狩人さんが今度はテラの大地に赴くようです 作:ron3studio
ネタ回
すっごい短いです、許し亭許し亭……。
あ、ハッピーハロウィンです。
「ハロウィンとな。ここは一つ、私も張り切るとするか」
時は謎時空に入り込み10月31日。
ハロウィンというイベントがある日だ。当然ロドスもそういった行事事は行っており、特に子供達の為に開かれる。
「と、言うわけで。用意したものがこれだ」
「これは……?」
そんなハロウィンに、狩人もいっちょ参戦しようと思い立って用意した物。それは赤く染まり、やけに生々しい布を被せられた何か。
そう、肥大した頭部*1ですね。
「これか?これはな……まあ、ちょっとした仮装用の被り物だ」
ケルシーの疑いの目に、流石にこれが何なのかを馬鹿正直に話せば説教間違いなしなので、ぼやかして説明をする。
「……正直に言えば、今回は見逃してやろう」
「アッ。これ本当はカクカクシカジカ*2で」
「……はぁ」
白状した狩人の説明を聞いたケルシーは、頭を抱えたくなった。
こんな悍ましい物を作り上げてしまった研究があったのもそうだし、これを被ろうと思える狩人に呆れてしまった。
「それを被ることは許可できない。大人しく普段通りの服装でいるように」
「はい……」
かくして、このロドスに狂気のヤベー奴が誕生することは防がれた。
グッジョブケルシー、フォーエバーケルシー(?)
———
「そう言えばさ」
「なんだ?ム、菓子は一つずつ取って行きたまえ」
はーい!ありがとねハンターおじさん!
時間は過ぎ、昼前。
狩人の仮装の予定は打ち砕かれてもハロウィン自体が無くなる訳ではないので菓子を持ってロドスをぶらぶらと歩いていた。
そんな時に合流したブレイズと共に、今も菓子を配っていた。
「お、おじさん……プッ……」
「笑うな。私はおじさんなどでは……ない。で、さっきの続きは?」
「あっ、そうそう。ハンターって仮装しないの?」
「あぁ……いや、しようとは思っていたのだがな。ケルシーに止められた。まあ、頭にコヤツが乗っかってるしこれが仮装って事でだな」
そういう狩人の頭の上には、ちっこくなったMon3trが乗っかっており、爪をだらーんとさせてリラックスしている。
(とても満足気でだらけた鳴き声)
「それって仮装なのかなぁ?にしても、ケルシー先生に止められるって、何したの?」
「いやまぁ……私としてはちょっとした事をしようとしたんだがな。ダメだったらしい」
「へぇ〜。あっ、子猫ちゃん!こんにちわ!」
「こんにちわ、ブレイズ。それにハンター」
「あぁ。ロスモンティスもお菓子を貰いに色々と回ってるのか?」
「そう、なのかな?」
「まあ何でも良い。ほれ、取っておけ」
「わ、ありがとう」
「構わん。さて、時間も丁度良い、飯を食べに食堂にでも行くか?」
「いく!」
「うん、ついていくよ」
(だらけた鳴き声)
ちなみに狩人が食事をする訳では無い。
ただ行くだけ。
終わり
狩人さんのボイス(台詞)集とか見てみたい人居ます?
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見たい
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別に興味ない
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投稿頻度高くしろ
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地底から逃げるな