(声)私はオールドメディアを諦めない
大学生 蜷川はる(神奈川県 20)
友人に「ジャーナリストを目指している」と話したら、「めっちゃいいじゃん、オールドメディアをぶっ壊してよ」と言われた。「は?」と思った。
今やSNSが勢いを増し、若者の情報収集源は、ほとんどがインスタグラムやXになりつつある。先の友人も、その一人なのだろう。彼は、オールドメディアに失望しているのか。もちろん課題はある。政治への弱腰な報道は「権力監視」という大事な使命を忘れているように見える。一方で、記者会見で声を荒らげる場面も目にする。「偏向報道」「既得権益側」などの批判の声は大きい。
しかし、現代のうそと真実が入り交じる混沌(こんとん)とした社会に、新聞やテレビなどのオールドメディアは立ち向かえると、私は声を大にして言いたい。記者は実名を伴い、丹念な取材をもとにいくつものファクトチェックや手直しを経て、情報を世に送り出す。そうやって並々ならぬ覚悟の上に推敲(すいこう)を重ねられた情報は、十分信頼に足るはずである。そこに価値があるのだ。
私は、オールドメディアを諦めない。
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