オレの母親はオレにすごく優しかった記憶しかない
どんな我儘を言っても『壮ちゃん壮ちゃん』と可愛がってくれていた
小学生の頃、そんな母親がオレが好きなアソートのアイスを買ってきてくれて、その中に入ってるブドウ味がいちばんのお気に入りだった
ある日帰ると一本残しておいたブドウ味が無くなってて、誰が食べたの?と聞いたら母親が食べたことが分かった
オレは子供だったから
バカみたいにごねて喚いて
『なんで食べちゃうの!』と母親を責めたのを今も覚えてる
親父はオレのケツ蹴り飛ばして怒って、ママが買ってきてくれたんだろ!と叱った
その通り過ぎて
猛烈に恥ずかしくなって申し訳なくて押し入れに引き篭もった
それから少し経って
母親が家からいなくなった
父親と離婚して実家に帰ってしまったと後から知った
中学くらいまで
『オレが悪かったのかな』
『嫌われちゃったからなのかな』
ってずっと思ってた
そんな訳無いんだけどさ
そんな訳なくても
オレがこんな歳になった
今でも忘れてないんだから
たぶんあの事を母親に謝りたいんだと思う
悲しい思いさせてごめん
いつも優しくしてくれてたのに
あんな小さな事で駄々こねて
ごめんなさいって
伝えたいんだと思う
それもできないまま
何十年も会えなくなったから
あんなのが思い出になってたら
申し訳なくてさ
勝手だけども
オレは愛されて、可愛がられて
笑顔で見つめてもらった思い出がほとんどなんだよ
恨みもひとつもないからさ
もし覚えてたら
忘れておくれよ
一緒に暮らせた10年間くらいは
今でも幸せな思い出だらけだし
こんな人生を送れてる今も
産んでもらえて感謝しかないので
ごめんなさいとありがとうを
今のうちに伝えておきます
生きてて
オレのツイート見てたりしたら
許してね
幸せに暮らしててくださいな
みなさんも
謝りたくても謝れなかった事
ありませんか?
もしあったら伝えてみるといいよ
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