韓国の李在明大統領(右)と握手する高市早苗首相=韓国・慶州で2025年10月30日、聯合ニュース・ロイター
30日に行われた日韓首脳会談で、高市早苗首相が韓国の国旗「太極旗」に一礼したことが韓国メディアや韓国国民の注目を集めている。
首相は、会談冒頭で李在明大統領と握手しながら記念撮影を終えた後、席に向かう過程で日の丸と太極旗に向けてそれぞれ、頭を下げた。
保守系の東亜日報は「礼を尽くした」と指摘。進歩系のハンギョレ新聞は「歓迎行事で儀仗(ぎじょう)隊が並ぶ中、相手国の国旗に礼を表す場合はしばしばあるが、会談場で相手国の国旗に頭を下げるのは異例のこと」と評価した。経済紙のイーデイリーは「異例の行動で、韓国を尊重する気持ちを示したとみられる」と伝えた。
ネット上では「うわさと違うようだ」「ショーでもいい。韓日が仲良くしてくれるなら」「外交がうまい」「だまされてはいけない」など、多様な反応があった。MBNテレビによると「処世術なのか」「心を込めた1回のあいさつは、言葉よりも強い」などの投稿もあったという。
首相は、歴史認識や靖国神社参拝を巡る過去の言動から韓国で「強硬右派」として知られ、警戒する声が根強い。首相の今回の行動が韓国で話題になった背景には、こうした見方とのギャップがあったと言えそうだ。【慶州・日下部元美】
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