親指シフトを使いこなしたい。

はじめに

なんと今年2025年にnoteを書くのが初めてらしい。
ヤバい、もっとアウトプットしないと… と急に思い立ったので今文章を書いている。

内容はタイトルの通りで、「親指シフト」を使いこなしたい。ただそれだけである。

書き始めたのは10/14なのだが、いつ公開できるんだろう…と思っている。

親指シフトってなんやねん

恥ずかしながら30超えるまで「親指シフト」という物をほぼ全く知らなかったのだが、要するに何かと言うと「キーボードを使った文字入力方法の一つ」だ。多くの人が使っている「ローマ字入力」、日本語に特化した「かな入力」、それに次ぐ第三の入力方法が「親指シフト」というわけだ。(第三なのか?)

ただこれは言ってしまえば、ある種枯れようとしている技術らしい。

後述するかもしれないが、その入力方法の特異上日頃我々が使っているキーボードではこの入力方法が実現できず、本来は専用の物が必要となる。

画像
ネットで拾ってきた画像

これはそもそも富士通が開発した入力方法で、キーボードも主に富士通が流通させていたのだが、なんと2020年頃、その富士通が親指シフトキーボードに関するハードウェア・ソフトウェアの終売を宣言したらしいのだ。

大元の富士通が手を引いてしまった訳で、今後は親指シフトをこよなく愛する有志たちが草の根活動で支えていかなといけなくなってしまっている状況だそうだ。

何故今親指シフト?

自分で言うのも何だが、平均よりかはタイピングが早い方と思う。実際、日頃からキーボード入力で困ったことはそこまでない。

画像
久しぶりに寿司打やった、ミスタイプ多いの良くないよねぇ

そんな自分が、既に満足にできている「ローマ字入力」を捨ててまで、何故親指シフトを取得しようとしているか? その理由は至極単純である。

なんかカッコいいから!

それに尽きる。実際親指シフトには「(理論上)打鍵速度が上がる」「(ローマ字を介さないことにより)直感的に入力ができる」というメリットがあるらしいのだが、そんな事は置いておいて、

とりあえずなんかカッコよさそう!

だから取得したい。それだけだ。

ただ実際の所、始める動機が「親指シフトにしたら業務効率上がるんじゃね?」みたいな邪な動機だったら、恐らく自分は取得できない気がする。
だってそういう人間なので。資格勉強とかも基本ノリ切れないし。

実は昔、
書けたらカッコいいんじゃね?」という理由で(無駄に)アルファベットの筆記体を暗記し、
言えたらカッコいいんじゃね?」という理由で(無駄に)ギリシア文字を覚えた。

それらは今でも(無駄に)覚えているし、多分「なんかカッコいいから」で取得したことは身につくんじゃないかなーと思っている。だから親指シフトもきっとそのうち取得してるハズ。

三日坊主

ただまあ恥ずかしながら自分はちゃんと三日坊主である。
この親指シフトは満足に使いこなせるようになるまでに半年くらいはかかりそうな気がするのだが、それまでに投げてしまう可能性も勿論ある。

なので、こうやって文字にして宣言しようと思ったわけである。

練習方法

今更タイピングの練習となると何をしたらいいのかピンと来ないが、流石にこれだけ市民権のある入力方法であれば、流石にタイピング練習サイトくらいあるだろう…… と思って探したらあった。

少し触ってみた感じ、なんかいけそうなのでこれで練習していく。ちなみにこれを書いている時は既に10/19なのだが、思い出せる限りで日記的なものを書きたいと思う。

2025/10/25 追記
これを書いている現在、60秒間に55キーくらいの打鍵ができるようになった。まだまだこれから。でもキーの配置はだいぶ覚えた。

備忘録

中段

親指シフトは、何かの研究をベースに、頻出の単語ほど使いやすい位置にキーを配置しているらしい。つまりこの中段は一番基礎になるのだろう。しっかり覚えたい。

画像
中段フラット

う し て け せ は と き い ん D

ぶっちゃけ最初これを見たときに「やっぱり親指シフトなんて無理なんじゃないか…」と思った。あまりの脈絡の無さにとりあえず1発いいパンチを脳にもらった気分だ。
ただ、「なんかカッコいい親指シフト」を取得するためにはこんなところで躓いていられない。

中段フラット(と便宜上呼ぶ)に「は」や「と」があるのは、助詞として登場頻度が高いからだろうか?
左人差し指周辺に「て」「け」「せ」と「え行」が集まっているのが印象的。また「ん」があったり、普段は遠いDeleteがあったりする。Deleteが近いのは便利そうだ。

中段逆シフト

画像
中段逆シフト

ここで「逆側のシフトを押しながらの入力で、基本的には濁点付きで入力される」ということを学ぶ。濁音、半濁音も1キーで入力できるというのは結構すごいことではないだろうか。フリック入力も濁音入力には2入力必要だし。

ただその中でも、突然現れる「ぽ」にはびっくりだ。さらに、右小指にはキー割り当てがないのも不思議。
ただとにかく、逆シフトは意外と楽そうだ。

ここで本格的にタイピング練習が始まるのだが、まだ入力できる単語が20程度しかないのにそれだけで構成されている単語が意外と多いことにまず感心する。(例えば、「きいはんとう」は全部中段フラット)

そしてここで、「確かに親指シフトは入力が楽そうだな」と思い始める。ローマ字入力に比べて手が落ち着いているというか、滑らかに文字入力をしている感じがある。(まだ中段しか使っていないからだろうけど)
それに、1入力で1文字出力される恩恵で、文字入力の速さにもなんとなくびっくりする。

確かにこれは極めたら強そうだと、モチベーションが少し上がる。

中段順シフト

画像
中段順シフト

次に「同じ側のシフトを押しながら入力すると全く違う文字が出力される」ことを学ぶ。(ここでは順シフトと呼ぶ)

親指シフトの概念に慣れてきたここで、さらなるハードルにぶち当たる。今まで「し」だと持っていたキーが、同じ側のシフトを押しながら入力するだけで「あ」になるのだ。2パンチ目

ここで登場するのは「あ」「お」と言った母音だったり、「っ」「ゅ」「ょ」と言った撥音、促音である。「を」も出てきたり、やっぱり中段は重要そうなキーが多いのだなと得心する。

一方で、「な」「の」辺りのキーはまだ気を抜くと忘れてしまう。
影が薄い…

上段フラット

画像
上段フラット

中段の練習にも飽きた慣れてきたので上段に移行する。
「,」「、」「。」辺りは日本語入力の上では必須とも言えるが、単語練習をしている間はほぼ使わないので後で覚えないと…

「か」「さ」「た」とあ行が多かったり、「か」「く」「こ」とか行が多かったり、「た」「ち」「つ」とた行も固まってたり、「つむら」の「つ」もあったり、意外とすんなり頭に入った方。

ただ、「こ」と「く」の左右がわからなくなったり、「ら」と「ち」の影が薄いのが玉に瑕。

上段逆シフト

画像
上段逆シフト

基本的には問題ないのだが、右手に突然現れる「ぱ」と「ぴ」が大敵。
この辺りで半濁音は右手に集まるのかな… と思い始める。

上段順シフト

画像
上段順シフト

ぁ え り ゃ れ よ に る ま ぇ

という、なんとも言えないラインナップに少し嫌気が差す。最後の母音である「え」の登場や、「ぁ」「ゃ」「ぇ」という拗音の多さ、「り」「る」「れ」というら行の多さ。これはなんとも曲者だ…

地味に「に」も苦手。やはり同じ側のシフトが一番頭に入りづらい…
これは先々もネックになりそうだなと確信する。

下段フラット

画像
下段フラット

「ひ」「ふ」「へ」「ほ」とは行が固まっていることにまずびっくりする。「す」「そ」もセットでいいのだが、「め」「ね」が頭に入りづらい。
上段フラットと同じで、「す」「そ」の左右がやはり未だに頭に入らない。上段は「こ」「く」なのが悪さしている気がする…

下段逆シフト

画像
下段逆シフト

び ず ぶ べ ぷ ぞ ぺ ぼ

と、残っていた半濁音が一挙に登場。やはりすべて右手だった。やはり逆シフトは覚えやすい。

下段順シフト

画像
下段順シフト

ぅ ー ろ や ぃ ぬ ゆ む わ ぉ

と、残りの母音拗音がまとめて登場し、伸ばし棒も現れる。
「ぬ」「ゆ」「む」とう行が固まっているのが少し救い。

一通り終えて

とまあ約1週間ほどかけて(これを書いているのは10/20)、とりあえず一通りのキー配置には触ることができた。
練習でも頻度多く登場する中断に関してはほぼ頭に入ったものの、やはり上下段のシフトが頭に入り切らない…

行ごとにまとめる

一旦整理の意味も兼ねて、列ごとに印象をまとめてみようと思う。

あ行←「う」「い」はすぐ頭に入る。残りがシフトだが、やはり母音は印象が強いのか結構頭にすぐ入る。全体的に薬指・小指で押す。(「お」だけ人差し指)

ぁ行←当然ながら順シフトに固まっている。「ぃ」以外は端っこに固まっている。

か行←上段・中段のフラットで完結する。難易度的には低め。「こ」「く」の左右だけたまに間違う。「き・く」「け・こ」をセットで覚えるといいのかも。

さ行←上・中・下段全てに登場するが、全部フラットで完結する。「す」「そ」の左右だけ問題。「そ」だけ右手と覚えるといいのかも。

た行←これも上段・中段のフラットで完結。しかもかなり押しやすい位置にまとまっている印象。「っ」も「ん」の位置に来るのですぐ頭に入る。

な行←「ね」以外は全て順シフトに固まっている。曲者。右手に固まりがち。
「な・の」は中段なのでいける。「に・ぬ・の」は右手順シフト。「ね」は下段フラット。

は行←中・下段のフラットで完結。特に下段に4つ固まっているので一番覚えやすかったかも。イイヤツ
ぱ行←全部逆シフト。全部右手で、しかも大体端っこなのでまだ簡単。

ま行←「ま・み・む」が右手の順シフト、「め」が下段フラット、「も」が左手準シフトと、な行より酷いかもしれん。
関係ないが、「め」が順シフトで「ぬ」に変わるのはちょっとした遊び心なのだろうか?

や行←上・下段の準シフト。全部人差し指で押せるので、意外と優しいか?
ゃ行←上・中段の順シフト。中段いっぱいやるから結構すぐ覚えた。

ら行←「ら」が上段フラット、「り・る・れ」が上段順シフト、「ろ」が下段順シフトと、ま行くらい難易度が高い。

わ行←「ん」は流石にすぐ覚える。「を」も印象的なのですぐ覚える。「わ」だけちょっと怪しいかも?

まとめると…

な行、ま行、ら行がとりあえず難易度高い。ただこうやってまとめたことで、少しは頭に入りやすくなったかも。

ただ目的は配列を覚えることではなく、無意識にスラスラ入力できるようになることなので、先は長そうだ…

とりあえず一旦の目標は、キー配置を9割方頭に入れること。普段のタイピングを遅いながらも親指シフトでできるようにならなければ…

特に苦手→に、ね、る、れ

表をまとめたやつ

後学(の人がいるかわからないが念)のために、表をまとめたものを置いておく。

画像

いいなと思ったら応援しよう!

コメント

コメントするには、 ログイン または 会員登録 をお願いします。
雑記。
親指シフトを使いこなしたい。|津村璃音
word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word

mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1