最初にまだ行ってない人は行け!!!!
行った人へ このエモーションを共有して浸ろうぜ。
<というわけでこの先はネタバレ注意>
なぜけものフレンズは"最初のコラボ"が東京ATOM(とシャッツキステ)だったのか。なぜけものフレンズは定期的に手塚治虫とコラボするのか。なぜけものフレンズが私を魅了するのか――
その答えを知るために宝塚に降り立った私が最初に目撃したのは、平日にも関わらず50人以上程度が列をなす光景だ。前泊無しの私は開場時間ギリギリの到着だったので長さを十分に体感できた。(さらに列は倍程度に伸びていたが)
そしてその答えは入場後まもなく理解できた。最初に売店に案内され、2Fで列形成をする。するとすぐ横に"ガラスの地球を救え"の常設展示があった。折角なので展示物を読みながら列を進んでいくと、手塚治虫の哲学を理解できた。
――けものフレンズだ!
どれが、というものではない。根本的な話だ。
宗教観が近い。いや、同一の"教典"とでも言おうか。
ガラスの地球を救えの展示の最後は火の鳥の「『生命を正しく使ってくれるようになるだろう』と……」で〆られていた。
ここからけものフレンズ展が始まるのかと生唾を飲んだ。一気にズズッと世界観に引き込まれた。
最初に売店に案内して列形成をしたのはココをじっくり読ませるための施策だとしたらとんでもなく計算された動線だ。
そしてけものフレンズ展の企画展の入口へ向かう。
最初はけもVの展示からだった。
ちょっと待てい!のボタンがあったら間違いなく押してる衝撃事実が早速明かされる
「けもVのLIVE2Dは全部吉崎観音が作ってます」
ちょっとマテ茶!!!!!!!!!
嘘だと言ってよ吉崎観音!!!!!
休むか鬼になってくれ!!!!!!!!!死んでしまうぞ!!!!!!!!!!
なんとそのLIVE2Dの体験まで用意されていたのだ!!つまりお前がけもvになれるってことだ。やばい!!おれもジョフロイネコになりたい!!!!!!!可愛すぎる!!!!鏡のように自分の動きに合わせて動くおジョフが可愛すぎて……可愛すぎんか???これが俺????これになりたい!!!!!!
今日はシマハイとシマリスとおジョフだったのだ。
LIVE2D体験のやばいところはどういう顔をした時にどういう顔になるかがわかるところで、自分の表情筋とけもVの表情のキャリブレーションができてしまうところだ。(例えばシマハイがたまによくやってる表情はおそらく目を細めてPC画面を凝視しているであろうみたいなのがわかってしまう)いいんかこんな企業秘密みたいなの見せちゃって!?!?すごい。
もうひとつ、けもフレ的だと感じたのがシマリスがある事だ。知っての通りシマリスは既に卒業済みで新たなシマリスVのコンテンツ供給はない。しかし、自分がシマリスVになった時、それでシマリスの新たな顔が誕生して今しかない新たなコンテンツ発生し供給が満たされているのではないか??そしてそれは自分が動かしているという事実。酷く興奮してしまった。世界よみろこれがけものフレンズだ!!!!
今回の展示で最大級の展示はほぼけもVだったが、それも頷ける。今回の目玉は間違いなくこれだ……
そして次のエリアに移動しようとした時にどこからともなく「ホホホ……」という声が聞こえてくる。
危険な鳥の声!!!!と身構えつつ声に耳を傾ける。
酷い要約をするが「数千年も昔に人がいなくなった地球でアニマルガール達は人の形で生きているのは何故か。あんなに人は酷い生き物だったのになぜ恨まないのか。人がこの星にいたことを伝えたいのか?」何核心に迫るような話をあっさり喋ってんのこのアチアチドリはよぉ!!!!!これはもちろん、BOOKには乗ってないのだ!!!!みんな耳をすまして聞くんだよ!!
やばい、ここ楽しいぞ!?
そんなことを思いながら次のエリアは図鑑ゾーンだ。所狭しと並ぶアニマルガール。もちろん私はまっさきにイヌ科のところへ。
ん???????????
え?????????????
やけに既視感のあるポージングと知らないカラーリング、知らないカタカナの羅列
アルファベットは「Ezo Wolf」
「まじか!?」
大丈夫だ、周辺もガヤガヤ見ているので静粛な美術館でデカい声を突然出すヤベー奴にはなっていない。
手を膝について目線をそらし、ちょうどマラソンをゴールしたあとに辛そうにする人のような体制で独り言を呟いて、一旦距離をおいてもう1回マジかと呟いて遠くから眺める。夢じゃない。現実だ。
震える指先(これが武者震いだろうか?)で指を指すが間違いないエゾオオカミのリデザだ。
しかしエゾオオカミではない「ホロケウ」だ。
唸る。
エゾオオカミにしなかったのは、おそらくさすらいウルブズ周りの話をフリーにしたいから。ドールが3のメインであり、今後さすらいウルブズ周りの話をする可能性が否定されていない現状において別の名前で出したほうがさすらいウルブズの話をする時に盤面を動かしやすい。と興奮する脳内で纏めた。
NEXON初登場から10年変わらない愛を持っている俺への忖度の可能性もあるとか言いたいところだけどそれは驕りすぎだと打ち消した。
そのままふわふわしながら図鑑コーナーを見て回ったが全く記憶に残っていないので後から再度見直したのはここだけの話だ。
エゾオオカミの話を書いて満足したのでこの先は後編に続く。
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹