【mng...】LUMIX G Vario 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.が来ました
動画はこちらから。
来ました。
なにがnew gearだ2008年の製品じゃないか。
前からちょくちょく使ってたLUMIX GF1なんですが、持ってるマイクロフォーサーズのレンズが、オリンパスのボディキャップレンズBCL-1580と、中望遠単焦点のXiaoYi 42.5mmF1.8しかなかったんですよ。
まあ私はわりと中望遠一本で出かけるとか平気でやるんですが、やっぱこの偏ったレンズではやれることの幅が狭すぎる。
しかしそんな偏ったレンズしか持ってなくても、結構LUMIX持ち出すことが増えてたんですよね。
気合を入れた撮影ならPENTAXのKマウント、これは変わらない。
それと、気軽に持ち出せる超小型で、レンズ換えて色々やれるPENTAX Q-S1で使い分けてた。
マイクロフォーサーズは、ちょうど間に収まる感じ。Qでは苦しいボケを使いたい時にもある程度いけるし、K-70ほど頑張らなくていい時でも重さ大きさが苦にならない。
Qはもう開発が終わってるし、長年使ったボディもちょっとガタがきてる。Kマウントも、今のシステムからさらに上のクラスに強化するなら、ほぼ大きく重くなる選択肢しかない。
中間が広がったり、下が抜けたりしうる。
そういうわけで、ガンガンお金を突っ込めるわけじゃないんだけど、m4/3もなかなか収まりがいい。で、手始めに標準ズームを追加してみたわけです。5800円でした。
手にとって
でまあ、箱を開けて手にとってみると、印象は「あれ意外と重たいな」ってとこでした。
前から持ってたXiaoYi 42.5mmとサイズはほぼ同じですが、14-45mmは195g、XiaoYi 42.5mmは実測119gだったので、やっぱり倍くらい違うな。
まあ80g弱の重量差ですが、ボディのGF1が285gしかないので、80g違うとだいぶバランスは変わりますね。カメラはフロントヘビーになるより重心がグリップに近いほうがええと思うんです。
LUMIXの廉価標準ズームは、この14-45mmF3.5-5.6が最も古い。マイクロフォーサーズが世に出て、最初に作られたDMC-G1のキットレンズになったもの。
これはグリップとEVFがついたDMC-G1に合わせて作られたせいか、小型ボディのGF1にはちょい大振りかも。当時他になかったからセットで売られはしましたが。
最初のレンズだけにキットレンズとはいえマウントが金属で、コストダウンで切り詰めてる感じじゃないかも。手ブレ補正のスイッチもついてます。
プラ鏡筒ではありますけど、ズームを伸ばしてもガタが小さくてそこそこ良い作りかな。
ライカ判換算28-90mm、レンズ構成は9群12枚(非球面レンズ1枚)。
最短撮影距離30cm、7枚羽根の円形絞り。
外径・全長ともに60mmほど、フィルター径Φ52。
キットレンズとしてはオーソドックスなスペックと思います。
でまあ、この後のパナの標準ズームは、どんどん小型軽量化の方に進んでいき、今の沈胴式12-32mmとかGX Vario 14-42mmとかは見事にコンパクトになってますね。
だけど、どうも描写に関しては最初のが一番いいんじゃないの、という話もちらっと聞きます。無理に小型化しないのが画質的に有利というのもわかるところ。
良いらしい描写はどんなものか。
実写
SUSHI。ライカ判換算68mmのズーム中域で、F5.5の開放になってました。
開放で適度に被写界深度があるのは、大抵の場合はかえって楽ですね。APS-Cでもちょっとボケすぎがちで。絞ってボケ減らしたらシャッター速度が遅くなるし。
テレ端90mmで開放F5.6。
なんか玉ボケきれいに見えますね。あんまり強い縁取りもないし、口径食による欠けも少ない感じかな。
ワイド端28mmの遠景。F7.1。
真ん中へんの拡大。特にシャープネスはいじらずに現像してますが、カリカリの解像感とはいわないけど十二分な写り。
隅っこはちょっと例として微妙ですが、特に甘さも感じず写ってますね。まあ2段も絞ってF7.1だからってのはあるでしょうけど。
同じところのテレ端。F9だから開放から4/3段ほど絞った状態かな。
なんともソツがない写りですね。
テレ端のほうが若干線が細い描写かも。もちろん端まで荒れずに写ってました。
あえて広角端で開放F3.5にしてみると、周辺光量落ちが出ますね。かなり大きな範囲に出るタイプで、補正かけると全体的に露出上がったみたいに見えました。
しかし遠景を絞り開放で撮って、隅っこでこれだけ写ってるのは大したもんだ。これはちょっと驚いた。
テレ端F7.1で近接撮影。大体最短に近いくらい。
円形絞りで玉ボケも角ばってない。逆光ですけど特にフレアなども感じませんね。
テレ端で逆光を試し。ストロボ飛ばしてるので1/160秒でF22です。
フードなし(買った時点でついてなかった)。白いアーティファクトが見えますけど、まあそれほど破綻するような感じにはなってませんね。使ってても逆光弱いと感じることは特にありませんでした。
右手の黒点は……これセンサーになんかついてるのわかってるんですけど、清掃してもどうしてもとれなくって。傷っぽい。
カラーフリンジ
ワイド端開放。センサー小さめだから広角だとほぼパンフォーカスになってますね。
こういうシーンを開放だと、ちょっとフリンジ出ますね。
白黒の被写体だと、隅っこだと色ズレも見えちゃう。
手ブレ補正
早朝の公園で、テレ端換算90mmを1/30秒でちゃんと止まった。ISO400。
他のカットも見た感じ、90mmで1/60秒までは止められるつもりのプログラムラインみたい。1/60秒で増感はじめて、ISO400でまた速度を遅くし始める。
広角端でも、ISO400・F3.5開放・1/15秒があって、これも止まっていた。
ライカ判換算焦点距離の逆数秒(90mmなら1/90秒)を基準に、プラス1段(90mmで1/45秒)くらいまでは、まあ止まると期待してもいいかな。
やっぱりまあ、時代も時代だしそこまで効くとは言えない。ブレたな、と思うカットもいくらか出てました。
ボディが新しくて感度上げていけるとまだしもだけど、GF1だとやっぱりオートだとISO400くらいまでしか使おうとしなくって。夜間にまでは使えないかな……。
初日インプレッション
事前情報通り、写りいいなあ。
なんというか弱点があまりない感じで、ズーム全域・どの絞りでも画面全体がソツなく写ってくれる。
周辺光量落ちなんかは現像で補正できるし、直しづらいアラは色ズレ・フリンジくらいかな。こういうのは出るシーンがある程度限られるから、なかなか困らない。
強いていえば手ブレ補正は強くはないけど、まあこればかりは12年前のレンズだから仕方ないとこかな。
とりあえずコストかけない実用サブカメラにしようと思いきや、思ったよりレンズが良かったなあ。
m4/3はレンズがいいとは聞いてたけれど、もう少しまともにコストかけてみたら面白いかもしれない……



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