日大三島高で非常勤講師9人が授業ストを計画 「生活厳しい」
日本大学三島高校(静岡県三島市)の非常勤講師9人が25日に授業のストライキを計画している。同校の非常勤講師は平均年収が300万円未満で、20年以上ベースアップも行われていないといい、賃上げを求めるという。
同高の非常勤講師らで作る労働組合「日大三島ユニオン」が5日、静岡市内で記者会見を開いて明らかにした。25日に行われる英語や数学など計10コマの授業で、50分のうち各15分をストライキするという。
同ユニオンは、日大と同大の付属中・高に務める全非常勤教職員の手当を来年度から15%増額するよう求めている。先月末に学校側に通達したが、返答はないという。
同ユニオン代表で、同校で数学の非常勤講師を務める林直紀さんは「参加者は長年一生懸命働いている先生たち。生徒には申し訳ないと思っている」としつつ、非常勤講師の置かれる苦境からやむを得ず実施するとした。
現在、同高教員の約半数が非常勤という。賃金は授業単位だが、授業の準備や部活動などでほぼ1日拘束されてしまうため、物価高の中で厳しい生活を強いられているという。
林さんは「できればストライキはしたくないが、一生懸命やっていてもこういう生活しかできないことは生徒にも伝えたい」と話した。
同高での動きと連動し、専修大学や東海大学などの非常勤講師らも今月下旬に授業のストライキを実施予定という。
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