<独自>「学校に通いたい」12歳タイ人少女働かせた疑いでマッサージ店摘発 人身取引か
ただ日本の現状に対する、国際社会の目は厳しい。各国の人身売買に関する状況をまとめた米国務省の報告書では、日本は2019年までは4段階中の最高ランクだったが、2020年版で2番目のランクに格下げされ、6年連続で同ランクにとどまっている。25年版の報告書では、外国人の労働環境や児童の性的搾取に関する対策などが「不十分」と批判され、援助交際や路上売春、性風俗店とつながる悪質ホスト問題などが指摘されている。
捜査関係者によると、少女は湯島界隈(かいわい)のタイ人の大人らに、「帰国するにはどこに行けばよいか」と相談していたという。周囲からは「捕まる」とくぎをさされたが、「それでも帰りたい」と東京出入国在留管理局に駆け込んだ。捜査幹部は「客となる人にも、人身取引に加担している可能性を考えてほしい」としている。(橋本愛)