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うーん... 大東間(大阪―東京間)で、 国が提唱している「標準貨物運賃」は約15万円。 でも、この“標準”はもう幻。 実際には3割~4割安。 平均して6〜9万円台が、いまの実勢価格です。 じゃあ、なぜここまで安くなったのか? これはドライバーのせいでも、元請のせいでもない。 業界構造そのものが崩壊している。 少し歴史をさかのぼると── 1990年(平成2年)、貨物自動車運送事業法の改正が行われました。 それまで厳格な“免許制”だったトラック運送業は、 許可制に変わり、参入が一気に自由化された。 同時に、運賃も国の認可制から“届出制”に。 つまり、誰でも一定の基準を満たせば 会社を作り、自由に運賃を設定できる時代になった。 規制緩和の名の下に、 トラック業界は“自由競争”という名の価格競争に突入した。 詳しくはコチラ→ note.com/butsuryuya/n/n そして、こうなった。 「帰り荷(戻り便)だから安くてもいいです」 「帰り道なので原価だけでいいです」 そんな理屈が横行し始めた。 東京→大阪を走る関東の業者が、帰りの大阪→東京を原価で請ける。 それを見た関西側も、 「じゃあうちも同じ条件で走らないと仕事が取れない」となる。 結果、往復どちらも“戻り価格”になってしまった。 こうして、運賃の底が抜けた。 標準運賃は「幻」になり、 実勢は半額以下。 そして、今ではリースの償却が終わった中古トラックでないと 利益が出ない水準が“相場”になっている。 つまり、車両を買い替えることも難しく、 若いドライバーを育てる余裕もなくなる。 そうして高齢化が進み、 大型免許保有者の平均年齢は49歳。 毎年1歳ずつ上昇している。 70代も普通に現役。 80代ドライバーだって珍しくない。 「運送業の人手不足」と言われているけれど、 実際は“採算が合わない構造”の問題なんです。 夢とロマンで走り続けている人も多い。 でも、冷静に見ればコスト計算は真っ赤。 燃料費、整備費、保険、駐車場、タイヤ代、税金。 どれも右肩上がり。 にもかかわらず、運賃だけが30年前のまま。 「好きだから」「誇りがあるから」だけで 続けられる世界ではなくなっている。 じゃあどうすればいいか。 結局は、 ・大手が集約して効率化を進める ・中小零細は地場メインにシフトする この二極化しか残っていない。 そして、国が“標準運賃”を掲げるなら、 それを机上の空論で終わらせず、 「現場で維持できる構造」を作るべき。 安全・時間・コストのバランスを守る仕組みがなければ、 物流インフラは間違いなく崩壊する。 これは“人手不足”じゃない。 “構造崩壊”です。 その歪みを、今まさに現場が自腹で支えているんです。
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とらとらとら♡
@TORA_doru
あかん。 私の感覚がバグってんのかわからんけど、 元請直案件で関東ー関西、バラ800ケース、11.2tの大型チャーター運賃で10万切るのは無理だろwwwwwwwwww まだ運賃水準そこが当たり前なのか・・・つら。