医療機関が患者の予期せぬ死亡原因を調べ、第三者機関に報告して再発防止につなげる「医療事故調査制度」の利用が伸び悩んでいる。制度創設から今月で10年を迎えた中、全国の報告件数は3533件で当初見込みの23割の水準。広島県医師会は、安全な医療を志向するための制度として報告を促している。

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 2015年の制度開始前は全国の医療機関から年1千~2千件の報告があるとみられていた。