何故、業人文学は書かれ続けるのか?
はじめに
業人文学とはカクヨムで公開されていた成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~(略称:なっくり 旧題:圭佑と女神の配信劇)に対するカウンターでちんきゅう(syamuアンチ)たちが書き始めた作品郡で本編が削除された後も複数の作家たちによって新作が発表され続けています。syamuさんを題材とした創作物はMADを始め数多ありますが、業人文学の特徴はなっくり本編の二次創作にしても"濱崎順平"本人に焦点が当たっている点です。本記事では一部の熱狂的なファンチの心を離さない業人文学の魅力を考察していきたいと思います。
syamu考察の一級資料"なっくり"
始めに書いておくとなっくりは文句なしの駄作でsaymuさんに関心のない人間からすれば支離滅裂の怪文書です。AI執筆でなまじ文章が整っている分、支離滅裂な内容が直に頭に入ってきて読み続けていると脳が理解を拒む感覚を覚えることになります。しかし、それでも打ち切りまで追う読者が残り続けたのはAIによって翻訳されたsyamuの心理を読み解くことができたからです。
ゾット帝国も彼の他責思考や幼稚な価値観が考察できましたが、大型肉食恐竜型ハンターやポンプアクションショットガンを始めとする悪文が目くらましとなり内容の異様さはそれほど注目はされませんでした。しかし、"なっくり"はsyamuさんの実体験をもとにした作品で女性に対する嗜好や自己認識や家族に対する感情などが展開や地の文からより深く考察できます。
なっくり主人公の神谷圭介はまだ二十代。モデルができるくらいの美形で抜群のファッションセンスがあり周囲から理解されてないだけで様々な才能がありあっという間にハーレムを実現しましたが、現実の"濱崎順平"はその真逆です。身の丈に合わない妄想を抱いた無職が江田島の片隅でどんな末路を辿るか?そんな、悪趣味な好奇心が業人文学が栄えた大きな理由の一つでしょう。
41歳童貞無職の未来
フェミニストで現役共産党員のフェミイさんはnotoでsyamuさんの親の死後どうなるかの予測を福祉関係者の見地から予測を立てています。家族からも見放され、生活保護を受けてもケースワーカーの指示にも従えず、落ちぶれた末に刑務所という悲惨な末路は身に詰まされるものがあります。
あと十年で5080問題の当事者となるsyamuさんが直視しなければならない現実で、フェミイさんは福祉を受け入れて更生することを願っていましたが、ある女性に対して自分の取り巻きに自殺教唆を指示して未遂にまで追いやったことで完全に見限り犯罪者として対処していくことを宣言しました。
業人文学でも父親が亡くなった後に葬儀の準備を任せきりにして愛想を尽かされ実家を手放し生活保護を受けてアパートの一室で孤独死、元助詞ファンへの自殺教唆の一件で刑務所で服役を終えた後にホームレスとなり誰にも看取られずに野垂れ死に、親が老いて弱ったことで力関係が逆転して歯止めが利かなくなり自分のガチ恋と思い込んだ女児相手に迫るなど何れも悲惨な末路で明るい結末は何一つありません。
いずれ来るであろう衣食住を保証する親の死や民事と刑事で同時に訴訟が進行していることを念頭においた傑作法と業人等、人生の詰んだひきこもりがどのような末路を辿るのかという下衆な好奇心が人が業人文学が書き続けられる大きな原動力と考えられます。
ミームの共有
syamuコンテンツの本質はネットミームです。MADブームで知名度が上がる過程でマヌケだけど憎めないネットのおもしろおじさんというイメージが定着すると同時にsyamu語録が広まりオレオナ民を中心に流行しました。syamuに興味が無くてもオフ会0人などのネタは配信者がたまに使用する例もみられます。
これらは第一期までの語録やネタが中心でsyamuの知名度の低下とともに、使用される頻度も減っていますが、ちんきゅう(syamuアンチ)の総本山である好き嫌い.comのSyamu_gameのページは一日に1000以上の書き込みがあり5ちゃんねるのスレッドでいえば1スレをコンスタントに埋まる勢いを常に保っており、総合ランキングで10位前後をキープしており、住人による"ミームの共有"が可能になっています。
業人文学においては現在のXのユーザー名の@kyakerobyasyamuが元ネタの断末魔のキャケロビャ!や爆サイの掲示板が初出のみじおは失禁する際に必ずと言っていいほど漏らし、焼肉氏の凸者への愚痴で"飯食って糞して寝るだけや"(略称MUN)など業人文学におけるお決まりのネタとして定着しています。
また"頭トントン"といった業人文学が元ネタのミームを好き嫌い.comの掲示板で使用されています。
またsyamuの気に掛ける好青年はなっくりにおける製氷工場の先輩田中、ケツのでかい婦警として登場する佐々木は保険営業の佐々木が元ネタです。syamu界隈を追っていればあっ!と気づくネタが業人文学には多数盛り込まれており、ミームを共有する界隈における元ネタを把握していることによる共感などがちんきゅうのまとまりの維持に大きく貢献しており、ネタに反応する人間が一定数保たれていることが業人文学者たちのモチベーションを支えていることは間違いないでしょう。
江田島の怪異
第三期の頃のsaymuさんが地団駄を踏む様を揶揄したフスドンをネタが爆サイの掲示板において江田島の怪異"布酢怒"として実しやかに語られたことで噂が広がり、業人文学においては向こう側からきた布酢怒として題材にされ業人文学初期の傑作反省零の業人譚に並んで今でも語り草となっています。
他にもゾット帝国のカイトやネロが勃起邸に肝試しにやってくる奇怪ヨE田島や猫夜叉をモデルにした怪異ハンターの地下アイドルの猫屋敷美佳(にゃあやしゃ)が島の因習に挑む畏怖~没儀島百鬼夜行伝~や夏休みに帰省した少年が出会う怪物のひと夏を書いたくさくさ虫さんなどがあります。
こうしたホラー路線を助長しているのは江田島在住のクリエイターの友人のいるきたうらかすみ氏から濱崎邸からぴぎーやぴぎゃーという呻き声が聞こえてきて完全に地元から妖怪扱いされているという噂があるからです。妖怪の中にはその正体が障害者であると考察されているものも珍しくなく、そういう意味ではsyamuさんが怪異として創作のモチーフになるのはある意味で必然でしょう。特にIターン募集中告知事項アリはオカルト要素無しに島に巣食う怪異を書き切った傑作です。
AI創作の普及
なっくりは執筆の際にAIが使用されていることが明言されています。2024年の社長就任編では配信でもAIで理想のガチ恋助詞を生成したり新ゾッ帝のあらすじを出力したりしていて、AI創作には極めて積極な姿勢を見せています。
しかし、創作のサポートにAIを活用することと創作を全部AIに丸投げにすることには天と地の差があります。なっくりはAIのモデルを途中からChatGPTからGeminiに変更するなどはしましたが第三部(第22話以降)は各話ごとに設定が変わっているのではないかというほどに支離滅裂な内容で読者の離反を招き500pvの達成するおぼつかなくなり、結果としてカクヨムは9月15日に削除、別名義で小説家になろうに投稿して第13回ネット小説大賞に応募していた”成り上がり配信者と天神家の女神たち~俺のプロデュースで、世界をひっくり返す~も9月30日の結果発表の直後に削除されてしまいました。
AIに執筆させればたとえ内容を批判されてもAIがやったことと責任を負わずにすむという考え方で物語に対する責任を放棄した結果、無惨な打ち切りとなりました。AIを使っているのではなく、AIに使われている好例でしょう。そして、そんなsyamuさんの醜態を揶揄する意図もあってファンチも業人文学にAIを使用して今まで小説を書いたこともない人間がつい次と作品を発表していきました。第四期初期からアンチの黒幕としてみなされたMASTER EROS氏が投稿したSの瞳や龍の瞳やカルテ等の専門書類部分に一部AIを使用したカルマのカルテなどが代表的です。
しっかりとしたプロンプトであれば修正なしでもちゃんとした内容が出力できる。専門書類などに適材適所でAIを使用すれば作品のクオリティに確実に繋がるというAI創作の可能性に前向きになれる作品です。ネットの闇を題材に始まったなっくりはAI創作の闇を業人文学ではAI創作の光を感じさせる内容で文字通り明暗が分かれています。
多種多様な発想
第一期の頃から様々な人間に考察されてきたsyamuさんですが、焼肉(父)、カスゴリ(母)、まいさな(妹)等、syamuさんの家族に対する考察も盛んです。業人作家では特に山岡裕曲先生は義弟を主人公にした妻の業魔やsyamuさんの元助詞ファンが関係を維持してsyamuさんと結婚して子供をもうけて家庭を持ったらというif作品"薄幸母と業人の息子"など家族の枠を超えてsyamuさんが他者とのかかわりを書いていて実に興味深いです。
また、一部で議論されてきたもしsyamuさんが女性に産まれていたら?というIF展開は現在連載中の"斜霧散~おんな業人転落劇~"にて描かれています。性別が変わった場合、異常な女性への執着をどうするのか?という問題を痴漢被害にあったことでフェミ被れのミサンドリストになったということで解決しています。男性を邪険にして女性とおかしい距離感でなれ合ったりするのも違和感ありません。痴漢は許されないことですが、それにあぐらをかいて被害者意識を一方的に募らせて他者に加害することは違います。
また名作"アルジャーノンに花束の主人公チャーリーようにsyamuさんが脳手術を受けて知能が急激に上がった場合はどうなるか?という予測は或るチ人の死にて描かれます。まだ一話目ですが島の一軒家で発見された三人家族の死体。部屋には支離滅裂な内容のメモが広がり、家の長男の純一を担当していた刑事が真相を追うという惹きつけられる内容です。
親が死んだあとは誰が面倒をみるのか?義弟や甥っ子との関係は?もし結婚したら働くのか?女に産まれていれば理解のある彼くんはできるのか?という掲示板やSNSで様々な議論が交わされてきた帰結として今の業人文学はあるのだと思います。
異世界の暴君
なっくりの主人公神谷圭介はsyamuさんの理想のアバターです。ハイスペックで多彩な才能があるに留まらず不器用な優しさとアンチに屈さない強
い精神性に惹かれて第一部だけで10人もの見目麗しく才気溢れるガチ恋助詞が神谷のもとに集いました。しかし、実際には他力本願で他人におんぶ
にだっこで身勝手な行動をしては周囲に尻拭いをされるというとても魅力的とは言えない人物造形です。途中からなろう系に方向転換したとで神谷
が異世界に転生してチート能力を得たらというIF設定の作品が複数投稿されています。
異世界に転生しチート能力で帝国の支配者となり暴政を敷く異世界業人と終焉の狼や現実世界と異世界の神谷の身体が入れ替わる謝不×謝不 〜業人
の妄想が現実になった日〜などがあります。syamuさんは精神性をそのままに知力や体力を常人並みにしたら犯罪者になっていたと言われますが、異
世界に転生させることで現実世界の法や倫理に囚われず彼の醜悪な人間性を描写できるので異世界ジャンルはなっくりの二次創作にうってつけといえ
るでしょう。
業人の半生
二十代の半ばまでのsyamuさんの学歴や職歴といった履歴は明らかになっていますが、彼がどのような青春を送ってきたのかは謎に包まれています。
"友達"にドンキーコングをクリアしてもらった。お見舞いに来た"友達"に手紙を貰った。製氷工場では"物覚え"がよく色んなポジションを任せられたという本人の証言には強い疑念が抱かれ考察の対象となってきました。
あまりのスペックの低さから周囲から哀れまれ、歪んだ人格が形成されて今の業人に至るというとある業人の前日談や41歳のひきこもり業人(ごうと)
が自身の半生を振り返る業人 〜ある極悪人の顛末〜などsyamuさんの口から語られる断片的な情報を膨らませて一作品に昇華する業人作家の仕事には
頭が下がります。
こうしたsyamuさんの前半生に関する考察欲が衰えないのもsyamuを名乗る前の現実での濱崎順平を語る人間が一人も現れていないからでしょう。空気のような存在で一切周囲に省みられずいない者として扱われながら自己愛を募らせてきた男の半生を客観的に描きたいという欲求は理解できます。
ドーナツ型コンテンツ
ドーナツ型コンテンツとは上記の悪質なアンチがsyamuさん本人ではなく近所への嫌がらせの葉書を送る様をドーナツ型と名付けたことでsyamu界隈がsyamuさん本人が蚊帳の外で外野ばかりが盛り上がる事をドーナツ型コンテンツと揶揄して界隈で定着しました。MAD人気や切り抜き、考察などsyamuさん不在時の方が界隈が盛り上がり、syamさんを素材にした創作物はことごとくクオリティが高いので、芯を食ったネーミングです。
業人文学もドーナツ型コンテンツの極致でsyamuさんがカクヨムから撤退した後の方が業人文学の投稿ペースは速いです。二次創作禁止!とカクヨムの業人文学の盛り上がりを忌々しく思っていたsyamuさんのなっくりの跡地を中心に順調に創作の輪を広げています。syamuコンテンツの最大のアンチは濱崎順平と言われて久しいですが、浜川裕平も業人文学のアンチとして業人文学者に立ちはだかる前に消えたので、これからの業人文学は隆盛は約束されています。
好き嫌い.oom
syamuファンチの活動の場は5ちゃんのスレやしたらば掲示板、ニコニコ大百科のSyamu_gameのページの掲示板と分散されていましたが、アンチのアンチによる度重なる荒らしやsyamuさん自身の通報で閉鎖や過疎化してsyamuさんを語る場は好き嫌い.comに集約されています。ふたばちゃんねるにおいても定期的にsyamuスレは立ちますが、一定の時間で消えるため界隈の居場所としては機能していません。
業人文学というsyamuありきのコンテンツで伸びしろに限界があるので、新作投稿の報告を好き嫌い.com上で報告する作家もいます。匿名で感想や新作の要望が書き込まれ、特に訴訟路線を主題にした法と業人は傑作と讃えられていて、作家たちのモチベーションに大きく貢献していることは間違いないです。
界隈自体の規模は縮小していますが、勢い自体はあるので数は少なくても感想やレスポンスはコンスタントに得られる好きユーザー数の多い好き嫌い.comという大手サイトにアンチを結集させたsyamuさんの"戦い"の成果の一端が業人文学というジャンルの確立に寄与していることは間違いないでしょう。
さいごに
syamuさんが世間でオワコン扱いになって久しいです。しかし、ちんきゅうの勢いが衰えず先鋭化しているのはsyamuというメッキが完全に剝れ、
"濱崎順平"個人に興味関心が移ったからでしょう。
様々な偶然でネットのおもちゃとして寵児となり第二期、第三期と様々なチャンスをすべて不意にして唯一繋がりのあったへずま氏からも見放されて江田島の片隅の四畳半でさもしい日々を送り、今までの所業から訴訟され司直の手が伸びようとしている完全に詰んだ状態でなおガチ恋助詞を求める姿は歴戦のちんきゅうですら呆れ果てる有様で正に小説より奇なりを体現しています。
syamuさんの現状は全く笑えず、最早正視も耐えるものではありませんが、興味深い素材であることは第一期の頃から変わりません。Syamu_gameもとい濱崎順平を常人が理解できるぎりぎりのラインでエンタメに昇華している業人文学の需要は今後もあり続けると思います。


投稿お疲れ様です。 業人文学…個人的に字面が凄いと感じてしまいます。 剛力彩芽の名前を初めて見た時の衝撃と似ています。 まだ全部の作品を読んでいないのですが、素晴らしい作品が多くて飽きないです。 syamuの人物像を把握して色んな展開されており、ただただ感心するだけです。 「みじを…
私は、ちんきゅうに激しい嫌悪感を抱いていますが、業人文学は楽しく読んでいます。 なっくりは、ガチ恋オーディションとか前半は笑って読んでいましたが、電脳バトル滑りをした後は読むのが面倒くさくなりました
業人文学の考察記事ありがとうございます、 やはりなっくりの魅力は SP使って佐々木さんを拉致、大学生を車で追い回して大怪我させる現場を配信するという歪んだ正義感。 ガールズトークを見てガラス越しで隔離されてると思い違いする被害妄想。 父親には絶対に謝らない、それどころか父親に謝らせ…
はらだいこさんnoteお疲れ様です 業人(syamuさん)を登場させかき回し役にするという共通カノンがありながらも作風に差が出てるのも興味深いですね syamuさんが早々に小説に興味をなくしたのが惜しいとも言えます