狩人さんが今度はテラの大地に赴くようです 作:ron3studio
狩人のステータスに変動なし。
右手武器
未定
左手武器
エヴェリン
「私の使う武器が見たぃ?それまた急に、どうしたのだ」
「君が別世界からの来訪者というのは既にわかった事だが、テラの武器と似通った部分があるのかを確認してみたい。後はまあ……純粋に気になるからだ」
「はぁ、まあ全然構わんが」
「感謝する」
「では見せていこー」
———
まずはノコギリ鉈だな。
獣の硬い表皮を裂くのにノコギリが適している事から折り畳んだ状態ではノコギリとして使えるようにしつつ、こうして変形させると長いリーチを持つ鉈として使えるようになる……という優れ物だな。
正直これさえあれば困ることは無い。
ではお次に、じゃじーん。
るどういーくのせいけん〜。ゴホン、この武器はルドウイークという狩人が使っていた剣を模倣した武器だな。通常時はただの直剣だが、このデカい鞘みたいなやつに入れるとな。
ご覧の通り、大剣に変わる。この武器も使いやすくて非常にお世話になった。
では更に次。
月光の聖剣。これは先ほど言ったルドウイークの使っていた武器だな。
通常時は刀身に包帯が巻かれていて、先ほどのルドウイークの聖剣の直剣と余り大差ないが、本領発揮はここから。
こうして手を翳すと……本来の刀身が現れる。これは神秘の力によって形成された物であり、光波も出せる。
……ん?譲り受けた物なのかって?うむ、そうだ。
次。
シモンの弓剣。とある狩人が居てな、その人物は獣を相対するのに近接武器を使うことを嫌ったそうだ。そんな彼の為に作られた特注の武器だな。その名の通り、剣と弓を使い分ける事ができ、変形させると弓に、戻すと曲剣に。
獣という相手には弓という武器は威力が余り見込めない物だったが、人間相手ならば十分すぎる威力を出してくれるだろう。
では次。
パイルハンマー。これは狩人の武器を作る工房の一派、火薬庫が作った武器だな。まあ見て分かる通りに機構が複雑でな、正直よく分からん。
で、目玉がこの杭だ。これを引き絞ってから火薬を用いた衝撃で撃ち出せば破壊力は抜群。正直使っていて楽しい。
火薬を使うのかって?そうだが……テラには火薬が無いのか?
あるにはある?武器に使われる事がないだけで?
よく分からんな、テラの大地は……。
これ以外にも沢山あるのだがな、全部説明してると日が暮れてしまうから後2個程度紹介したら区切りを付けよう。正直、持ち主の私ですら全てを把握できているわけではないのだ。あぁそういえばこんなのあったな程度の武器がゴロゴロとある。
さてと、次はこれだ。
エヴェリン。銃だな。テラには銃は無いのか?ある?そうか……え?火薬を使わない?huh?
とりあえず、このエヴェリンは血質を重視した武器でな、血質が高ければ高いほど、威力を増す。我ら狩人が使っていた銃器は水銀弾を使っていたのだが、その水銀弾に自らの血を混ぜて獣に対する威力を高めたのだ。故にヤーナムの銃器は血質に威力が左右される。
ん?装填はどうしてるのかって?知らん。撃ったら次の弾がポケットから銃に装填されている。原理は知らん、何でこうなるのかも知らん。ただ、勝手に装填される便利機能があることだけは知っている。
一回解体させて構造を見させろ?嫌だ。コレ、愛用品なのだ。長いこと使ってて愛着がある。そんな大切な物をむざむざと解体させる為に差し出すわけがなかろう。
はい次だ次。
これは血景だ。異邦の刀という武器をベースとして、独自の要素を取り入れた武器だ。テラにも同じ刀という武器がある?ほぉ……やはり、言語であれなんであれ、類似点はあるようだな。面白い。
この武器は出自が先ほどのエヴェリンと同じでな、とある一族の女王を守る近衛の為に拵えられた武器らしい。何でそんな物を私が持っているかって?
んー、まあ、何というか……売られてたから買った?
さて、出自がエヴェリンと同じということはつまり、そうだ、この武器も血質が関係する。普段はただの刀なんだがな、自身の血を刃に纏わせることが出来る、故に血質が関係するんだな。勿論、自身の血を使うもんだから命が削られるぞ。何回か血を使いすぎて死んだ事がある。失血死の感覚は慣れん。
———
「さてと、軽い武器の説明はこのくらいで十分だろう」
「説明に感謝する。やはりと言うか……ヤーナムはテラに比べて技術力の進歩が余り進んでいないようにも思う」
「うむ、その点については同意する。ヤーナムで主流の乗り物は馬車だぞ、だがテラはくるま?なる物が主流であるし、武器についても差異が見られるな」
「そうだな、アーツと神秘、武器を振るう対象が獣か人か、という点で設計思想などにも違いが出るのだろう」
「あ」
そうだ、面白い物があったのを忘れていた。ケルシー殿に見るか一応聞くか。
「どうした」
「いや、そういえば面白い物が一つあった、見るか?」
「?では、見せて貰おうか」
「では……お、これだこれ。じゃじゃーん*小アメンの腕〜」
「…………」
ケルシーが 頭痛を おこした!
ケルシーの啓蒙が 1 上がった!
ケルシーの胃に 5 ダメージ!
「どうしたのだ、ケルシー殿よ。そんな難しい顔をして」
ケルシー殿から見てみたいとの言葉を貰ったので見せたのだが、何だその顔は。形容し難いナニかを見てしまったみたいな顰めっ面は。
「ソレは、武器なのか?」
「一応、武器ではあるな」
まあ1から作られた物では無くて、とある存在の腕を捥ぎ取って武器として使っているだけだが。
「……私から見ればソレは武器と呼ぶには余りにも悍ましい何かなのだが」
「まあ、元が武器ではないから致し方ないのでは?」
「ほう」
「これな、どっかの狩人がとある上位者の……幼体?小さいだけ?のどちらかの個体の腕をもぎ取って武器にしただけの物らしいからな」
「上位者の腕を……?その狩人は狂っているのか」
「まあ狩人なんてそんなもんだ。パイルハンマーに夢を見たからって一生地底に篭って血晶石を掘り続ける奴、*栗本チャレンジなる無謀な挑戦に挑む阿呆共、*銃のみで獣狩りの夜を過ごした偉大なる狩人とか……etc……」
「そ、そうか……」
例を挙げ出したらキリがない。狩人になる奴らは総じて何かがおかしいのか、私の知っている狩人だけでもヘンテコな奴しか居ない。
「まあ、ヤーナムという閉鎖的な場所に居たらどこかおかしくもなるだろうて」
「それだけではない気がするがな」
「それを言うでない」
いやまあホント、何で小アメンの腕を武器にしようとしたのかは本当に分からん。別にノコ鉈でもルドウイークの聖剣で十分だろうて、何がそんなに駆り立てたのか。これが分からない。
この作品のオチ、どうやってつけりゃ良いんですかね?
そりゃ狩人がテラに来れなくなったらはい終わりで済むけどさ、そんな急な終わり方嫌じゃん?
けどそれ以外だとどうすんのって話。
貴公、行き当たりばったり、後先考えずに執筆するのはやめたまえ。せめて終わり方とかはぼんやりと考えておくのがオススメだ。
*小アメンの腕
特に何も説明がなく拾える武器。*アメンドーズという上位者に幼体か小さい個体が居るかも分からない。本当にポッと出の武器。
*アメンドーズ
ストーリー終盤になると大量に見えるようになる上位者。聖杯ダンジョンでよーくお世話になった人も多いであろう。
意味は扁桃体。以下URLからのペースト。https://www.akira3132.info/limbic_system.html
扁桃体(へんとうたい)は、神経細胞の集まりで情動反応の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担っています。
*栗本チャレンジ
知ってる人は知ってる。素手で、死なずに、聖職者の獣を倒すというチャレンジ。序盤のクソカスい拳のみでボスを倒すとか何?変態?
ちなみにRTAの動画がある。頭おかしいだろ……。
*銃のみで獣狩りの夜を過ごした偉大なる狩人
Bloodborne gun only って検索したら動画出てくるよ、多分。見ててホゲェすんごいとなった。
狩人はどこら辺でテラから退場するのがいいか
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バベル崩壊に合わせて。
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ロドス設立以降。
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ずっと居れば?
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貴様!地底から逃げる気か!!!