これ、めっちゃ批判されてるけど。
この人はコロナ禍でライブハウスの救済に全力を上げて、たった一人で何の伝手もないところからガイドラインの策定までこぎつけた人です。
この人のおかげで多くの店が救われたはずですし、ミュージシャンは活動の場を失わずに済みました。
ミュージシャンなら足を向けて寝られないはずだよ。
僕は阿部さんが動き始めたごく最初の頃からウォッチしてたので、どれだけの壁を乗り越えて、現実的に課題と向き合ってきたのかをある程度知っている。
こういうのって行政に陳情して終わりじゃないんだわ。
どうやったらライブハウスでクラスターが起こらないか、それでも営業できるか、そういうことをライブハウスの事情なんか全く知らない政治家たちに説明して理解を求めて、こうすれば営業しても大丈夫ってガイドラインをつくりあげ、それを施行するための説明に根回し、そういうことを通常のお店の業務をやりながら一人でこなしてきた人なんだわ。
つまり、ライブハウスなんて悪者やドラッグの巣窟くらいに思ってるような政治家たちと正面から向き合って、現実的に課題を解決してきた人なんだよ。
だからこそ、イデオロギーだったり勘違いしたロック・スピリットみたいなものでお花畑な批判をしている人に物申したくなる気持ちはわかります。
これだけ情報が溢れてる時代に、主観と思い込みでそれがロックだ!みたいな感じで主張されても、ロックやってるやつってやっぱり無知でバカなんだね、と思われるだけ。
批判するのはいいけど、ちゃんと現実と向き合わないとね。
Quote
阿部健太郎(音楽会場・ライブハウス業界の人)
@abetokyo
先日の柴田淳さんに続き、またしても音楽業界からトンチンカンな誹謗がありました。
重ね重ね、誠に申し訳ございません。
音楽業界に表現の自由の意味を履き違える者が多いことを心から恥ずかしく思っています。
あ、そうそう。未だ「反体制こそロック!!」という太古の美学があるならダサいです
x.com/ujizo/status/1…