共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」の公式X(旧ツイッター)は4日、日本維新の会の藤田文武共同代表による同日の記者会見について「赤旗記者がマンションに不法侵入し、呼び鈴を鳴らす行為を行ったかのような発言をしました。これは事実ではありません」と投稿した。日曜版は藤田氏側が公設秘書が経営する企業に公金2千万円を支出したことで公金還流疑惑を報じている。
日曜版はXで赤旗の取材活動について「会社の営業時間内に電話で行った」と説明。藤田氏に対し「会見という公の場では、思い込みで発言するのではなく、事実だというのであれば具体的に証拠を示して主張するのが当然のルールではないでしょうか」と訴えた。
実際、藤田氏は会見で公設秘書が経営する企業の登記先である秘書の自宅マンションにフリーのジャーナリストが訪れ、撮影したことを問題視していた。藤田氏は「犯罪行為ですからね」と述べ、秘書側の通報で警察が現場に駆け付けたことを明らかにした。
「そういう人らがピンポンピンポン」
その上で、「マンションの中に入ってくるとか、電話しまくるとか。共産党の党員なんでしょ、『しんぶん赤旗』は。そういう人らがピンポンピンポンやっているのは、身体に危害が及ぶのではないか」と語った。
この発言は、フリーのジャーナリストがマンションに押し掛けた行為と赤旗の記者が電話をかけた行為を混同させかねない。一方、しんぶん赤旗日曜版のXも「赤旗記者が行ったかのような発言」にとどめ、断定はしていない。
藤田氏は会見で、秘書宅に訪れる取材行為について「メディアの知る権利を超えている」と主張し、「(秘書の)子供は怖いから怖がっている。この中にも行った人がいるかもしれないが、そういうことはやめて。問い合わせは僕にしてください」と語った。