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右手の負担を減らそう 薙刀式の導入についてgoryugoさんに聞いてみた

前回の記事の続きです。

薙刀式に関してはとりあえずかなであるなら入力できるようになるには3時間くらいあればできるようになりました。

日本語を入力するシステムとしては素晴らしい。ですけど、Macで使うには茨の道ということがわかりました…

いやあ、私と同じくプログラマーやエンジニアでもない人で手がまずいから薙刀式を使おうという方は多分苦労すると思いますので、手が悪いフレンズに向けて記録を残しておきます。

薙刀式は基本的にWindows上で動くもの

作者の大岡さんが配布してくださっているのはWindowsなので、Macの場合は工夫しなければなりません。Windowsだったら簡単なんですけどね…

Mac上で動かすには大きく分けると2つあります。Benkeiというアプリで動かすものと、Karabiner-Elementsで実装するものですね。

Karabiner-Elementsはショートカットキーを変更したりいろいろできるタイプのものです。

私はKarabiner-Elementsを愛用しているのですが、手の悪さをカバーするためにいろんな設定がしてあったりするんですね。他にもBetter Touch Toolや左手デバイスでいろいろ補っている。

Karabiner-Elementsでこれ以上設定を増やしたらまた、どこかがぶつかってしまう。そうなったら絶望です…

単体アプリがあるなら楽勝ですね。ありがたやありがたや…ということでダウンロード。

やったーということでBenkeiを使ったのですが、うまく変換ができないものがある。

ええっ…ということで、Benkeiを使うのは断念。これでKarabiner-Elementsを使うことは決定ですね。

最新バージョンは使えない

現在最新のV16はMacでは使えないようです。ネットで見つかるのはV15までしかない。

最新版を作ろうとなると、作るしかないわけです。

移行するかどうかしばらく実験しようかというような人間からしたらいくらなんでもハードコアすぎる展開です。

goryugoさんに聞いてみた


ということで諦めてV15でしばらく練習していたところ、パッドフレンズのgoryugoさんが薙刀式について教えてくださるということでお知恵を拝借することになりました。持つべきものはパッドと友人や…

goryugoさん、お時間とっていただきありがとうございました…

薙刀式をずっと使ってる人で周りにいるのは当然goryugoさんしかいない。goryugoさんに薙刀式の存在を教わったので当然ですね。

あれ、でも、よく考えたら、はめられたのでは…

goryugoさんに初めてお会いしたときに「これはいいものです…」と薙刀式と分割キーボードを紹介していただいていたわけですけど、あれは沼に沈める人の態度でした。これは計画的ですね。

有罪です…

マニアが沼に沈める時の常套手段にまんまとハマったわけですけど、沼は一人でハマるよりみんなでハマった方が楽しいですしね。

私もgoryugoさんをパッド沼に引き摺り込んでいるわけですから同罪ですかね…

よし、飛び込んだれと思ったんですが、そこには底知れぬ沼が存在しました…

薙刀式をフル活用するためには自作キーボードが必要

そうじゃないかと思っていたんだ…

薙刀式、フル活用するためには自作キーボードが必要ということがわかりました。

いや、もう嬉々として語るgoryugoさんに「宇宙語すぎる…」と思っていたのですが、それはもう沼にはめる人の熱量にまんまとハマってしまいました。

「マニアの世界ですね。宇宙語すぎます…」と言ったら、gorygoさんに、「パッドも同じですよ」と力強く言われて、「そうか、それなら仕方ない」と納得したんですけど、もうこの時点でほぼ沼に足を取られていたことに気づいたのはもう少し後のことです…

なぜ自作キーボードが必要なの?

goyugoさんが「格子状」である必要があるというを何度もおっしゃっていて、何を言ってるのかな?それは食べられるの?と思ったんですけれど、これ、本当に大事なんですね…


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今回購入候補としてあがったChidori 千鳥格子から名前が来ているのか雅な名前ですね。

薙刀式の素晴らしいところは普通のキーボードでも打てるところにあるわけですけど、goryugoさんや私のように文章を書く量が普通の人に比べて圧倒的に多い場合、より楽に出来る方法を取ったほうがいい。

普通のキーボードって斜めの配列になってますよね。こんな感じです。

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Magic Keyboard、見た目以外はどれも気に入ってないけれど、仕事上使わざるを得なかった。

これだと、出来るだけ動作を最小にして入力する薙刀式のポテンシャルをいかせないわけです。

薙刀式、パッドの演奏理論とほぼ同じなんですよ。詳しくは書かないですけど、出来るだけ楽に弾けるように強い指を使う。そして、動きを小さくする。

と、めっちゃ納得はいったのですが、ここからはまだ沼の入り口も入り口でした…

わかったのはパッドが好きな人は自作キーボードは好きだということです。

パッドを持っている人のトラックボール所持率と、自作キーボードなどの入力デバイスをいろいろ持っている率はびっくりするくらい高いです…

みんなもこっちの沼においで…どっちも楽しいですよ…

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音楽と暮らしのあいだでいろいろあっても、主体性を諦めない方法を探しています。 64パッドによる「ハードコア・パッドスタイル」と、暮らしや思想の記録。 「デジタル百姓」として、日々考えたことを綴っています。 旧ブログ:https://murinaikurashi.com/
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