたいです。
大きい図書館にでも行かないと置いていないみたいです。
でも、Davidがあげた詩は結構有名なようで、ネットで調べられたので、紹介しますね。訳はプロのものです。
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The Road Not Taken
Two roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;
Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,
And both that morning equally lay
In leaves no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I doubted if I should ever come back.
I shall be telling this with a sigh
Somewhere ages and ages hence:
Two roads diverged in a wood, and I--
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.
-- Robert Frost
「歩む者のない道(選ばれざる道)」
黄色い森の中で道が二つに分かれていた
残念だが両方の道を進むわけにはいかない
一人で旅する私は、長い間そこにたたずみ
一方の道の先を見透かそうとした
その先は折れ、草むらの中に消えている
それから、もう一方の道を歩み始めた
一見同じようだがこちらの方がよさそうだ
なぜならこちらは草ぼうぼうで
誰かが通るのを待っていたから
本当は二つとも同じようなものだったけれど
あの朝、二つの道は同じように見えた
枯葉の上には足跡一つ見えなかった
あっちの道はまたの機会にしよう!
でも、道が先へ先へとつながることを知る私は
再び同じ道に戻ってくることはないだろうと思っていた
いま深いためいきとともに私はこれを告げる
ずっとずっと昔 森の中で道が二つに分かれていた。そして私は・・・
そして私は人があまり通っていない道を選んだ
そのためにどんなに大きな違いができたことか
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うーむ・・・
David、かっこいいぞ!!
また、お父さんがいつも口にしていた教訓も そのようなものだったようです。
I also took one of my dad's colourfully inspirational sayings to heart :
' Better to shoot for the stars and miss than shoot for a pile of s*** and be right on target!'
a pile of s*** というのは、ちょっと汚い言葉ですが、お父さんなりのユーモアが入っているのだと思います。
やはり、ロバートの詩と同じような意味を表していますよね。
「当たりやすい的をねらうよりも、星をねらってはずれる方が立派だ。目標に向かって行け!」 というような意味だと思います。
これって、自分が親の立場として考えると、なかなか言えることじゃないですよね?
安全で確実な位置を選んでくれたほうが、安心ですもの。
きっと、Davidのお父様自身も、新しい道を切り開いていくタイプの方だったのだと思います。
いつでも、自分の夢に向かって情熱を持ち、思い切り突き進めたDavidは、
子供の夢をいつでも信じて、応援し続けた素晴らしいご両親があってのことなんだなぁ~と、しみじみ思いました。
これは、きっと、Davidに限らず、DIVOのメンバー全員に言えることなんだろうなぁ~とも思います。
結論。
あー。Davidって、やっぱり素敵なのだ!!
放置しちゃってるわ
以前、NASAの宇宙飛行士の条件のようなものを見たんだけど、
身長は2m弱が上限だったような・・・。
狭いシャトルやステーション内ではあまり大きいと邪魔なのねぇ~と思った覚えがあります(笑)
我らがDavidス・テ・キ
「簡単に手に入る道よりも、わずかな人しかなし得ないことがしたい・・・」なんて誰もが言えるものではありませんよね。
そんな彼を育て導いたご両親、そして今、親が誇れる息子に成長したDavid。
宇宙飛行士だって身長さえクリアできたら実現できたかもって思うだけで、ある意味すごい
David大好きよ~。
バイオ本、全部英語で読むのはやはりしんどいわ~。
DAVIDのところだけは、頑張ったものの・・・。
身長が足りなくてなれない職業はよくありそうだけど、大きすぎてダメっていうのもあるんだ~と、
ビックリしました。
確かに、狭いシャトル内じゃ巨体は邪魔だよね~。
>かりらさん
そうそう、あのお日様笑顔の裏には深~いDavidがいるのよね。
すごく、モノゴトを深く掘り下げて考える人なのかな?って思いました。
音楽に対する真面目な取り組み方とかね。
知れば知るほど好きになるわね~。
ディヴィッド、ほんとうにいい人に出会ったなと。
彼らから私、ほんとにいいパワーもらってます。
他の誰からもなかったような。
あらためて感謝。
そして、こうやってご一緒に語れる仲間がいることにも。
これからもどうぞよろしく!
詩をご紹介くださってありがとうございました。
いつか探そうと思っていて、怠慢から探してなかった詩だわ!私としたことが。。。
Davidのことなら、火の中、水の中、やっているのに。
脱帽!!
これからも、お宝探してきて。
ありがとう。
お笑いくだされ。
たどりそこねた道
黄色い森に分かれ道
悲しいかな、両方はたどれない
旅人の私はずっとたたずみ
道の一つに目を凝らす
下草の中で曲がる先まで
目には変わらぬもう一本の道
たどって行った、私を呼んでいる気がして
生い茂る草が、踏まれたがっている気がして
二本の道は、踏まれ具合も変わらないというのに
あの朝同じようにたたずむ道
落ち葉に踏み跡はなし
最初の道を後回しにしたこの私
私の前に道は次々と開けるから
二度と戻ることはないとわかっていたのに
いつか年をとって
ため息ととともに私は語るだろう
森の中の二つの道
人の行かない道をたどった私
そして、全てが違ってしまったと
プロの翻訳を前になんと言う恐れ多いことを!
まっ、いつものようにご乱心ということで。
本当に、素晴らしい人達を見出してくれたと、サイモン・コゥエルにつくづく感謝しちゃいますね。
出会えてよかった!と思える人にたくさんめぐり合えることは幸せなことです。
これからも、デビ語りにどうぞお付き合いくださいませ~。
>めひこさん
「Davidのことなら、火の中、水の中・・・」
そうですね・・・共にDavidのために歩みましょう!
めひこさんなりの翻訳、どうもありがとうございます。素敵ですね。
詩って難しいですよね。
最初、英文読んでもよく意味がつかめませんでした。
プロの訳もいまいち、しっくりこない部分もあったし・・・
これからも、Davidを知る旅路、一緒によろしくお願いしますね。
誰もが遭遇する選択のときの大切さ、そしてそれ以上にいかに日々生きるかという心構えの大切さ。詩人は「私」の現実的体験から普遍的問題にテーマを拡大させていきます。フロストはI am not a teacher, but an awakenerと言いました。お説教することなく、私たちひとりひとりが目覚めることを信じているすごい人です。まず、なんの目的で森に分け入ったのか考えてみましょう。また、なぜいま語らず「ずっとずっと先になって、どこかで語る」と言うのか。(なぜ今言わないのか→→今は語るときではなく、決めた道を一心不乱に歩くときだから。)タイトルの意味にも深いものがあります。なぜ選び、歩いた道ではなく、"not taken"なのか。普通の偉い人は「この道一筋~年」について語りますね。優れた人の経験談を拝聴することはとても意義深いものです。しかし、フロストはそんなお話をする気は持ちません。なぜなら、道ははてしなく続いており、区切りのときに一息ついても、すぐ「取らなかった(選ばなかった〕道」へと向かうことを選ぶからです。死ぬまでチャレンジし続けることが人生。そう問いかけているような気がします。
訳は、ネット上で探したもので、本からの抜粋だったと思います。
フロストのこの詩は、深い意味がありますね。
人生は、本当に選択の連続だと思います。
そのとき、そのときの選択した道によって、大きく何かが変わっていく・・・
難しいですね。考えさせられます。