コカ・コーラBJHの25年12月期、最終赤字494億円に下方修正
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは31日、2025年12月期の連結最終損益(国際会計基準)が494億円の赤字(前期は73億円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想から9億円引き下がる。当初予定していた施設売却の時期を26年12月期に持ち越したことが影響する。
売上高にあたる売上収益は微減の8879億円、営業利益は710億円の赤字(前期は133億円の黒字)と、従来予想からそれぞれ182億円、39億円下振れする。年間配当予想は従来予想から3円積み増し、60円(前期は53円)とする。
同日発表した25年1〜9月期の連結決算は、売上収益が前年同期比1%増の6835億円、最終損益は487億円の赤字(前年同期は100億円の黒字)だった。
茶葉の価格高騰を背景に、26年3月末までに緑茶商品を20円値上げする方針を明らかにした。具体的な商品は今後詰める。