太地漁港ふれあい広場で2日、「第36回太地浦くじら祭」(太地浦くじら祭実行委員会主催)が6年ぶりに開催された。会場には多くの来場者が訪れ、多彩なステージイベント、鯨料理・地元グルメのブースなどクジラの町太地の魅力を満喫した。
同イベントは、太地町の伝統文化・食文化を通して町の魅力PRすることが目的。開会にあたり、同実行委員会の岡本光正委員長があいさつ。「今日は朝早くから来場していただきありがとうございます。くじら祭は今回6年ぶりの開催になります。皆さんの協力のおかげで開催することができました。皆さんに喜んでいただける催し物を用意していますので今日は最後までよろしくお願いします」と感謝を伝えた。
ステージイベントでは、太地こども園の園児がダンスを披露したほか、獅子舞やフラダンスなど多彩な演目に会場が大いに盛り上がった。くじら祭のフィナーレを飾る「鯨踊り」(太地町民芸保存会)では、太地小学校の5・6年生と大人役30人が、約400年にわたり伝えられてきた郷土芸能を力強く披露。会場からは大きな拍手があがった。