品質保証の本質は、検査でも書類でもないく、「間違いを妥協しない」という信念。
多くの人は「不良をなくすこと」を目的に掲げる。
でも、本当に大切なのは「不良を出さない文化を作ること」なんじゃないかな。
姿勢やあるべき姿を問うのが品質保証。
品質とは、単なる性能や見た目の良さではなく、「誰かの期待を裏切らないこと」だと思う。
その期待を守るために、日々の小さな違和感を見逃さない。
数字に表れない『変な感じ』を掴み取る感性を磨く。それが、品質保証という仕事の美学だ。
品質保証の現場においては、
「これで十分じゃない?」という言葉ほど危険なものはない。
十分という言葉は、妥協の中に潜む油断の免罪符だからだ。