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会社で干される

会社という場所では干されることは結構あります。
干された人のその後は、会社を去る人、会社に残ってひっそり過ごす人、しばらくしたら復活する人と様々です。
ちなみに会社に残ってひっそり過ごす人の中には、そのまま腐ってしまう人もいますし、これまでの会社人生での生き方の考えと異なった生き方の考えへと歩み始める人もいます。例えば今まで仕事一筋で家族を顧みなかった人が、仕事最優先の考えから、うまく仕事と付き合いながら家族との時間を大事にするようにシフトしたり、家族との時間だけでなくボランティアや、自分が興味のあることに自分の時間を使うようにシフトしたりするなど、上手いチェンジをした人もいます。
こんなことを言うと負け犬の逃げ口上などと言う人もいるかもしれませんが、言いたい人には言わせておけばよいのです。自分や自分の周りの人が幸せで、他人に迷惑をかけていなければ、負け犬だと言いたい人には言わせておけばよいです。
そういう考えしかできないで可哀想にと思ってあげましょう。

あと、せっかくの干されるという貴重な経験を得られたチャンスなので、自分の改善もした方がよいでしょう。自分の悪かったところを見直すよい機会です。この「悪いところ」というのは必ずしも干された人が悪いとは限りません。悪いことを何らしていなくても「ソリが合わない」ために干されるということもあります。
「そんなんどうしようもないやんか!」と言いたい気持ちはわかります。私もそんな感じで外されたことがありますから、その時は「なんで?一生懸命やって成果もしっかり出したのに、、、」と悲しくなりました。
しかし、干されるということは何らかの理由があり、それを変えさえすれば自身も気持ちよく仕事をすることができるようになるはずです。
私自身のことを振り返ると、仕事で成果さえ出していればいい、逆に仕事の成果を出さずにサボっている人を見ると腹が立っていました。今、思い起こすと毎日イライラ、ピリピリしていたように感じます。そのために周りの人は嫌な思いをしていたかもしれませんし、上としても扱いにくいこともあったかもしれません。
今でも正しい答えが分からないことがあります。一生懸命に働くことは良いことだと思いますが、周囲の人の「そんなにたくさん働くな圧力(雰囲気)」がある状況で、その雰囲気を無視して一人で一生懸命に働くことはメンバー間のコンフリクトを発生させ、特定の個人のアウトプットとしては大きくなったとしても、組織全体としてのアウトプットとしては逆に小さくなってしまうこともあり、その場合には働き者が排除されてしまうことになるです。変な話ですが全体最適を考えるとそうなってしまいます。
私としても実は納得できていないのですが、組織の中で生きるには、その組織のバランスを考えた上での仕事の仕方、仕事量を調整しなければならないのでしょうね。一生懸命に限界まで働きたい人には苦痛なことだと思いますが、まぁそれも給料分と割り切るしかありませんね。どうしても働かない雰囲気に耐えられなければ部署異動を希望するか、転職するか、一番確実に猛烈に働ける方法としては起業ですね。誰に文句を言われることもなく限界まで働くことができます。

ところで、干されることはポジティブな面もあります。
干される人は、ある種の活躍者であったとも言えます。よくわからない人が干されるとは言いませんもんね。ですから、干された=活躍してた、ちょっとダメなところもあったけど、、、、とポジティブに考えてみるといいかもしれません。
芸能人で言うと有吉さんはいっときテレビから姿を消しましたね。
今は大御所レベルと言ってよいでしょう。
当時の反省から気遣いとかすごいっぽいです。
干されたとしても、至らなかったところを見つめ直し、改善すれば、再び飛躍できると思います。悲観せず、ポジティブに、前向きに考えて行きましょう!
今はきっと雌伏の時なのです。力をしっかり貯めて、飛び立つ時が来たら大きくジャンプしましょう!

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ブラック企業が問題視され企業のホワイト化、特に大企業のホワイト化は急速に進んでいる昨今、ホワイト化によって生まれたモンスターたち、そのモンスターの犠牲や生贄にされる社員たちがいる。半沢直樹の世界を凌駕する企業の闇。その闇の中で耐え忍んで生きる社員たちの姿を書き綴っていきたい。
会社で干される|真上 葵
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