維新・藤田文武氏による「嫌がらせ」に失望の声 赤旗記者の名刺をSNSでさらし…立花孝志氏ばりの「犬笛」

2025年11月6日 06時00分 会員限定記事
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 自身の公設秘書の会社への税金還流疑惑報道を巡り、日本維新の会の藤田文武共同代表が、取材した共産党機関紙「しんぶん赤旗」記者の名刺をX(旧ツイッター)に投稿した問題。藤田氏は4日の記者会見で問題ないとの認識を示したが、政権与党の政治家によるどう喝とも受け取れる行為に、本当に問題はないのか。(加藤文)

◆「記者個人への攻撃や嫌がらせの危険性が」

 問題の投稿があったのは10月30日未明。赤旗日曜版からの質問文に対する回答とともに、名刺の画像をXに投稿した。画像には記者名、所属部署、直通電話番号とファクス番号がそのまま記載され、記者の携帯電話とメールアドレスのごく一部を消していた。

公設秘書が代表を務める会社への支出について話す日本維新の会の藤田共同代表=4日、国会で(佐藤哲紀撮影)

 藤田氏は4日の会見で「携帯電話番号は消し、メールアドレスのドメインも消している。それ以外は住所も含めて公開情報だ」と述べた。だが、赤旗日曜版編集部によると、取材部門の電話やファクス番号は一般には非公表という。
 「記者個人への攻撃や嫌がらせを誘発する危険性がある。報道の自由を侵害する行為にほかならない」

◆「反論が目的なら名刺の投稿は不必要」

 赤旗は4日、藤田共同代表に対し、名刺画像の削除と謝罪を求める申し入れ書を提出した。

赤旗の申し入れ書

 日曜版編集部によると、5日夕までに、無関係の民間業者の問い合わせフォームに、名刺が公開された記者のメールアドレスを使って「日本維新の会に対する偏向記事を書かないで」などとメッセージを送ったとみられる自動返信が約5500件、記者のメールアカウントに送信された。日曜版編集部の直通番号に「記者を出せ」といった電話も30件以上あり、正常な業務を妨害されている。
 上智大の奥山俊宏教授(ジャーナリズム)は「赤旗の報道に対する反論が目的なら、名刺画像の投稿は不必要で、記者に対する嫌がらせ目的と疑わざるを得ない」と指摘する。

◆犬笛による「攻撃」は取り返しの付かない事態を招く

 政治資金の収支の公開は、政治資金規正法1条で「政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため」として制度化されており、名...

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    みんなのコメント2件

  • ユーザー
    ジャック・リーチャー 8 時間前

    決して許される行為ではない、こんなことを許していてはいけない。
    日本新聞協会、日本放送協会、日本民間放送連盟など報道に関わるすべての人たちが抗議する行為です。

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  • ユーザー
    わきやま 9 時間前

    堂々と反論できないから記者の名刺を晒して取材を妨害しようとしたとしか考えられませんん、政治家として完全にアウトの行為です。

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