偏桃体のなすがまま

剛くんの舞台、無事に千穐楽を迎えてお疲れ様でした。

先週『人間失格』観てきました。

葉蔵を演じた主演の斗真が
凄くチャーミングで美しかったですし、
思いのほか中也との絡みがあって嬉しかったです。

太宰のビジュも葉蔵の性格も全然好みじゃないので、
原作読んでる時はイラっとしっ放しだったのですが、
映画だと斗真が可愛いらしいので
さもありなん、なんて。美男子に甘いです。

もう少し、長い時間の映画でも良かったかなとは思います。
原作を読んでない方には物語が伝わりにくい部分も
あったかなぁと思わなくもなかったので。

映画になった時点で、原作から手を離れて
荒戸監督の映像作品として紡がれていくので
余計なお世話なのかもしれませんが。

大楠道代さんと石橋蓮司さんが素敵だったなぁ。
ひらめがあんなに可愛いとは（笑）
伊勢谷さん演じる堀木もサイテー男っぷりが最高でした。


私個人的に、太宰よりも中原中也の方が好みだからかな。
剛くんの中原中也もの凄く鮮烈で夢に見そうでした。

『血は立ったまま眠ってる』の良の役も、
『人間失格』の中原中也の役も、
台詞が詩的で、剛くんの声を用いて発せられると
まるで歌ってるようで。

本当に。
歌を聴いてるような気持ちでした。
素敵だった、本当に。


かと思えば。
昨夏のカミコンの剛くんのソロ曲は
まるでお芝居を見てる気持ちがしていて。
せつない男女の気持ちに胸が締め付けられました。

歌うように演じ、
演じるように歌う。
森田剛。

次のコンサートではどんな剛くんが見られるかな。

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