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あぁ素晴らしきかなテレインストーカー

みなさんこんにちは、インカレスプリント2020実行委員長の谷野文史です。

この記事では、テレインについても、コースについても何も知らない、実行委員長がどのようにして、この大会に向けて対策を行ったのか書いていきたいと思います。

この記事を読むことで、大きなスプリントの大会で活躍できるための対策法を学ぶことができると思います。


1.テレインストーカーとは?

自分もいつからこの言葉を使い始めたのかわかりません。(1年生のころにはすでに使っていたようです。)

テレインストーカーとは端的に言うと、ストーカーのごとく執念深くテレインを分析することを指します。

(解説で上島さんがスプリント(コース)に愛をこめていると言っていたので、それに対する競技者のアンサーがストーカーなのかもしれない(適当))

このテレインストーカーに取り組み始めたきっかけは、1年生の時に運よく通過したスプリントセレ(@静岡大学)です。

当時、周囲の期待もありインカレスプリントに出たく、毎日とち狂ったみたいに学内Oに取り組んでいました。

学内Oだけでなく、先輩たちの教えでテレイン分析をしていました。

その先輩は、大学説明会用のドローン映像を駆使してテレインの分析を行っていました。

すると、当日テレインを走っているときに周りの景色に覚えがあり、迷ってもすぐに、「あ、今ここにいる。」「このレッグなら、この階段使える。」「あの建物めがけて走れば、ポストにつきそう」などなど対策が生きて、Garminの実走タイムが5:48/kmでも通過することができました。

この勝因を言語化すると、対策により「既視感」があったこと、となるのではないかと考えています。

みなさん、見ず知らずの街を歩いたり運転をするときスピードが落ちることはありませんか?

地図を見たり、標識を見たり、独自の交通ルールなど様々な障害があることが原因だと思います。

一方で、登下校や通勤で使用する道は多少目をつぶってもスピードを上げて通行することができるのではないでしょうか?

オリエンで言うと、新規テレインでのスプリントより、一度入ったテレインや学内Oの方がいい記録を残すことができているのではないでしょうか?

これらすべての原因は、視覚的なものであると考えています。

人間、何度も見た景色については、安心感を得ることができるし、特徴的なポイント(例えば、あの大きなビルのある交差点を曲がれば自分の会社があるとか)だけを抑えることで頭に入ってくる情報を省略化し、スピードをあげて進むことができます。

テレインストーカーでは、視覚的有利、すなわち「既視感」を得ることを目的にテレインの分析を行います。

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<愛の結晶達>

2.ストーカー方法

ストーカー方法は様々あります。

例として、インカレスプリントのテレインである那須野が原公園を対策するのに使ったものを記載します。

①ガイドマップ(優先度2)

テレイン内の概要をつかむのによい

②公園HP(優先度2)

人口特徴物の特定に使える。

③GoogleMap(優先度1)

テレインを走っているかのような視覚情報を得ることができる。

④Youtube(優先度1)

主に使ったのは5つの動画ですね。


⑤ブログ(優先度3)

犬のお散歩ブログとかの写真が有用

⑥Instagram

#那須野が原公園  で検索するとヒットする。

3.どのように役に立ったのか

皆さん気になる、この対策をしてどんなメリットがあったのかということを何個か紹介していきます。

①プールの使用を予想

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公式掲示板は我々にヒントを与えてくれます。

さて、どこからプールの使用を予想したでしょうか?

正解は、三つ目の「目立つポール」

では、なくその後ろにうつっている建物です。

この建物よく見ると特徴的です。

気になってHPを見てみました。

すると...

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特定しました。

これに気づいたため、自分含め筑波の選手はプールが来てもあまり驚かなかったと思います。

さらに入口の場所も特定していたため、自分は地図を見なくても入る場所を認識していました。

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おかげさまで、予選1位という成績の残すことができました。

②ありがとう、おっさん

この動画には、大変お世話になりました。

テレインをぐるっと回ってくれたおかげで、テレインの半分を認識できました。

まずやったこととしては、経路の特定です。

テレイン内のどの道を走っていたのか、特定しました。

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このテレインで難しいと考えられるAヤブのエリアがどのような感じかつかむことができました。

次に、この動画をどう生かしていくかというと、「既視感」の精度をあげていきます。

というのも、パークOテレインではオープンや森を横切る能力が要求されます。

その際に、コンパスを丁寧にふっていたら遅いですよね。

そうではなく、まっすぐ行った先の特徴物を捉えたり、その近辺にある特徴物との関係や位置関係をつかんでおくと非常にスピードに乗れます。

実際の対策及びルートと比較してみましょう。

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たとえばこのレッグ。(コース図より)

A藪をきったり、独立樹を探したりとナビゲーション能力が求められると思います。

しかし、このエリアでは地図中のオリーブが鉄塔であり、遠くからでもわかりやすいという情報を動画から得ていたため、鉄塔めがけて走り、鉄塔との距離感でポストにアタックしました。

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おかげさまで、特に細かいナビゲーションは不要となり、この区間全体2位でした。

③ロングレッグもおちゃのこさいさい

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勝負を分けたMEF9→10(コース解説より)

ラップセンターでも、難易度が一番高いレッグになっていました。

自分は青色を選択したのですが、

東西に延びる柵を超えた後、ポストまでのナビゲーションは難しいルートです。

しかし、対策によりそのナビゲーション負荷を軽くしました。

まず、青色の線がかすめるキャノピー

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もちろん特定済みです。

遠くに見えた時点であれだと確信し、走りました。

では、キャノピーについた後どうするか。

実は10番コントロールの南に柵で囲われたエリア(アスレチック)があるのですが、コントロール近くにはそのエリアへの入り口のゲートがあります(地図上にはない)。

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これです。

私は、キャノピーを見た後このゲートを目でとらえそこに向かって走っていきました。

そのため、スピードが出てこの区間は全体7位でした。

④△→1

余談ではありますが、テレインストーカーの恩恵は△→1に現れると思います。

テレインストーカーにより、「既視感」を得ているため対策をしていない選手に比べて、明らかに地図と現地との対応にかかる時間を減らすことができます。

実際、△→1は2位に2秒差をつけ1位をとることができました。

4.最後に

いかがだったでしょうか、スプリントへの愛、行き過ぎた愛のストーカー(笑)、を感じてもらえたと思います。

ここまで、スプリントにこだわりを持つのはやはり"愛"なんだと思います。

みなさんの周りに、「スプリントなんて走力ゲーだからつまんない」っていう輩がいたらこれを叩き付けて、愛を植え付けてみてください。

自分はそういう輩大嫌いです。

というのも、自分はスプリントにおいては「走力」は一要素でしかないと考えています。

コースプランナーの上島さんもコース解説でおっしゃっていましたが、比較的足に自信のない選手でも他の要因により勝つこともできるのがスプリントの魅力だと、私も思っています。

もちろん走力勝負を左右する大切なものではありますが、細かなナビゲーション技術、ルートチョイス能力、そしてこうした愛の詰まった対策。すべてに真剣に取り組んだ選手がスプリントの上手い選手だと感じています。

少なくとも、選手権出場が目標であればこうした対策がかなり効果をもつのではないでしょうか??

ぜひ、愛に忠実に、愛に勤勉になってください。

それでは!




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筑波のオリエンティア
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