アクセス数が一時的に急増していた現象は減衰しつつあるが、その間特定の記事にアクセスが集中していたわけでもない上、いわゆる「サナ活」とやらが急に盛んになったタイミングでのアクセス急増だったので、弊ブログに対して「高市早苗擁護」の観点からネガティブな意味を込めて、かつ「はてな」のアクセス解析には引っかからないリンク元からのアクセスが一時的に増えたと思われる。
Xの立民支持層の中でもっとも果敢に高市を批判している片岡正美氏は一時的にXに鍵をかけただけだったようだ。一昨日の早い時間には再び鍵を開けておられた。
片岡氏自身のポスト及び片岡氏のリポストから以下に拾う。
辻元清美に対する私の評価はもともとあまり高くなく、近年では2022年に参院に転出することを決めた時にも批判したことがあるが、今回の辻元の高市早苗論も私にとっては辻元参院議員の評価をまた一段と下げる理由になった。
リンクされているXは下記で、中国語で書かれている。
そこに貼り付けられている高市の動画を見て、私は「気持ち悪い」という言葉しか思い浮かばなかった。
Xの中国語をGoogle翻訳にかけてみた。
性産業が盛んな国のリーダーだけあって、公の場でも、男性を見ると茫然自失で情欲に燃える視線を向け、じわじわと近づいてくる距離感に、インドネシア大統領は驚き、慌てて手を合わせ「阿弥陀如来!」と叫んだ。
もっとも上記Xへの反応はさまざまではある。
高雄早苗さんは、APECで再び外交手腕を発揮し、インドネシア大統領に椅子を近づけて会話を始め、続いてチリ大統領の肩に腕を回して活発な会話を交わした。
Google翻訳は下記。
日本国内のメディアはこれを圧倒的に称賛し、日本外交史上の大きな勝利と称した。
しかしながら、日本国外では、不適切な軽蔑と捉え、批判的かつ皮肉な反応が大部分を占めた。
上記Xに対する日本語の反論があった。
確かに日本の主要メディアはそこまでは言っていない。でも産経はそれに近いし高市擁護の「電波芸者」や「SNS芸者」たち、「サナ活」をやっている連中やそれに引っ張られる骨のない「リベラル」たちは枚挙に暇がない。というよりネットではそちらの方が主流になっているように見える。
Google翻訳は下記。
高市早苗氏の最近の外交の場における振る舞いは、全くもってひどい!
他国の男性指導者に対する彼女の対応は、媚びへつらうようなものから、軽蔑的な、さらには挑発的なものまで多岐にわたり、外交の場で求められる厳粛さと真剣さを完全に無視している。
このような振る舞いは首相にふさわしくないどころか、国際舞台で「愚弄」し、外交を茶番劇に変えていると言えるだろう。彼女自身のイメージを傷つけるだけでなく、日本を国際的な笑いものにしている。
このポストには強く共感した。そう、高市は相手によって態度を露骨に変えるのである。トランプに対する媚びへつらいぶりは見るに耐えなかったが、その一方で高市が見下しているであろうインドネシアの大統領に対しては、上記動画に見られるような無礼千万の態度をとる。本当に下品極まりない人間だと思う。そんな人間だからこそ、私は高市がテレビに出始めた頃から激しく嫌っていたし、2003年衆院選奈良1区で高市が比例復活もできずに落選した時には祝杯を挙げた。しかしあろうことかそんな高市が日本の総理大臣になってしまった。
2002年に放送されたテレビ朝日の番組で高市早苗を「無知で下品」と酷評したのは田原総一朗だったが、最近も田原は高市について「あんな奴は氏ねばいいといえば良い」と発言してその番組をテレビ朝日に休止された。よほど高市が嫌いでたまらないのだろうが、その気持ちを理解できなくもない。この件など確かに「言ってはいけない」ことではあろうけれども、番組休止は明らかに過剰反応であり、妥協するとしても田原の司会をしばらく他の人に代わってもらうだけで良かった。番組を終わらせることは、それだけ権力に屈しやすいこと以外の何も意味しない。テレビ朝日の対応は最悪だった。
片岡氏がリポストした樺島万里子氏のXの全文を以下に示す。
日本ではこの動画、
「かわいい」「外交でがんばってる」「陽キャ外交」として
“キャラ的に面白い”扱い。
でも、海外のSNSを見るとニュアンスはまったく違う。
――
日本:キャラ的に面白い、かわいい、外交がんばってる
海外:媚びてる、場違い、皮肉の対象
中華圏・東南アジア:最も辛辣で、
「女性政治家」よりも“属国的ふるまいの象徴”として揶揄されている。
国内だけで「美談」にするのは、ちょっとおかしいよね。
これが石破さんだったら、きっと誰も「かわいい」なんて言わないはず。
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不愧是色信行业大国的领导人,
即便在公共场合,看到男人后这迷离的、拉丝的眼神,
这越来越近的距离,把印尼总统吓得赶紧双手合十,
送上一句“阿弥陀佛”!
(訳)
さすがは“色仕草業界の大国”のリーダー。
公の場でも、男性を見るとあのとろけるような、ねっとりした視線。
どんどん距離を詰めていくものだから、インドネシア大統領も思わず両手を合わせて、
「アミターファ(阿弥陀仏)」と拝むしかなかった!
ーーーーー
同じ映像を見ても、海外では「属国的」と受け取られる。
それを「かわいい」と報じて美談化するあたり、
日本の外交リテラシーの低さを物語っている。
特に中国よりも東南アジアで高市の態度は強い反感を買っているのではないだろうか。
なぜなら、高市は中国の政治家に対しては決してあんな振る舞いをしないだろうから。
インドネシアを見下しているからあんな態度がとれるわけですよ。本当に恥ずかしい。
やはりそういう嫌がらせを受けていたのか。
ネットでこんな空気になったのは18年ぶりだ。私がブログで安倍晋三の批判を始めて頃には、安倍を批判する「反日ブログ観測所」みたいなサイトがあった。2006〜07年のことだ。それは2007年の安倍晋三退陣頃から下火になり始め、2012年に安倍が首相に返り咲いたあともそんなに復活しなかった。しかし現在の「サナ活」の狂熱ぶりは2006年(この年がピークだった)を思わせるものがある。そういえば高市は自らの政権を安倍政権の再来と自認しているようだが、高市内閣が似ているのは短命に終わった第1次安倍内閣であって、それなりのしたたかさで長期政権を維持した第2次〜第4次の安倍内閣には全然似ていない。現に高市は安倍政権時代の「働き方改革」を真っ先に反故にした。
なお弊ブログのコメント欄は平穏だが、コメントを「はてなIDからのログイン」に制限し、かつ承認制にしている効果と思われる。もっともわざわざ非承認にするコメントもブログへのアクセスが一時的に急増した後も全くきていないのだけれど。例の「まさ」もわざわざはてなIDを開設してコメントしてきたりはしない。仮にそんなことをやってもコメント禁止処分にするだけの話だが。それをやってもまだリンク攻撃やidコール攻撃をかけることも可能だし、現にそれを実行している人間もいるが、「まさ」にはそこまでの根性もなさそうだ。やはりブログには固有のメリットがある。ブログを開設しても読んでくれる人が誰もいなければ続かず、その結果、前述の「まさ」と大差ない、他人のコメント欄への寄生に落ちぶれてしまうこともある。現にそういう例に最近遭遇した。当該の件については私の「眼鏡違い」だったとしか言いようがない。
「優等生」仕草って本当に腹立つよな。今ほどそれをやってはいけない時期はないのに。
本当にそうだ。
誰がやってんだそんなこと。
Xだと無理もないかもね。
誰のことだかわからないけれども強く共感します。
リンクされているのは「選挙ドットコム」の鈴木邦和氏の下記X。
そういや最近「選挙ドットコム」見てない。見てみるかな。
そうそう、「リベラル」が極右に説得されてしまってるんだよなあ。本当にどうしようもないと思う。