ガーデナー君のおさんぽを眺めながら、パソコンから拙作の情報の設定とか改めて確認しようとしたらですね……赤くなってたんですよ、評価バーの左端が。それだけでも嬉しいニュースなのに感想まで貰って私壊れた五花海みたいに「吉兆か!」botになっちゃいました。
さらに、さらにですよ?日課としていつものようにランキング入り作品を漁ってたらですね。
…166位に“灰は龍炎に惹かれて”が入ってたんですよ!
もうスネイルになっちゃう!!
……頑張って完結目指しますので今後ともよろしくお願いいたします(ペコリ
「
「……ロードラン……あるいはロスリックという地名に心当たりは?」
「ろーど、らん?ろすりっく?……儂にはさっぱりじゃな」
「何…?……いや、田舎だからな、知らぬのも無理はないさ」
タルラのアッシュへの警戒度が一気に引き上がる。
忌々しいあの男のもとにいる間に彼女は多くの知識を得た。もちろんテラの地理もだ。しかし……。
(そんな地名聞いたことがない……。この男、怪しすぎる…)
「……そこがどこの国に属しているか教えてくれ」
「……この国の、隣の国だ」
「…………」
場に不穏な沈黙が流れ始めるがそれも一瞬のことだった。
「うっ……イツツ……」
「っ爺さん!?どうした!?」
「あぁ、自分で傷をつけたとか言っていたな。しかも……足もやられているな。どれ、私が癒してやろう」
アッシュは安堵か呆れの故か息を吐き、うずくまる老父のそばにしゃがみ込む。
「おい、爺さんに何を──!?」
“粗布のタリスマン”を握りしめ、アッシュが祈るような姿勢を取ると彼の周囲にいた爺さんと私を眩い光が包み込んだ。
「お…?おぉ!腕の傷が…足も動くぞ!こりゃすごい!」
「……今のは…君のアーツか?」
「いや、これは……」
「タルラ──!!」
アッシュが何か言おうとしていたようだが耳に覚えのある声に遮られてしまった。
見ればアリーナがこっちに向かって走ってきていた。後方に婆さんの姿も見える。
(これは…突っ込んでくるな)
「アリーナ」
「タルラッ!!」
私が両腕を広げたと同時にアリーナが飛び込んできた。あまりにも勢いのついたダイブに耐えられず、雪の上に倒れこむ。
「もう!心配する私たちのことも考えて!!」
「……すまない。けど、爺さんが死ぬと思った時には体がうごいてしまったんだ。……まぁ、彼のお陰で杞憂に終わったがな」
「彼…?あ……」
アリーナが顔を上げた途端に固まり、徐々に頬を赤らめていく。
アリーナの下敷きになったまま首だけを動かすと、アッシュときれいに目が合ってしまった。
(……恥ずかしいところを見られたな…)
「……ご老人、貴公の名を教えてはくれないだろうか?」
「おぉ、そういやまだ言ってなかったな。儂はイヴァン・イジャスラフじゃ」
「……タルラとアリーナといったか、二人は貴公の娘さんかな?」
「……まぁそんなもんじゃな」
「そうか、ククッ…大切にしたまえよ」
「タルラ!怪我はないかい!?」
「ば、婆さん…大丈夫、大丈夫だから…」
「おばあさまも今にも倒れそうなくらい心配してたのよ!」
アッシュはクツクツと笑い、自分とは無縁のその微笑ましい光景を眺めた。
──こんな当たり前にあるべき幸福な光景が失われていた火の時代はやはり終わらせてよかったのだ。
──私達の選択は正しかったな、火防女よ。
「お、おい!どこへ行くんじゃ?」
「家族水入らずの場に邪魔な私は退散させてもらうよ」
「なぁ!?ま、待ってくれぃ!助けてもらった礼をしないわけにはいかん!」
「…なら地図が欲しいな。旅をするのに必要だ」
「いやいやそんなんじゃこの命の恩は返した気になれんわ!おい、婆さんや!」
(地図だけで十分なんだが……)
「なにさ!?そもそもアンタの悪い癖がタルラにうつっちまったからこんなことに…」
「それは絶対に儂のせいじゃないぞ!いや、そんなことより婆さんや…」
(やれやれ、騒がしい家族だな。…クク)
「えぇ…?何が何だかよくわからないけど…タルラを守ってくれた恩人ならしっかりもてなさないとか。アリーナ、先に帰って夕飯の支度をお願い!」
(……ん?)
「タルラ!アッシュさんがはぐれないようウチまでしっかり連れていってやるんだよ。爺さんは…足治ったのかい?なら一緒に調味料もらいに行くよ!」
「──???」
「…フフ、分かったよ、婆さん…さぁ、行こうか」
(少々リスキーだが…懸念すべき点もある。色々と聞かせてもらうからな…)
「いや、ちょ、ま、待ってくれ話を──力…強ッ!?」
雑すぎる……(AM並感
いやタルラとアリーナと仲良く旅立たせるにはアッシュがオモチカエリされてもらうしか…。
お人好しなおじいさんおばあさんやし、やってくれるやろ(丸投げ
あとやっぱり彼にはこの世界の基礎知識を叩き込まないとダメですしね。