Pinnedそるな@yahansoluna·Oct 4【1000フォロワー様ありがとうございます】 一介の教員のつぶやきに過ぎませんが、だからこそ、現場から教育の魅力や課題をお伝えできればうれしいです。今後も勉強させていただきたく、お願い申し上げます。156.3K
そるな@yahansoluna·Oct 3文理関係なくすべての受験生に「国語」の試験を課す東大京大は、どんだけ作問や採点に手間がかかっても、それ以上のベネフィットがあると分かっている。分布を見ると、国語で受かることはないけど、国語で落ちるようにはつくられている。さらに試験問題の質を維持しているのも実はすごいことで……692.1K17K844K
そるな@yahansoluna·Mar 2「このバカらしい話を重三がすすめてくれたこと、きっとわっちは一生忘れないよ」 これぞまさに近世文学、いや近世の“文芸”の世界を表現した名場面。二人だけの秘密の合言葉。静けさの中に思慕の情が溢れていた。人と人とがつながろうとするとき、文芸は大きな役割を果たしてきた。 #大河べらぼう11181.8K54K
そるな@yahansoluna·Oct 13「これからは総合型選抜の時代だ」と言って、先進校の後追いでキラキラした探究活動に舵を切った学校の多くが苦戦している。生徒の学力の二極化どころでは済まない、進学校間の進学実績の二極化が進んでいる。一度水をあけられると差を埋めるのは大変な労力を要する。71981.3K183K
そるな@yahansoluna·Jul 21, 2024センター試験って今振り返ればそんなに悪い試験じゃなかったよなぁ…… 受験生の努力がわりと正当に評価されるテストだったように思う。141111.1K82K
そるな@yahansoluna·Oct 14昔、初めて大手予備校の教員研修に行って驚いたのは、教材を印刷して準備するスタッフ、黒板をきれいに消すスタッフがいたことで、講師が授業に専念できる環境が整っていたことだ。現代文と古文と漢文でそれぞれ担当が違うのも学校とは違う。全員何らかのスペシャリストなのだ。98275335K
そるな@yahansoluna·Sep 7トップ進学校の生徒は、わかりやすい授業をしてくれる教員を評価するわけではないのです。それは当然であって、付加価値を求めているのです。教え込むタイプの先生はきらわれてしまう。Quoteそるな@yahansoluna·Sep 7中堅進学校で評判がよかった教員をトップ進学校に配置。予想に反して生徒からの授業評価が低い。二年で異動させられる。あるいは教員本人が耐えられなくて異動希望を書く。……シビアですけど、結果を出すことが求められている公立進学校はこんな感じです。38042939K
そるな@yahansoluna·Jan 25東大国語の指導に携わるようになって十年ほどになりますが、毎年思うのは、東大は入試問題としての精度はさることながら、今受験生に読ませたい文章を出してくるのが見事だと思う。東大国語を読むとその時その時の社会で何が問題とされていたかが分かるというか、時代を切り取っているというか。5641121K
そるな@yahansoluna·Oct 7共通テスト国語について個人的に大事だと思っているのは、「最も適当なものを選べ」であって、「正しいものを選べ」とは言っていない、ということなんですよね。完全無欠パーフェクトな選択肢を探そうとするから迷いが生じてしまう。「明らかな誤りを含んでいない、最もマシなもの」ぐらいでいい。323858.7K
そるな@yahansoluna·Sep 7中堅進学校で評判がよかった教員をトップ進学校に配置。予想に反して生徒からの授業評価が低い。二年で異動させられる。あるいは教員本人が耐えられなくて異動希望を書く。……シビアですけど、結果を出すことが求められている公立進学校はこんな感じです。55633464K
そるな@yahansoluna·Feb 28, 2024古典不要論を唱えたくなるような古典教育になっていることは事実だと思うので、その点は反省しなければならないと思います。 古典は無くてはならないものです。安易に不要だなんて言えません。次の世代に「つなげる」「残す」「伝える」という営みを蔑ろにするのは危険なことです。38531016K
そるな@yahansoluna·Nov 2進学校の生徒は教員を値踏みしています。学歴、職歴、指導力を見ています。性格悪いなと思うかもしれませんが、そんなもんです。授業を受ける意味がないと思ったら、躊躇なく「内職」をします。いい加減な準備では教壇に立てません。9592310K773K
そるな@yahansoluna·Aug 17, 2024教え子を馬鹿にするというのは指導者が最もしてはならないことの一つだと思う。できない教え子にとことん付き合ったり寄り添ったりするのが指導者の仕事。その教え子を愚弄するのは、自らの指導力不足を公言しており、指導力向上を諦めていると宣言しているのと変わらない。14829819K
そるな@yahansoluna·Sep 25, 2024今井むつみ先生『学力喪失』は、はじめは算数文章題につまずく小学生の話から始まるのですが、第Ⅱ部では、学力困難の原因を解明するということで、「読解力がない」問題について述べられています。個人的にはこの部分が一番興味深かったです。認知科学の基礎の基礎からわかりやすく説明されています。53301116K
そるな@yahansoluna·Jan 28いやぁ、やっぱり一橋大国語の第三問の200字要約は、要約の最良の教材だなぁ。じっくり取り組んで、リライトまで何度も何度もやっていくと、論理的文章を読む力が格段にアップする。一年間継続的に指導してきた成果がちゃんと現れている。1022313K
そるな@yahansoluna·Feb 28, 2024国公立大学を目指す理系生徒にとって、国語特に古典は「厄介者」です。数学や理科が得意でも、古典が苦手なために受験校のレベルを下げることになった生徒をたくさん見てきました。「嫌い」を通り越して「恨み」を持っている人も多いのではないかと。授業は楽しくても入試や模試で嫌いになる生徒も。613321559K
そるな@yahansoluna·Feb 29, 2024理系生徒に古典を教えるのが好きです。「なんでこんなもん勉強しなければならんのか?」と、はっきり言ってくる生徒、態度に示してくる生徒。私にとって壁であり、ある意味師です。自分のやっていることを見つめ直す機会をくれます。ちゃんと応えたら文系以上にハマってくれます。14521216K
そるな@yahansoluna·Sep 12, 2024高校時代、古典の先生が授業後教室に教科書を忘れていってしまい、興味があって、先生の教科書を開いて見たら、細かい字でびっしりと書き込みがなされていました。素直にその先生のことを尊敬しましたし、自分自身もしっかり予習して授業に臨もうと思うようになりました。そんな先生になれているかな?1320913K
そるな@yahansoluna·Jan 29受験生からしたら超絶過酷ですが、このセットで試すのがベストだと思う。 第一問 一橋大の評論200字要約 第二問 大阪大文学部の小説 第三問 京都大の古文 第四問 東京大の漢文1417413K
そるな@yahansoluna·Sep 1『ゼロからわかる古文常識一問一答 読解につながる基礎知識1000』 以前はあっさりやるだけでしたが、生徒たちは古文常識の話に意外と興味を持ってくれて、また読解の手助けにもなっています。昨年KADOKAWAから出たこの一冊は生徒が自学するのにちょうどいい内容とボリューム。クイズ形式なのもいい。241738.7K
そるな@yahansoluna·Sep 24, 2024今井むつみ『学力喪失ー認知科学による回復への道筋』(岩波新書、2024) 教員はもちろんすべての大人に読んでほしい一冊。 学力不振、学力困難とは一体何なのか、認知科学の立場から紐解いていく。 私たち大人は子どもたちの躓きの原因を“正しく”理解できているだろうか? 私はだいぶ反省させられた。1716814K
そるな@yahansoluna·Apr 3国語の学習は結局のところ語彙に戻ってくる。やはり語彙力が国語の基礎で、読解や表現の限界を決める。テクニックも大事だが、言葉を知らなければ深い理解はできない。受験でも日常でも、語彙のストックが武器になる。301625.8K
そるな@yahansoluna·Feb 2, 2023「古典は役に立つのか」という議論をしばしば見かけますが、自分たちがいずれ未来の人々にとっての過去になるという視点が欠落しているように思います。すぐには役に立たなくても、知を保存し継承していく必要があります。古典教育は閉ざされた過去ではなく開かれた未来につながっている気がします。43115919K
そるな@yahansoluna·Aug 14国語、特に現代文を指導していて思うのは、どんなに大事なことを教えても、本人に伝わらなければ、響かなければ、何も変わらない。指導を受け入れる姿勢、他者の声を聞く姿勢。それって実は国語で最も大切なことかもしれません。指導者側からするとどうやってそういう関係を築くかがポイント。121576.2K
そるな@yahansoluna·Apr 30賛否あるでしょうが、私は「受験としての国語」と「学問としての国語」をはっきりと区別しています。一人の人間が全く別の二つのものを扱っている意識です。点数を取れるようにガンガン指導する時もありますし、生徒の知的好奇心を刺激するような話をする時もあります。181477.1K
そるな@yahansoluna·Jul 14, 2024長年進学校と呼ばれるところにいて思うのは、小手先の受験テクニックでは生徒はついてこなくなるということ。はじめのうちは「裏技」的なものに食いついてくれても、すぐに飽きてしまう。基礎の基礎を深いレベルで理解させたり、本質的な問いを提示したりする技量が試される。11213110K
そるな@yahansoluna·Aug 18, 2024元々国語と英語が得意だったのに、英語だけ苦手になっていく受験生は少なくありません。原因の一つとして考えられるのは、「英語を英語として読んでいなかった」です。単語レベルや問題の難易度が上がると、国語力でカバーできなくなります。国語が得意だとある程度までなら英文を読めてしまうのです。1131188.2K
そるな@yahansoluna·May 11定番教材と言われるものの中でも芥川龍之介の「羅生門」は別格だと思う。大事に大事に取り扱いたい。ここで失敗すると、沢山の小説嫌いの生徒を生み出してしまう。「羅生門」が中学国語と高校国語の〈境界〉になっているのは面白い。1171268.5K
そるな@yahansoluna·Sep 7, 2023漢文参考書というと、最近流行りの『漢文早覚え速答法』、ベストセラー『漢文ヤマのヤマ』あたりを持っている生徒が多いですが、宮下典男先生の『高校 とってもやさしい漢文 改訂版』はもっと注目されていいと思います。基礎イコール簡単ではなく土台ということを感じさせる一冊。とにかく勉強になる。121259.2K
そるな@yahansoluna·Feb 13古文を読むとき主語が分からなくて苦しむことが多いわけですが、当時の人々がどうしてそれを読めていたのかを考えてみると、案外単純なことだと気付かされる。要は言うまでもないからなのです。いちいち言わなくてもわかる。それは敬語によるものだったり古典常識の類によるものだったり……191187.7K
そるな@yahansoluna·Dec 10, 2024古典が好きな者としては悲しいですが、国語という教科における古文漢文が占めるウエイトは今後どんどん軽くなっていくのだろうと感じています。新課程の科目構成が物語っています。71811513K
そるな@yahansoluna·Jan 29入試という、採点がつきまとう場面で、小説を出題する大学にはあっぱれとしか言いようがない。大阪大、東北大、筑波大、広島大など。このレベルの大学だと、出題者が想定していた答えとは違った、それでいて説得力のある別の答えを書いてくる受験生もいそうなものです。51139.1K
そるな@yahansoluna·Sep 7あからさまに学歴も指導力も高い教員を上位の進学校に配置して、進学実績を守り続けてきましたが、教員不足は本当に深刻で、トップ校でも揃えられなくなってきています(欠員補充もできない)。アタリの学年がある一方、割を食う学年もあるのです。これを格差と言うなら、格差はあると思います。1231087.9K
そるな@yahansoluna·Aug 1, 2024レポート作成の時期になると研究室や大学図書館に籠もり、参考文献や引用を見て、何が得られるか分からないまま、ある本からまたある本へと「旅」をしたものです。当時は間違いなく「自由」でした。それをすべて生成AIに任せてしまうというのは、もったいないと感じる。もう古い考え方なのかしら?351026.6K
そるな@yahansoluna·Sep 29, 2024和歌に対して苦手意識を持っている受験生は多いです。集中的に学習したいですよね。自学に任せず教員が解説したほうがいいと思います。 数研出版『和歌・修辞マスターノート』や尚文出版『和歌る力がつくノート』を使って補習ができたら最高。市販のものならZ会『SPEED攻略10日間国語和歌』あたりか。28987K
そるな@yahansoluna·Aug 27, 2024中学で現代文法、高校で古典文法を学習するわけですが、この二つを比較する機会を持たないまま、古典文法の学習がどんどん進んでいっています。 生徒からしたら、 五段活用? 四段活用? 「この」は連体詞なの? 代名詞+格助詞なの? みたいにハテナがいっぱいなのです(口には出さないだけで)。2229412K
そるな@yahansoluna·Feb 29, 2024古典研究というと古文書とにらめっこを想像する人が多いでしょうが、人文学デジタル化「TEI」、くずし字解読アプリやデジタル文学地図の開発構築、メタバース技術利用など、理系特に情報系と協力連携しながら進められているプロジェクトもあります。古典=文系というのは今や古い考えかもしれません。288215K
そるな@yahansoluna·Jan 11辞書を引きながら一語一語、一文一文を解釈していくような学習は、今となっては時代遅れのものになってしまいました。そういう学びでしか得られない栄養があると思いますが、私が昔人間なのかもしれませんね。速読ではなく遅読もいいものなのですが。115845.1K
そるな@yahansoluna·May 11「羅生門」は現代の国語で扱われるべきか言語文化で扱われるべきかという議論がありましたが、実際作品と向き合ってみると、「羅生門」それ自体はきわめて論理的でありそしてきわめて文学的であることに驚かされる。いっそのこと両方の科目で別々のアプローチで読んでもいいのではないかと思います。14834.8K
そるな@yahansoluna·Oct 4国語が軽視されているとは思わない。国語は大事だと思っている人のほうが多い。国語教育のほうが勝手におかしくなってしまった気がする。次期学習指導要領に向けて議論が始まっていますが、どうか改善すべきは改善してほしいと願います。9844.1K
そるな@yahansoluna·Aug 5, 2024漢文指導のスタートでは、漢文は英語と似ていると説明するけれども、中級以上になると、今度は英語とどう違うかを説明する。そこまでやってやっと漢文の基本構造が見えてくる。8807.8K
そるな@yahansoluna·Feb 2小説に関して、何が書かれているかを説明できる教員はいても、どう書かれているかを説明できる教員は少ない。さらには、表現の意図を生徒自ら説明できるように指導できる教員はもっと少ない。大阪大の小説問題を解いていると反省させられる。教え子は阪大の問題を解けるようになっているだろうか、と。10796.5K
そるな@yahansoluna·Oct 2510月24日(金) 教育課程部会 国語ワーキンググループ(第2回) WG委員の提出資料がアップされています。教育課程部会 国語ワーキンググループ:文部科学省From mext.go.jp197814K
そるな@yahansoluna·Feb 28, 2024Replying to @yahansoluna共通テストの古典は本当にあのレベルでいいのでしょうか? 理系生徒にあのレベルを求めますか? 理科に基礎科目があるように、古典も文理で差があっていいのでは? 最後の最後に入試のせいで古典嫌いを量産しているとしたら悲しいことです。1417418K
そるな@yahansoluna·Jun 10, 2024授業をしている当人にはその気はないのだけれど、授業中の脱線話や雑談がきっかけで、ある学問に興味を持つようになったと言われることがある。本題以上に生徒に影響を与えていることもある。教員の影響力って本当にわからないものだ。13744.8K
そるな@yahansoluna·Sep 3古典の教科書を開けば必ず『源氏物語』が出てきます。そりゃ当然っちゃ当然なのですが。ただ古典を学ぶ“教材”として適しているのだろうか? 立ち止まって考えてみるに、源氏ってやっぱりエベレストみたいなものだと思うんです。110774.2K
そるな@yahansoluna·Feb 20, 2024国語の先生でも、担当するなら古典がいいという人が多い。答えが決まっているから教えやすい、教えることが決まっているということで。 大学で古典を勉強した身からすると古典の解釈ほど答えが決まらないものは無いと思うのですが…… 人それぞれですね。いずれにせよ指導力を磨いていかないと。27734.6K
そるな@yahansoluna·Jul 22, 2024高3の夏休み、受験勉強がうまくいくのは2割程度。ほとんどの受験生は思っていたような勉強はできません。なんなら2割近くの人は夏休み前より点数が落ちます。残酷ですが、これがリアル。夏休みがそんなに甘くないということを知っているからこそ、先生たちは口酸っぱく言うのです。夏が肝心だと。9664.8K
そるな@yahansoluna·Jun 10, 2024コロナ禍に授業動画を作ったときにわかったのだが、普段の授業には無駄がいっぱいある。1コマ50分授業は動画だと10分で済む。ただ本当につまらない動画になる。学校で生徒が学んでいるのは、無駄の部分にあるのかもしれない。 無駄を愛することができるかどうか。無駄に意味を持たせられるかどうか。124726.8K
そるな@yahansoluna·Mar 20教師が何かしたら生徒は変わるはずだという思い込みを取っ払うといいかもしれない。自身の影響力を過信しない。逆に言えば、何から何まで教師の責任だと思うとしんどいですよ。生徒が変容する内的・外的要因たくさんある中の一つに過ぎない。11703.5K
そるな@yahansoluna·Jul 11, 2024文法嫌いは多いと思いますが、言葉のルールを知らないことには感覚的な読みから抜け出せないと思うのです。 伸び悩んだら「文法」に戻りましょう。「何が書かれているか」は誰でもそこそこ理解できますが、「どのように書かれているか」は正しい学習をした人しか理解できません。そこで差がつく。115646.8K
そるな@yahansoluna·Aug 5国語に関して言えば、本屋に並んでいる赤本よりもセンター試験復刻版のほうが取り組む価値のある教材になると思うのですが…… 『今だからこそ解きたい! センター試験国語良問集』みたいな感じで!! ニーズあると思うんですけど……113686.3K
そるな@yahansoluna·May 6係り結びの法則、「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」は誰でも知っているのに、どうして「は」と「も」が係助詞なのか(格助詞ではなく)、と疑問に思う人は少ないのだろう。そもそも「は」と「も」が係助詞ということがあまり知られていないのか。さあどうなのか。4665.4K
そるな@yahansoluna·Jun 2新課程「言語文化」が始まってから古典の指導になかなか時間が割けないのは分かっていますが、三年生春の段階で基礎の基礎が定着していない生徒が増えたように感じる。先生も生徒もみんな苦労している。11683.7K
そるな@yahansoluna·Nov 19, 2024共通テスト国語の出題範囲は「現代の国語」「言語文化」。ほとんどの学校では高1で履修する。その割には難しくないだろうか、古文とか古文とか古文とか…… 教科書のレベルとかけ離れすぎでは?19678.2K
そるな@yahansoluna·Apr 12新課程の生徒たちは明らかに旧課程時代の生徒たちより知識量も定着度合いも劣っている。単語、文法、句形など基本からあやしい者が多い。が、全国模試で見ると別に悪い結果ではない。おそらくどこの学校も同じ状況なのだろう。言語文化で文学も古文も漢文も、はやはり無理がある。6653.5K
そるな@yahansoluna·Sep 2私の授業では、できる限り「言い換え」という言葉を使わないようにしています。「どういうことか」は内容説明、「なぜか」は理由説明。それでいいと思うのです。何でもかんでも「言い換え」をしなければならないと思っている生徒がいて、その〈とらわれ〉から解放するのに、いつも苦労します。12623.3K
そるな@yahansoluna·Mar 15進学実績がよかったことについて、学校の力や教員の力だなんて間違っても思わないことです。本人の頑張りやご家族の理解や支援があってこそです。よほど再現性の高い指導であれば誇れるでしょうが、そんな万人に通用する都合のいい指導法はありません。ただただ謙虚に指導改善していくしかないのです。12615.8K
そるな@yahansoluna·Aug 9, 2024進学校の先生“たち”には、各教科のエキスパートであると同時に、高い「バランス感覚」を持っていることが求められる。教員側が「陣取り合戦」状態になっていないか注意する必要がある。自分の教科さえ良ければいいといった発想は生徒のためにならないことを今まで何度も見てきた。14584.4K
そるな@yahansoluna·Oct 4大学入試の問題は、こういう学生に来てほしいというメッセージ。受験生目線からすると、マッチしている大学の問題は、解いていて楽しいはずなのです。難しいのだけど考えていて楽しいといった感じ。過去問を解いてみるという進路学習、大学調べもあっていい。17583.2K
そるな@yahansoluna·Feb 29, 2024Replying to @yahansoluna大学の教養科目で、古典文学や漢文学の講義を受けましたという声を、理系学生から聞くと素直に嬉しい。理系の人にこそ、大学での文学部の研究や教育をちょこっとでも知ってもらえたら、幸せなことこの上ないです。14563.9K
そるな@yahansoluna·Mar 10「素直な生徒が合格する」「部活動を最後までやり切った生徒が合格する」とかいろいろ教員は言いますが、大人のご都合や思惑が透けて見えて好きじゃない。結局「本番の試験でより多く点数を取った者が合格する」たったそれだけのことです。それではそのためにどうするかという逆算で物を言うべきです。14564.3K
そるな@yahansoluna·Oct 2古文単語「あそぶ」の意味は? と尋ねたら、「詩歌管弦を楽しむ」とほとんどの受験生が答えられるでしょう。それでは「詩歌管弦」って具体的にはどんなことをするの? と訊いてみると、固まってしまう。単語の意味は知っていても、どんな場面かをイメージできていないのです。それだとまずい。13563.4K
そるな@yahansoluna·May 1高校生向けの古典文法のテキストをいくつか見てみましたが、助動詞連接の順位性、相互承接について解説しているものは見当たらない。以前は載っているものもあった気がするのですが。4562.6K
そるな@yahansoluna·May 10実のところ、文章が読めるかどうか以前に、設問を理解できているかどうかというところから国語の試験は始まっています。採点の俎上に載らない答案のなんと多いことか。6562.7K