50回目の「中洲まつり」開幕 福岡市博多区、名物の女みこしや花魁も
九州最大の歓楽街、福岡市博多区中洲で31日、50回目を迎えた「中洲まつり」が開幕した。名物の女みこしが繰り出し、ねじり鉢巻きに法被姿の女性たちが大規模修繕されたばかりの2基を担ぎ、「ソイヤ」などと威勢のいい声を上げながらネオン輝く街中を練り歩いた。あでやかないでたちの花魁(おいらん)も近くを流れる博多川で船乗り込みをした後に登場し、盛り上げた。(橋本洋) ■「中洲まつり」の女みこし【写真】
まつりは1976年、オイルショックで景気がどん底だった中、街を訪れる客への感謝の思いを込めて始まった。メインストリートの中洲大通りには約100台の飲食ワゴンが並び、特設ステージでは多彩なショーが催され、大勢の酔客などでにぎわった。女みこしは1日もあり、花魁道中も披露される。
西日本新聞