松原隆彦(不明なエラー[4000]でアップデートできません)

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松原隆彦(不明なエラー[4000]でアップデートできません)
@tmcosmos_org
宇宙論、研究、教育、分散投資。毒舌系、断定的な物言いのツイートはネタです。マジレススルー。 意見交換以上の議論はしません。異論表明はご自由に(応答はしません)。
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いとうあさこは高校の時に理系が得意で天文学を勉強したかったため東北大学あたりに行きたかったが、理系に進むと嫁に行きそびれるので文系に行けと両親に猛反対され、家出してアルバイトをしながら自活してお笑いの道に進んだという話を聞いて、女性研究者が理系に少ないのも必然だなと思った。
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この例一つで主語がでかいというツッコミはその通りだが、自分のまわりや時代や地域や女子学生の話などを聞いた経験を総合すると、家庭環境に大きく依存するものの、この頃の保守的な家庭の一般的な傾向としては言い過ぎではないと思うし、それが現在にも多かれ少なかれ影響していると思う。
つくばエクスプレスの料金が高い理由の一つによく挙げられている場所。ここから半径30km以内を走る電車は地磁気観測に影響を与える直流電源を使ってはならず、不便な交流電源を強制されるのだという。おかげで、つくばエクスプレスは守谷以北を直交流両対応の高額車両で運行せざるを得ないという。
大学で英語を公用語にすることがよいことだという発想からして時代に取り残されているなという印象。もはやデジタル機器の進化により言語の壁が存在しなくなりつつあり、むしろ母国語で勉学ができる環境こそが稀、それが学問にとって本質的な多様性をもたらすのに、それを自ら捨てに行ってどうする…
こういう研究は面白そうだなあ、と思ったのだが、よく考えると自分も対象が宇宙構造なだけで、ほぼ同じような研究だった。手元に置いていくらでも精密にどの角度からでも観察できるのが違う。 バラバラに見えるメロンの網目模様に、共通の統計的法則が存在 山梨大学が発見
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特にいいとこのお嬢さんはその傾向が強く、親の言う通りに進路を決めて見合い結婚をして、本人もそれに何の疑問も抱かないで(少なくとも最初は)幸せそうにしているというのが当たり前のコミュニティも覗き見たこともある。さすがに現代では少数派ではあるが昔はもっと一般的だった。
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こんなにバズるとは思っていなかったので、最後の一文はネタのつもりだったのだが、なぜか一部の人の逆鱗に触れてしまったようだ… しかし大量についた引用RTを眺めれば、これが特殊な例ではなく同じ経験をした人が大量にいることがわかるし、実際にそう育てられた人を何人も知っている。
20年前に国立大学法人化法案が可決された時ヤバいとは思ったが、若すぎてその重大性が自分には本当にはわかっていなかった。当時声高に反対してた研究室の教授はまもなく退職してあまりその害を受けなかったが、当時の若い世代が後に本格的な害を全面的に被ることになった。今回も同じ道を辿るだろう。
メディアや一般の方と話すと、ブラックホールは何でも吸い込んでしまう恐怖の天体というイメージが強く、近くの天体はすぐに全部吸い込まれると思われているが、実際にはブラックホール周りを楕円運動するだけで、その近日点がブラックホール半径以下にならないと吸い込まれないのでほぼあり得ない。
数学的にエレガントな定理や計算を見ると、一体どうすればこんな天才的なことを思いつけるのか、と思うことしきりだったが、この何年間か数学者と共同研究してみてわかったことは、その裏で砂を噛むような泥臭い特殊な例を果てしなく計算し尽くした後に運が良ければ見つけられる、ということだった。
国立大学の事務員は、以前は大学教員が研究教育に専念できるようサポートするスタッフだったのだが、運営費交付金の削減に伴って教員よりも事務員の定員削減が優先された結果、教員が事務業務をしないと回らなくなり、大学教員が事務員の業務をサポートするスタッフになってきた。
自分が学生の頃、とある大学の講義は冴えない風体の先生が小さな細かい字で板書してボソボソとよく聴き取れない声で喋るのを聴きながら写経をする時間だと言われていて、途中からほとんど出なくなってしまったが、後からその先生が世界的な業績を上げた有名な学者だと知ったときの衝撃はいい思い出。
相対論は間違っていると主張する人たちが、専門家はアインシュタインを無批判に信仰していてダメだ、と述べているのをよく見聞きしたが、いや逆で専門家はアインシュタインの理論が成り立たないことを見つけたら大喜びだが、いくら検証しても間違ってなくて困っているんだよ、と講座で言ったらウケた
修士課程で500本論文を読む、というのが話題らしいが、どのレベルを読んだというのかわからないが、自分を振り返って見ると、眺めた論文は数知れないが、隅から隅まで一点の曇りもなく理解するまで読んだかという意味なら一本も読んでいないかもしれない。というか普通読めば読むほどわからなくなる。
博士号の数の問題、国際標準から見て低いから上げないとダメだ、という発想が極めて貧困で、むしろ日本は博士号を持つ人の割合が低いのに世界標準よりもずっと治安がよく規律の取れた清潔な社会が実現しているのを誇りたい。結局起きているのは大学の高校化、大学院の大学化、研究員の大学院化…
以前池内さんが、独創的な研究には研究者にゆったり流れる時間が必要、と言っていたのが印象に残っているが、日本の研究力が落ちた背景には、研究資金の問題もさることながら、研究者はほっとくとサボるなどと言って、研究に使う時間を奪いまくったことも大きく影響していると思われる。
研究者の競争的研究資金の獲得は、あることないことそれっぽく書く作文能力と強く相関していて、その研究者の研究能力とは相関していないという。それならランダムに分配した方が書類作成や審査にかかっている莫大な時間的資金的事務的コストを削減でき、研究者の研究時間も確保できるという。
大学院生が匿名で研究者コミュニティの悪口を言うのは本当にやめた方が良い。内容から簡単に身バレするし、狭いコミュニティで誰もが見ているので、キャリア上のインパクトが計り知れない。実例が幾つも存在する。特定の人物に意見があるなら、名を名乗って直接話さなければならない。
自分が大学院生の時には自分の研究のアイディアをまわりに話すとそれがうまく行きそうもない理由をひたすら言われるので、誰にも言わず自分で進めある程度道筋が付いてから話すようになった。アメリカで研究員をしていた時は教授自ら奇抜なアイディアを話す人だったので、自分も忌憚なく話せてよかった
4年ほど前に受け持っていた東大教養1、2年生向け講義の成績評価のために理系東大生に課したレポート問題の一つが思考力を要する計算問題で、あまりに難し過ぎたのか、僅かな例外を除きほぼすべての学生さんが解けなかった。いま試しにChatGPT o1に入れてみたら、いとも簡単に完璧な解答を返してきた
大学院はカルチャーセンターではないとかいう話が流れてきたが、儲ける大学というならいっそのこと大学がカルチャーセンターを始めたらどうか。お金さえ払えば誰でも聴講できる商業に徹した単発講座を用意するだけでよい。講師には集まった人数に応じた報酬を聴講料の50%とか払えば競争原理も働く。
研究者は好きなことを仕事にしている、という悋気のような意見がたまに見られるが、ゲームをやっているわけではないので、実際は苦しいことの方がほとんどで、ごく稀に未知の発見をしたときに出るドーパミン報酬を求め、普通なら嫌で嫌で堪らない作業を黙々とやり続けている、というのが真実に近い。
東大駒場で教える側で初めて演習の担当をしたとき、まったく想定外の解き方をしてくる学生がいて、聞いたこともない幾何学の定理を使って物理の問題を解いてくれるので、自分にはそれが正しいかどうか判断できず、評価不能に陥ったことが何度かある。その学生がいまどこで何をしているのか知りたい。
公務員数削減! →国立大学法人化で一気に名目上の公務員数が減る →その機に乗じて国の干渉増大&天下り先確保 →大反対の中、附帯決議とともに強行採決 →附帯決議完全無視され運営費交付金の減額と干渉増大 →日本の研究力低下 →有馬元文相「国立大学法人化は失敗だった」 そらみんな怒るよな。
選択と集中政策でもっとも選択されてきた分野のはずの量子技術への投資額でさえこのありさま、選択されない分野は完膚なきまでに壊滅し、将来伸びるべき埋もれた分野の芽はすべて摘みとられまくり、それでTop10%論文数を世界第3位にしたいなど勘違いも甚だしい… nikkei.com/article/DGXZQO
A horizontal bar chart comparing investment amounts in quantum technology across countries. Bars represent China, Russia, Japan, Germany, France, and the UK, with China having the longest bar at 150 units, followed by Russia, Japan, Germany, France, and the UK with shorter bars. Text labels indicate China is first among 21 countries, and a note mentions data from 2023.
一般向けのアウトリーチの聴衆は中高年が集まりがちで、最初は将来の研究者候補を集める役に立っているのかよくわからなかったが、実は家に帰って子供や孫に宇宙の魅力を熱っぽく伝えてくれていて、間接的に次世代の研究者を増やす役に立っているらしいということを最近感じるようになった。
研究で成功するためにはいくつかの方法がある。 体力勝負:とにかく人よりも朝早くから夜遅くまで土日も働く 知力勝負:人よりもじっくり長期的に一つのことを考え続ける 感情勝負:思うような結果が出なくても冷静に淡々と実行する どれか一つで抜きん出ればよい。自分に合った方法を見つけるしかない
研究者人生で初めて不採択になった科研費基盤Cの審査結果開示を見ると、平均点数の小数点以下が.67と.00しかないので、高確率で審査人数が3人であると推測され、一人が変な点数をつけるとそれによって結果が致命的に影響されてギャンブル味が増してる(昔は5人だったはずでそんなことなかった)
大学の講義は、講義の上手な人の動画で良い、いや良くない、という議論は、自分が学生の頃とは次元が違うなという気がする。講義に律儀に出てくるような学生は自分で本を読んでもわからない落ちこぼれだ、と仲間内で言われているような世界だった。いや、担当教授自身もそう言っていた気もする。
長いので後で視聴する。 最初のあたり: 「2004年を境にして(日本の研究力は)急激に崖を転がるようにして低下しました」 「Top10%論文率(筆頭・責任著者カウント)は63カ国中40位、日本がいま競争しているのはチリとかモロッコとかアルジェリアです」