Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 【渋谷すばる インタビュー】最新アルバム『Su』リリース ”ライブを意識した12曲”で魅せる新境地「すべて踏まえたうえで新たな自分に進化させていきたい」

【渋谷すばる インタビュー】最新アルバム『Su』リリース ”ライブを意識した12曲”で魅せる新境地「すべて踏まえたうえで新たな自分に進化させていきたい」

音楽

インタビュー

ぴあ

渋谷すばる

続きを読む

2/3

「すべて踏まえたうえで新たな自分に進化させていきたい」

── アルバムのタイトル『Su』についてお聞きします。見れば見るほど、というか、口にすればするほど愛着が湧くというか、意味が剥離していくというか、不思議な言葉ですね。どうしてこのタイトルにしようと思ったんですか?

これはもう何の意味もなくてですね、最初は『with U』というタイトルだったんですけど、タイトルだけが先にある状態で曲を制作していったんです。『Lov U』の次のアルバムだし、今までやってこなかったことにチャレンジしようと思って作ったのが「with U」という曲で、それができたのがすごく大きかったんですね。そこから、じゃあ次はこんな曲をやろうって発想がどんどん出てきてアルバムの形が見えていった感じで。

──「with U」から始まったんですね。

そうですね。この曲ができたことで、制作することの楽しさとか、自分でデモを作ったときの喜びとか、そこでエンジンがかかって何曲かつくり出したなかで「Su」という曲ができたんです。で、そのタイミングでアートワークを撮影することになって、去年からやっていただいている丸井元子さんにできたばかりの「Su」を聴いてもらったんですよ。そしたらすごく盛り上がってくれて、「アルバムのタイトル、こっちなんじゃないですか?」って言われたんですよね。

── そこで渋谷さんはどう思ったんですか?

僕より先にスタッフが「それにしましょう!」って(笑)。

── ははは。

「え!? 『with U』は?」って(笑)。単純に『Su』っていう響きが面白いっていうだけで作ったので、まさかそれがアルバムのタイトルになるとは思ってなかったんですけど、でも自分以外の人が聴いてそんなに反応してくれるっていうのもうれしかったし、その反応を大事にした方がいいなって思ったんですよね。

── では、まずは「with U」からお聞きしますね。今回のアルバム制作の起点になったというこの曲は、ファンクやR&B、さらにはボカロなどのテイストを盛り込んだ、今までの渋谷さんにはなかったタイプのダンスチューンですが、最初にどういうイメージがあったんですか?

おしゃれな感じにしたかったんです、なんか(笑)。ポップで踊れて、ライブで聴いても楽しそうで、そういうのをやりたかったんですよね。バカ騒ぎして踊るというのではなくて、音楽に身を委ねて揺らすというか、そういう感じが最初のイメージとしてはありました。

──ライブを結構意識されるんですね。

今回はとくに意識しました。

── それはなぜですか?

やっぱり『Lov U』の経験ですね。あのツアーを経て、じゃあ次はどうするんだっていうことを考えたときに、『Lov U』もその前もすべて踏まえたうえで新たな自分に進化させていきたいなっていうのはずっと思っていたことなので。

── そうするといろんなタイプの曲が欲しくなると。

そうなんです。あとフェスとかで初めて観てもらう人に、「こんな感じでやってるんだ!」って思ってもらえるような曲も欲しいなって思っていたので、そういう部分も含めて今回はライブを意識しました。

── そして「Su」ですが、これはもうなんと言うか、渋谷さんの血液でできているような曲ですね。

これも構想としてはずっと頭のなかにあったんですよ。とにかく関西弁を畳み掛けるような曲をやりたいなって。それであとは、飽きさせないようにしたいというか、そんなに長い曲にはしたくないなとは思ってました。曲が始まったら終わるまで息できへんみたいな、「なんやったん今の!?」っていうくらいのやり逃げみたいな曲にしたかった。

── でもボーカルエフェクトの質感とか細かいところに工夫を凝らされていますよね。

そうですね。一つひとつの展開とかも時間をかけてじっくり作っていきました。

── 歌詞に関して言えば、関西弁はもちろん、英語の部分の語感とか聴いていて心地よさがありますが、そこは勢い重視で言葉を選択していったんですか?

歌詞は、テキトーです(笑)。最初の歌い出し、掴みの関西弁さえ決まればあとはもう何となく、楽しさが伝わればええかなっていう(笑)。

── 逆にめちゃくちゃ深読みしたくなってきますけどね(笑)。

もちろん何にも考えずに作ったわけじゃないんですけど、どこかに意味を持たせつつも、曲のなかでのいい意味でのテキトーさというか。

── なるほど。で、「with U」から創作は順調につながっていったんですか?

そうですね。頭のなかには常に控えがある状態でした。1曲1曲を消化していくというか、そういう作業でした。

── それって絶好調じゃないですか。曲づくりのモードに入るとだいたいいつもそんな感じなんですか?

ですね。作り始めて曲ができると、じゃあ次はこんな感じってどんどん連鎖していくというか、曲づくりをしながら徐々にアルバムの姿が見えてくるっていう感じですね。

── 曲が曲を呼ぶというか。ちなみに「with U」が呼んだ曲って何だったんですか?

えーっとね、何だったかな……あ、「Su」ですね。

── なるほど、そうだったんですね。

そう。今考えるとこの2曲を最初にチャレンジできたのは、今回の作品にとってデカかったですね。そのあとは「マリネ」という曲は元々弾き語りの形でできた曲でそれを好きな感じでアレンジして、最後にできた曲が「Final Note」でした。

フォトギャラリー(17件)

すべて見る

関連動画

すべて見る