オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世の活躍に〝異論〟が飛び出した。

 上田はフェイエノールト3年目の今季、開幕から絶好調。リーグ戦11試合で13ゴールで得点ランキング首位を独走中だ。そんな中、オランダ紙「テレグラフ」のコラムでバレンティン・ドリーセン記者が上田に関しての持論を展開した。

 日本人ストライカーが3年目の覚醒で盛り上がる状況については「理解できる」とした上で「彼の数字は印象的だが、対戦相手のレベルが高くなると、この日本人の生産性の低さに驚かされる。PSVアイントホーフェンやAZアルクマールイとの対戦ではまったく活躍できなかった」と下位チームから荒稼ぎしているだけという見解だ。

 さらに「欧州チャンピオンズリーグ予選のフェネルバフチェ戦では、2試合ともほとんどチャンスがなく、無得点に終わった。イスタンブールでの決定的なチャンスを、不器用なボール処理で台無しにした。欧州リーグのブラガ戦では出場せず、アストンビラ戦とパナシナイコス戦でも、上田は得点を決められなかった」と指摘した。

 その上で「国際的な基準からいえば、上田に対する熱狂はすべて見当違い。狭いスペースでの技術の不安定があり、スピードも不足しているが、フェイエノールトのような優れたチームではオランダ1部リーグで成功できるストライカーにしているが、欧州レベルでは不十分である」と主張した。

 とにかくドリーセン記者は上田を認めたくないようだが、まずは6日に行われるEL1次リーグ第4節のシュツットガルト(ドイツ)戦で得点を奪いたいところだ。