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上野千鶴子氏の発言リスト


〇日本の女が戦争で日本の男に守ってもらわないほうが、敵のもっと「いい男」と出会えるかもしれない

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 人類が暮らしを営むには、水と火が不可欠だが、女の役目はいつもこの火と水の管理だった。水道もガスもない前近代的な暮らしの中では、朝起きて最初の仕事は、家族のために水を確保するという仕事だった。・・・(途中省略)・・・重労働である。
 この平時の重労働を担ってきたのは、いつも女たちだった。水汲み女の図は見たことがあるが、水汲み男、というのは聞いたことがない。この重労働を、女に代わって男がやろうと申し出た社会は、どうやら歴史上なさそうなのである。「かよわい女をたくましい男が守ってきた」という学生に、私はこう答えることにしている――現実には、強い男が弱い女をいたわってきた例より、強い男が弱い女につけこんできた歴史の方が長いんだよ、と。そのうえ、女は実のところ、かよわくも何ともなくて、重労働に十分耐える生き物でもあるのだ。
 最後に、平時の男たちの怠惰は、いざ戦時に男たちが身を挺して女子供を守る働きによって免責してもらえるだろう、という考えがある。ところでちょっと待てよ、男たちはいったい何から女たちを守ることになるんだろうか。考えてみると、これもバカバカしいことがわかる。男たちは他の男たちと争いを起こして、自分の女たちを守っているだけである。「守られて」みなければ、敵のほうがもっと「いい男」かもしれないのだ。
 ここまでからくりがわかれば、「男は仕事・女は家庭」の性別役割分担が、いったい誰の役に立っているか、よーく考えなくても、すぐにわかるというものだが、ジョーシキという名の思いこみに囚われている、女の子たちのアタマの中を変えるのも、なかなか苦労ではある。

(上野千鶴子著『女遊び』、121―122ページ)


→上野千鶴子氏が自分のいる共同体の持続可能性に関心を払っていないことが窺える文章。歴史的事実が示しているように、侵攻してきた兵士らは、敵国の婦女を次々に暴行していく事例が非常に多い。どんな人生を送っていれば、<「守られて」みなければ、敵のほうがもっと「いい男」かもしれない>と述べられるような人間になれるのだろうか・・・。




〇マスをかき過ぎて死んだ猿 

上野千鶴子は『男流文学論』で井伏鱒二を「マスをかき過ぎて死んだ猿 」と述べているが、そもそも井伏の死因は肺炎だし、仮に何らかの比喩だとしても品格が疑われる表現である。このような表現で構成された文章を文学論と呼べるのかは疑問。



〇安倍晋三を強姦魔と形容

「辺野古」承認へ仲井間知事。沖縄の心をカネで売るのか?
いや、強姦したあと札束を投げつけて去る男、のような安倍政権の「格別のご高配」。 (Twitter

→社会問題を女性への強姦にたとえるって、この方ほんとうに女権拡張論者なの?



〇中絶を「闇に葬る」と表現

「不妊治療で生まれる子どもより、闇に葬られる子どもの数の方が多いのです。この子たちに生まれてもらうほうが少子化対策になります」(上野千鶴子氏(上)「少子化とジェンダー格差は共通課題」

→女性が中絶する権利を肯定してきた上野千鶴子が中絶児のことを「闇に葬られる子ども」と表現している当該記事に対しては、一部のフェミニストからも落胆の声があがった。



〇「ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい」

『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』で上野千鶴子は衝撃発言を行っている。「子ども」をノイズ扱いする上野千鶴子の感性に賛同できる方は果たしているのだろうか。優生学丸出しの文章を世に出した双風舎にも問題がある。

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〇「自分に不利なエビデンスはもちろん隠す。それが悪いことだと思ったことはありません」

上野千鶴子は『古市くん、社会学を学び直しなさい!』の「上野千鶴子先生に『社会学の使い方』を聞く!」で、以下のように述べている。

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これは学問の否定である。発表(アウトプット)の段階で自分の主張にとって都合の悪いデータ(エビデンス)を意図的に伏せる行為が横行すれば、学問への信頼性が失われることになる。「社会運動家としては正しい選択です」という小熊英二のコメントは裏を返せば「研究者としては正しくない選択です」と考えることも出来る。



〇「わきまえる」

マザコン男性とその母親が「母子坂、手をとりあって」滅びに向かってくれれば、こんなに平和なことはない。問題は、マザコン男性が身のほどを弁えずに結婚したり、権力を握ったりして、ハタ迷惑になるからである。 (『女遊び』より)

→上野千鶴子が『女遊び』を世に出した昭和の時代にはまだ存在していなかったムーブメントではあるが、最近のリベラル界隈(ポリコレ界隈)では「わきまえる」という単語は悪い意味で使われる場合が多い。




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