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西潟正人東京海洋大 非常勤講師

魚の伝道師。1953年、新潟生まれ。魚好きが高じて全国の海岸線を巡り、神奈川県逗子市で地魚料理店を20年間営む。2017年から東京海洋大で魚食文化論の非常勤講師を務める。

ツチクジラの解体に感動!「外房捕鯨直営くじら家」がある千葉県和田町は400年の歴史を引き継ぐ捕鯨基地

公開日: 更新日:

地元では血合いを干した「タレ」が名物

 血合いの生肉を塩干した、南房総名物「くじらのたれ」(くじら家、100グラム680円)も欠かせない。大いに食べて満足した後、静かにグラスを傾けるにはうれしい逸品だ。軽くあぶって手でちぎりながらちびちび飲んでいると、夜更けを忘れる。

 東京湾に捕鯨基地があった時代、クジラは今よりはもっと身近な海の幸であった。鯨食が忘れられかけようとしている今、和田町を訪ねて思い出してほしい。

(住)千葉県南房総市和田町花園127-3
(℡)0470-47-4780

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