傍に立つ君は完璧で究極のアイドル   作:カミキヒカラナイ

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2.入学

『かーわーいーいー! 陽東の制服めちゃかわじゃーん! ああっ、早くアクアとルビーに会いたーい!』

「分かったから落ち着いてくれませんかねこの三十二歳児は……昨日からずっと同じこと言ってるじゃん……」

『二十歳ですー! 二十で死んだから永遠の二十歳なんですー!』

 

 通学路を行く同じ制服の集団を見て歓声を上げる自称永遠の二十歳の幽霊。キャピキャピと騒がしいことこの上ない彼女を適当にあしらい、周囲の生徒達と同じ制服を着た僕もまた同じく通学路を歩く。

 幽霊──星野アイとの出会いから早くも十二年が経過した。元人気アイドルの幽霊は変わらず僕に取り憑いたままで、一向に成仏する気配を見せない。今も元気に僕の周囲をふよふよと飛び回り、道行く生徒の中に自分の子供達がいないかと探し回っている。

 

 やはり子供達への心残りが彼女をこの世に留めているのだろうか? しかし実のところ、星野兄妹とは既に会ったことがある。

 勿論直接会ったわけではない。アイの案内の下、かつて彼女が所属していた芸能事務所──苺プロダクションに向かいその周辺で張り込みを行った折、遠巻きにだが目にしたことがあったのだ。

 兄妹が芸能人を目指しているのなら間違いなく苺プロに所属しているであろうというのがアイの主張だったが、それが的中した形になる。その時点では僕と彼らに何の接点もなかったため話しかけることはしなかったが、少なくとも兄妹が健やかに暮らしていることは確認できた。

 

 にもかかわらず、アイは何も変わることなく僕の周囲五メートルを飛び回っている。むしろ僕の気の所為でなければ年々存在感を増してきており、最近ではその気になれば小規模なポルターガイストを起こせることが発覚した。誰かこの自由過ぎる幽霊をどうにかしてほしい。

 

 だがこの制服を見て分かる通り、晴れて今日から僕も陽東高校の学生だ。星野兄妹が陽東を受験することは聞き込み調査で事前に調べがついていたし、後は同じ学年の生徒としてお近付きになるだけである。

 遠巻きにその姿を見るだけでは何も変わらなかった。では友人としての距離ならば? 五メートル圏内まで接近し、直に我が子に接することができれば……あるいは、アイにも何らかの変化が起きるかもしれない。後はその変化が良い方向に作用してくれることを祈るばかりだ。

 

『でも何で芸能科を受験しなかったの? 芸能科に入れば同じクラスになれたのに』

「僕が無所属なのは知ってるだろうに。芸能科に入るにはプロダクションへの所属が必須なんだから、条件を満たしていない僕は一般科以外に選択肢はないよ」

『スカウトなら何度も受けてたじゃーん。どこかに所属しておけば良かったのに』

「まだ完全に芸能の道に進む踏ん切りがついてないんだよ。何度も説明したでしょ……」

 

 結局、十二年が経過した今でも僕は芸能人になることを決断できずにいた。

 芸能人とは水商売だ。その時々の流行り廃りで人気や売上げが左右される不安定な稼業である。一瞬だけ流行り、あっという間に消えていく芸能人など枚挙に暇がないし、それ以前の段階で埋もれていく人間はそれこそ掃いて捨てるほどいる。

 そこから脱却し、売れっ子として継続して安定した収入を維持していくには相応の実力が要る。しかしそもそも芸能界とはあらゆる才人が集う才能の坩堝。そんな超実力社会で生き抜くには並大抵の覚悟では足りない。アイのように成功する例は本当に一握りの限られた“本物”だけなのだ。

 

「こうやってうだうだ悩んでいる時点で僕にその資格はないんだよ。生半可な覚悟でやっていけるほど甘い世界じゃないだろう、あそこは。そんな奴が芸能科に入ったところで周りの迷惑になるだけさ」

『考えすぎだと思うけどなぁ。私だって自分が人気アイドルだって自覚はあったけど、別に「何がなんでも伸し上がってやる」なんて考えて芸能界に入ったわけじゃなかったし。結局のところ物を言うのは才能でしょ才能』

 

 だがアイは違う意見のようで、んー、と(おとがい)に指を当て首を傾げている。元も子もないが、才能の権化みたいな人間が言うと重みが違う。

 

『自分で言ってたでしょ、実力社会だって。覚悟の有無とか人品がどうこうとか、そんなの才能の前ではあってないようなものだよ。だって私みたいな女がトップアイドルやれるような世界なんだから』

「私みたいなって、そんなこと……」

『十六歳で妊娠・出産した女がまともなわけないじゃーん! そんな人間が息してる芸能界でお利口さんなこと言ってても損するだけだよ?』

「あなたそれが原因で死んだクチでしょうが」

『そうだった! 幽霊ジョーク幽霊ジョーク★』

「微塵も笑えないんでやめてもらっていいですかね……」

 

 ケラケラと笑うアイ。本人は気にしていないのかもしれないが、こういうブラックジョークは反応に困る。

 しかもアイが自分の死因をネタにするのはこれが初めてではなかった。凄惨な殺人事件を持ちネタのようにするのは切実にやめてほしい。

 

『一に才能、二に才能。身も蓋もないけどそれが芸能界の本質だよね。一流の才能の持ち主が一流の努力をすることでようやく本物になれる世界なんだから。その点、シオンは良いもの持ってるよー? 絶対芸能人に向いてる。今からでも芸能科に転属したら?』

「できるわけないでしょそんなこと。もう一般科の生徒として入学しちゃったんだから」

『あーあ、芸能科だったらアクアとルビーとクラスメイトになれたのに。シオンにはあの子達と友達になってほしいんだけどなぁ。絶対仲良くなれるって』

「別に同じクラスでなくとも友達にはなれるさ。同学年の生徒なんだから」

 

 星野兄妹の人柄はまだ分からないが、仮にも芸能人の卵だと言うのなら向こうのコミュ力には期待していいだろう。少なくともこちらが友好的に接している限り邪険にはされないはずだ。

 後は普通に馬が合わないという可能性もあるが……そこはアイの言葉を信じよう。曰くアクアはクールだが優しい男の子で、ルビーはキュートで天真爛漫な女の子らしい。十二年の歳月が彼らを変えていないことを祈るばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『アクア〜〜〜♡ ママでちゅよ〜〜〜♡♡ こっち向いて〜〜〜♡♡♡』

「うるっさ」

 

 入学式を終え割り振られた教室に入った僕は、新しいクラスメイト達と共にホームルームを受けていた。

 しかし、カリキュラムについて語る担任教師の声は耳元で騒ぐアイに邪魔され全く僕の耳には届いていなかった。教室の中で僕が声を上げられないのを良いことに、さっきからアイは好き勝手に暴れ回っている。

 

 それもこれも星野兄妹の片割れ、兄の星野愛久愛海(アクアマリン)──もとい星野アクアが同じクラスにいたからである。

 てっきり芸能科を受験していると思い込んでいたため、これには僕もアイも驚いた。だがあの特徴的な金髪と海色の瞳、そしてアイに良く似た日本人離れした美貌を見紛うわけはない。

 

 そして案の定、アイが弾けた。

 

 会いたくとも会えずにいた十年以上の歳月。その中で醸成された我が子への愛が爆発する。一番星の輝きを秘めていた紫紺の瞳はトロトロに蕩け、瞳孔の中では無数のハートマークが乱舞していた。

 かつて遍く少女達の頂点に君臨したトップアイドルの姿はもはやなく、そこにいたのはただの子煩悩な母親でしかなかった。カリスマ? そこになければないですね。

 

『見て見てシオン! 小さい頃も天使みたいだと思ってたけど、大きくなってもアクアめっちゃ可愛い! ちょっとアンニュイな感じで授業受けてるあの表情がたまんない〜〜推せる〜〜♡♡』

「マジでちょっと黙っててくれないかなこの母性拗らせアイドルがよ……」

 

 周囲に聞こえない程度の声量で毒づくが、そんなものが今のアイの耳に届くはずもなく。彼女は興奮冷めやらぬ様子で黄色い声を上げ僕の周囲をビュンビュンと飛び回っている。

 

 こんなザマで死の間際まで愛を感じたことがなかったとは笑わせる。いや、だからこそその反動でここまで弾けたのか。いずれにせよ直視に耐えない。

 今ほどアイの姿が他人の目に映らないことを感謝したことはなかった。流石の僕もこんなのの関係者だとは思われたくない。こんな変わり果てた姿を見ては百年の恋も冷めようというものだ。子供がいることをファンに秘密にしていたことは英断であったと言わざるを得ないだろう。

 

 だが、お陰で早々に目的が果たせそうで良かった。やはりクラスメイトという立場の方が関係を持ちやすいだろう。ホームルームが終わり次第、アクア君にこの名状し難い母なるものを押し付けに……もとい会わせに行くとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……やっぱり一般科は中学からのエスカレーター組が多いな)

 

 ホームルームが終わった教室は早くも生徒達の話し声で賑わっている。その様子をぼんやりと眺めつつ、星野アクアは小さくため息を吐いた。

 見る限り、大半の生徒は中学からの関係を引き継いでいるらしかった。既に顔見知り同士でグループが出来上がっており、そこに入り込むには少々手間と時間がかかるだろう。

 

 だが、それはちゃんとした友人関係を構築しようとした場合に限る。根が陰の者であるアクアはそこまで真剣に学校で人間関係を作ろうなどと考えてはいなかった。

 転生者であるアクアにとって、高校生の友人などいるだけ気疲れするだけだ。最低限クラスで孤立しない程度の関係があればそれでいい。その程度の関係でいいなら、ちょっと社交的な外向きの仮面(やく)を被ればすぐに済む。

 

(一流には程遠いがこれでも役者の端くれ。面倒臭いが、社交的で親しみやすいキャラを演じるとしよう)

 

 そんな思考を巡らせつつ、手近な位置にいるグループに狙いを定める。

 しかし満を持して席を立とうとしたその時、アクアは真っ直ぐこちらに向かって歩いてくる人影を視界の端に捉えた。

 窓際の最後列に座るアクアとは丁度反対、廊下側の最後列の席の生徒が迷いのない足取りで向かってきていた。一瞬何故という疑問が浮かぶも、向こうからやって来てくれるなら都合が良いと思い直す。こちらから話しかける手間が省けて助かる、と。

 

 果たしてどんな物好きが話しかけに来たのか。アクアは歩み寄る人影を視界の中心に捉え──絶句した。

 

「な──」

 

 星の瞳と、視線が合った。

 

 紫水晶(アメシスト)を思わせる透き通るような紫紺の瞳が真っ直ぐアクアを見つめている。その両の瞳に浮かぶのは星のきらめき。吸い込まれるような引力を放つ双眸はまるで宵の空に瞬く明星のように光り輝き、アクアの視線を釘付けにした。

 

 その瞳。一番星の煌めきを宿したその両の瞳は、まるで──

 

「ア──」

「君が星野アクア君?」

 

 耳に心地よいコントラルトが耳朶(じだ)を震わせ、アクアはハッと我に返る。

 気付けば、既にその生徒は手が届く距離まで近付いていた。席に座るアクアを紫水晶(アメシスト)の瞳が見下ろしている。

 

「ぁ……あ、ああ。そうだけど、何で俺の名前を?」

「『今日あま』の最終回を見たんだ。すごく良かったよ。有馬かなさんの演技がすごいのは知ってたけど、星野君の演技も負けてなかった。気になって名前を調べて……まさか同じクラスだとは思わなかったよ」

 

 今日あま……人気漫画『今日は甘口で』原作のネットドラマのことだ。世間では駄作だと酷評されている──実際その通りなので仕方がない──が、最終回だけは原作の雰囲気が再現されていたとして好評を博していた。アクアはその最終回に主人公を付け狙うストーカー役として出演していたのである。

 とはいえ、最終回以前でリタイアし視聴を止めてしまった視聴者が多く、そこまで話題にはならなかったのだが。この生徒は最終回まで視聴を続けた数少ない例外だったらしい。

 

「ごめん、自己紹介がまだだったね。桐生紫音です。よろしくね」

「星野アクアだ。よろしく」

 

 改めてお互いに名乗り握手を交わす。

 握手しながらアクアは改めて眼前の生徒……紫音の容姿を観察する。

 

 首元まで伸ばされたセミショートの黒髪は陽光を照り返し黒紫色にきらめいている。顔立ちも非常に整っており、その美貌はモデルと並んでも遜色ない。アクアとは方向性の異なる美形で、紫音の容貌は非常に中性的だった。アクアとて彼が男子用の制服を着ていなければすぐに男だとは分からなかっただろう。男子にしては低いが女子としては高い身長、絶妙な長さの髪、低めの女性声にも高めの男性声にも聞こえるコントラルト、様々な要素が彼の性別を曖昧にしている。

 

 だがやはり目を引くのは星の光を溶かし込んだようなその瞳だ。まるで星野アイ──自らの母親にしてかつてのトップアイドル「アイ」を彷彿とさせる天性の輝きを秘めた瞳。

 

(似ているのは目だけか……恐ろしく整った容姿だが外見自体はアイとあまり似ていない)

 

 だがこのオーラとも言うべき、他者の目を惹き付けてやまない雰囲気がどうにもアイを想起させてならなかった。

 

 十二年前の惨劇以降、アクアはずっとアイ殺害事件の黒幕──恐らくはアクアの父親に当たるであろう人物の足跡を追い求め続けていた。アイの遺品である携帯電話に残っていたアドレスを手掛かりに可能性がある芸能界の人物を手当り次第にDNA鑑定にかけているが、残念ながら今のところ望んだ成果は上がっていない。

 どんな些細なものであっても、それが黒幕の手掛かりに繋がるのなら喉から手が出るほど欲しい。そんなアクアから見て、紫音の存在は無視できるものではなかった。

 

 ……とはいえ、目の前の存在はそういうのとは毛色が違う。

 黒幕の血縁というだけならアイの面影があるのはおかしい。かといってアイに兄弟姉妹がいるなどという話は聞いたことがなかった。

 

 ふと、異父兄弟という言葉が脳裏に浮かんで消える。アクアは迫り上がる吐き気を(すんで)のところで飲み込んだ。

 

(いやいやいやいや、何を馬鹿なことを考えてるんだ俺は。アイはあれが初出産だったはずだろう。実は三つ子だった? いや担当した吾郎(おれ)がそれに気付かないわけねぇだろ。やっぱりただの他人の空似だ、そうに決まってる。Q.E.D!)

 

 握手からこの間僅か二秒。その思考の速さと無駄に豊かな想像力を評価するかは判断の別れるところだ。

 その仮定が事実であれば吾郎(ファン)としてもアクア(息子)としても卒倒ものだが、それは流石にあり得ない。妄想にしても突飛に過ぎる。そう言い聞かせて心を落ち着けたアクアは、改めて目の前のクラスメイトに意識を向けた。

 

「……?」

 

 だが様子がおかしい。何故か紫音はアクアの手を握ったまま、三秒が過ぎても手を離す気配がなかった。

 

「……どうかしたか?」

「っ、ああ、ごめん。少しぼーっとしてた」

 

 声をかけると我に返ったようで、すぐにパッと手が離れる。そのまま頭が痛そうにこめかみを押さえる紫音を見て、疲れているのかな、とアクアは思った。確かに入学式での校長の話は長かったが。

 

「……星野君、つかぬことを聞くんだけど」

「? 何だ」

「今、妙な寒気とか、逆に温かいような感覚があったりしない? それか変なものが見えたりとか」

「は?」

 

 意味の分からない問いにアクアは首を傾げる。からかわれているのかと一瞬思ったが、紫音の表情は至って真面目なものだった。

 

「特にそういう感覚はないが……別に変なものも見えないな」

「そ、そう? それなら別に良いんだ……いや良くはないんだけど

「何だ、俺に幽霊でも憑いてるのか?」

「うん。狂った女の霊が君にまとわりついてるよ」

「そうなの!?」

「冗談冗談、ごめんね?」

 

 悪戯っぽく笑う紫音だったが、アクアはそれに引き攣った笑みを返すしかなかった。

 何故なら幽霊が憑いてると告げた時の紫音は嘘を吐いているようには見えなかったからだ。これでも役者として勉強を重ねた身であり、アクアは人の感情やそれに伴う表情の動きについてそれなりの理解があるつもりだった。

 そのアクアの目から見て、紫音の表情に嘘を吐いている者特有の感情の動きはなかった。あるいは紫音がアクアの目をも欺くような演者であるという線もあるが、そうでなかったとすれば……

 

(いや、よそう。これ以上考えると精神衛生上良くない気がする)

 

 なまじ転生というオカルトを知っているせいでそういう霊的なものを否定できないアクアは、無理やり思考を打ち切ることで自らの精神を守ることにした。

 

「今度お祓いでもしてもらおうかな……」

「ところで、星野君はもう帰り?」

「あ、ああ。……いや、実は妹がいてな。それを拾ってから帰るつもりだ」

「へぇ、妹さん。同い年……もしかして双子?」

「ああ。ルビーって言うんだが……良かったら会ってくか?」

「うん、挨拶させてもらおうかな」

 

 きっと君に似て美人さんなんだろうね、と笑う紫音。

 その表情、その仕草。一つ一つの所作に品があり、華がある。良くも悪くも馬鹿っぽかったアイとはまるで似つかない。だと言うのに──やはり、どうしようもなくアイの面影を感じてしまうのは何故なのか。

 荷物をまとめてくるね、と言って席に戻る紫音の背を見送り、アクアは無意識に強張っていた肩の力を抜いた。

 

 

 ──なお、互いが互いのことしか意識になかった二人は気付かなかったが、飛び抜けた美形同士の絡みは教室中の注目の的になっていた。

 当分の間、アクアに紫音以外の友人ができないことが確定した瞬間であった。




桐生(きりゅう)紫音(シオン)
 二話目でようやく外見が描写される。髪と目の色がアイとそっくりだがこれは偶然。十二年間すぐ傍に怪物級の才能の塊がいたことで強く影響を受けており、本人の素質以上に他者の目を引くオーラを身に付けた。子は親の背を見て育つもの。

星野(ほしの)アイ】
 破壊力:A / スピード:B / 持続力:A / 射程:C / 精密動作性:B / 成長性:B

 ツクヨミちゃんが白目剥くレベルの怪物の傍に十二年間もいたため、特に怨念のない幽霊としては破格の霊力を持つに至った。紫音はちょっとしたポルターガイストを起こせる程度だと認識しているが、実はその気になればロードローラーを持ち上げることができる。
 念願叶って息子との対面を果たし、無事キャラ崩壊した。

星野(ほしの)アクア】
 紫音とは別口の転生者。前世は雨宮(あまみや)吾郎(ごろう)という産婦人科医であり、アイの担当医でもあった。残念ながら霊的なものを見る目には恵まれず、アイの姿を目にすることはできなかった。ファンとしては見なくて正解だったかもしれない。
 アイの影響を受けて育った紫音にアイの面影を垣間見る。そしてあり得ない可能性を想像し吐きそうになった。勿論そんなことはないので安心されたし。
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