どこもかしこも、エーテリアスばかりだ……(涙目) 作:bbbーb・bーbb
きょう、狩人が死んだ。もしかすると、昨日もかもしれないが、彼女にはわからない。
「それで、ちょうど郊外を全力疾走していた雅さんに轢かれてしまって……」
「そんな……」
ビデオ屋のカウンターにて店主の口から
ブリンガーの死から、ビビアンとの邂逅。その間の出来事である。
「手首以外目の前で木っ端微塵になったものだから、食べていたハンバーガーを戻してしまったよ。リンは平然と平らげていたけれど……」
流石は僕の妹だと半ば呆れるアキラ。カリンは嫌な光景を頭から振り払おうとはしたが、兄弟の死に激しく声を上げることは無かった。代わりに、ただ一つ、小さな口で質問を投げただけであった。
「あ、あの……狩人さんって、本当に、その……不死身、なんですよね……?」
ああ、そうだとも。あっさり返される。あまりに軽い反応にも思えたが、彼がこんな嘘をつく人間でないことは彼女も良く分かっていた。
そのまま家に帰り夜中自室で映画を眺めるカリンだったが、あまりのつまらなさに途中で寝てしまい、起きたときには朝であった。
今日の仕事はホロウの探索であった。凡人から見ればたかが家政婦に人間ぶっ殺しゾーンを探索させるなどおよそ正気の沙汰ではないが、彼らの圧倒的な戦闘力がそれを可能にしていた。
目の前に広がる、真っ黒な壁。正確には球体だが、この大きさのものにこれだけ近づけば壁にしか見えないのだ。
今日も、無事に帰れると良いのだが。溜め息をつき、彼女は重たい一歩を踏み出した。
数時間後、あるところ。狩人はホロウを歩き回っていた。目的は単純、新たな発見と死闘である。ちょうど、強敵を倒し一息ついていたところであった。
凄まじい強敵であった。三十回は死んだだろうか。座り込んでいた狩人がようやく立ち上がると、自分が囲まれていることに気がついた。
最も弱く、しかし最も数の多いエーテリアスとして名高い「ティルヴィング」が十体。まず勝ち目はないだろう。
幸い、包囲網はまだすかすかである。全力で走り抜けようと足に力を込めたその時。
聞き親しんだ轟音、丸ノコの駆動音がゴブリンどもを蹴散らした。この大きな音は。あの小さなメイド服は──。
「カリン、カリンっ。久しぶりではないかっ」
「あっ、えっ!? 狩人さん!? 狩人さん!」
お互いを認識するなり即座に駆け寄る。近づいた所で二人で飛び跳ね、片手でハイタッチ。無事を喜んだあと、狩人が問う。
「こんなところに、一体何の用かね。一人で来たのか」
「それが……うぅ……」
ぽつりぽつりと語り始めるカリン。聞くに、主人からの依頼でアキラ操るイアスを含む仲間達とホロウを探索していたところ、トラブルによりはぐれてしまったのだという。
狩人に会って安心していたカリンも、彼がキャロットの一つも用意していないことを知るとみるみる内に顔を青くした。
「落ち着け。とりあえず、じっとしていよう。貴公の友人が我々を血眼で探してくれている筈だ」
それもそうかと二人で地べたに足を投げ出す。今さら不潔清潔など気になるものか。間を置いて、今度はカリンが質問した。
「そういえば、狩人さんこそ、どうしてこんな場所に?」
「この辺は金目のものが多い。金欠なのだよ」
ホロウ内で見つけた物品は、外に持ち出した時点でその者の所持品となる。*1ホロウレイダー達の中に人殺しを好まない者が居るのもこのためである。
ああ、と納得に軽く頷いたカリンが、貴公程の者がはぐれるとは一体何があったのかと尋ねられる。
ドッペルゲンガー。最近見つかった、新しいエーテリアス。特殊な電離体らしく、相手の愛するもの、恐れるものへと姿を変える性質があるのだという。そんな怪物に襲われたそうだ。
まさか、と狩人は息を飲んだ。恐らくだが、出会ったことがあるのだ。というより、つい先程倒した強敵が恐らくそれである。何故こんなところにこいつが居るのだと戦慄したのだ。
「なあ、カリン」
「はい?」
「そのドッペルゲンガーとやらは、まさか、燃え盛る巨大な獣の形をしていなかったか?」
えっ、とカリンが目を丸くする。暫く固まった後、ぽつりと呟いた。
「どうして……分かるんですか……?」
最悪だ。アイツだ。彼らはドッペルゲンガー・ローレンスに襲われたのだ。はぐれるのも無理はない。
「とにかくパワーがすごくて……」
「分かるさ。私も、奴とは何度も戦ったことがある」
何なら、ついさっき倒したのだ。安心しろと言った時、ふと、そういえばもう一体居たとカリンが慌てた。胎盤めいたものを振り回す、老いた赤子のような化け物が居たのだと。
突如地面が揺れ始めたことに驚いた二人が辺りを見渡すも、その現象の犯人を前に一瞬にして立ち上がり、全力で丸ノコバイクを起動させた。
ダース。ダース単位である。ドッペルゲンガー・ローレンス&ゴースがダース単位で列を成し、雪崩が如く全速力で押し寄せてきていたのだ。
「ファーック! 逃げろカリンっ。全速力だっ」
「狩人さんこそ!」
あんなものに追いつかれたらひとたまりもない。音と地揺れに驚き飛び出して来たホロウレイダーがベルトコンベア作業の様に木っ端微塵に潰されていく。人の速度で走っても同じことであった。
「アッハハハ!
「私はやったんだぁーっ! ヒャハハハハハハァーッ」
うわあ、なんか出た! いつの間にか現れた狂人二人に怯えるカリン。片方は六角柱の檻を、もう片方は黄金の三角兜を被っている。
まさか、こいつらもドッペルゲンガーの類か。舌打ちをする狩人。彼らは両方とも宇宙が如く不自然に真っ黒であり、しかし黄金の兜だけはそのままの色で輝いていた。
台座を載せた車輪の上で両手を広げたままカリンの右を爆走するのはドッペルゲンガー・アルフレート。狩人の左前方にて
急なカーブでインド人を右に曲げると、その先にあったのは横一列に並んだ宝箱達。
全員が躊躇うことなく轢き潰すと、突如視界の左上端に浮かぶ謎のルーレット。それぞれの結果に、それぞれが一喜一憂する。
「ああっ、糞っ垂れ。ただの硬貨ではないか」
「宇宙よ!」
「売女めが!」
悪態をつく狩人達と歓喜するミコラーシュ擬きの横で、最後にルーレットが終わったカリンが右手に冷たいヌルヌルとした感触を覚え、そうっと覗いてみる。
「ひぃっ!」
レッドゼリー。咄嗟に投げ捨てられた胎児の死体と激突したドッペルゲンガー・アルフレートは、くるくるとスピンしている間に灼熱雪崩へと飲み込まれていった。
狩人も硬貨をしまい込み、両手に持った貫通銃でミコラーシュ擬きを狙う。一発撃つごとに理由もなくスピンコックを行う狩人に困惑するカリン。
「弾丸は外れ、そして当たらないものだろう!」
全く当たらない。綺麗なヤーナムステップで弾丸を避けては煽り散らかす。おまけに時折彼方への呼びかけを吹っかけてくる始末である。
「Take this you filthy stupid fucking dickhead!」
苛立った狩人がヤケクソ気味に硬貨を投げつけると、それは手元を離れるや否や視認不可能な速度で飛翔しミコラーシュ擬きを撃ち抜いた。追尾性能付きである。
「ギャアアアアアアアアッ!」
あまりの強さに目玉をひん剥く狩人とすれ違い、聞き慣れた断末魔を上げながら雪崩の中へと消えていくドッペルゲンガー・ミコラーシュだったが、狩人達もそろそろ限界であった。
駄目だ。このままでは追いつかれる。狩人が叫ぶと、少し速度を下げて欲しいとカリンが返す。
即座に意味を理解した狩人が彼女の後ろへ回り片輪走りを始めると、彼女は丸ノコごと振り向き、ホッピングの要領で回転ノコギリに乗った。そのまま、回転部分を噛み合わせる。
回転に回転を組み合わせれば、当然、お互いにエネルギーを供給しあい指数関数的に速度を増す。
一瞬にしてドッペルゲンガーどもが見えなくなった後、ようやく二人は丸ノコから降りた。
「すまないな。あれは、恐らく私の記憶によるものだ」
ゼェゼェと息を切らしながら、呼吸の合間合間に言葉を挟んでいく。悪いのはエーテリアスだ、いい運動になったと柄にもなく冗談を飛ばす彼女の背中に、遠くからの声。
「カリン! カリンっ!」
涙を浮かべ力の限り叫ぶのはエレン。サメ女である。直後何故か隣に居る狩人にぎょっとしていたが。すぐさま、見慣れた白い毛並みが現れた。皆、崖の向こう側にあるビル、その屋上に居た。
あの屋上には確か既にランタンを灯しているが、まさか
あの距離では、デスパラソルヘリコプターでも届きはしないだろう。途中で何かを踏みつけ動力を得られなければ、活動限界を迎えるのが先だ。高低差もある。
「皆さんっ!」
「今そちらに向かいます、カリン。くれぐれもそこを動かないように──危ないっ!」
咄嗟にカリンが飛び退くと、先程まで彼女が居た場所で黒い剣が閃いた。デュラハンのものである。
囲まれていた。それも、上級エーテリアス達に。だというのに、二人の顔には一切の恐怖が浮かんでいない。怯える様子のない彼らに困惑するライカン。
「狩人さん、『逆回転』ですっ!」
了解した、と狩人が口角の片方を上げる。ほぼ同時に飛びかかったエーテリアスたちは、しかし次の瞬間、真っ黒い球体に飲み込まれていった。あれは、とライカンが目を見開く。
歯が重ね合わさったノコギリの先端に、黒い球体が生成されていたのだ。周囲の石ころやレンガごと、あらゆる敵を吸い込んでいく。
「そっ、そうか!!!!!!!!!」
「うわびっくりしたぁ」
イアスの視界越しに彼らの天才的な発想へ追いついたアキラの感嘆に、隣でパソコンから彼の視界を覗いていたリンがジュースを零す。
「あれは『マイナス』なんだっ! 『
「えっはっ? は? お兄ちゃん?」
突如気の狂った兄をリンが心配している間に、エーテリアス達は吸い込まれきった。ただ一匹を除いて。
大盾を構え絶対不可侵の防御を展開するデュラハンだったが、天下のノコキュアの前には余りにも脆弱なものであった。
回転の方向を変える。順回転を噛み合わせ全力で速度を増し合っていくと、遂にそれは真っ白な閃光を帯び始めた。顎に手を当てるリンを、もう一度アキラが驚かせる。
「あっ、あれはっ!!!!!!!!!」
「うわびっくりしたぁ」
限界を越えた速度でぶつかったそれは、どういうわけか盾の上から相手をずたずたにしている。
「回転に回転を噛み合わせて、光の速度を、いや違う、時空そのものを越えたんだっ!! 今の二人は、『盾を構える前のデュラハン』を切り裂いているっ!!!」
「うわぁん! お兄ちゃんがおかしくなった!」
涙ながらにリンがFairyへ助けを求めるも、演算中と返ってくるのみであった。
時間の概念すら超越した過去改変攻撃に痺れを切らし、遂にデュラハンが無理やり攻勢に出る。
危ない、と皆が叫ぶ。狩人の肩をデュラハンの刃が裂かんとしたそのとき。
怪物の胸を、雷光の矢が貫いた。そのまま崩れ落ち、消滅するデュラハン。
「ふぅ……なんとか間に合った……」
「悠真!?」
正気に戻ったアキラが目にしたのは、6課の一同。凄まじいエーテル反応に驚いた上層部に派遣されたのだ。
「あれ、相棒じゃ〜ん。久しぶり。元気してた?」
最愛の友人との再会に笑顔を浮かべる悠真。イアスを抱き上げながら、柳に問いかける。その口調は至って真剣なものであった。
「それで、どうします? 副課長。課長無しじゃ、あの距離はちょっと厳しいですよ」
雅は病欠であった。メロンの食い過ぎが中毒症状を引き起こしたのだ。それで悠真は遅刻もせずに来たというのだから、柳は一瞬、自分が夢を見ているのではと勘違いしたものである。
狩人達は勝利を祝い、丸ノコを空に掲げて踊っていた。片足立ちで幾度か跳ぶと、今度はもう片方の足で同じことをするのだ。存在しない「伝道者」の記憶任せに武器を振るう。
「とりあえずは、彼らの脅威を排──あれは……!?」
再びの、地鳴り。踊りを止めぷるぷると震えながらカリン達が振り返ってみれば、そこにあったのは案の定、爆炎の雪崩。その数三桁はあろうか。後ろは崖、横には隙間なく敷き詰められたビル群である。
どうする、どう切り抜ける。頭を抱え下を向いた狩人の目に、一筋の希望が映る。
二本の、電線。触れてみた限り、電気は流れていない。視線でなぞっていくと、それは向こう側、皆の居るビルの屋上へたどり着いた。
「カリンっ、電線だ。電線を使うぞっ」
「! はい!」
一瞬にして全てを理解するカリン。狩人が二本の電線に回転ノコギリのそれぞれの円盤を乗せると、カリンがその背中にしがみつく。
瞬間、爆走。凄まじいスピードで電線を駆け上がる二人を前に、家政の一同は恐怖で叫んだ。すぐ下は底も見えない奈落なのだ。
「カリン。このまま行けば──なっ」
ぶちん。止まれずに落ちていく雪崩が、電線の内の一本を引き千切ったのだ。エレンの視界から、ふっと二人の姿が消える。
「あ……えっ……?」
血の気が引くとはまさにこのことであろう。顔を真っ青にしたまま、エレンがゆっくりとビルの手すりへ近づいていく。咥えていた飴がぽとりと落ちた。
「嘘……そんな……カリン……カリンッッ!!」
喉を裂かんとするような絶叫と共に、滝のような涙を流し始めるエレン。皆の制止を振り切り、手すりへと走り寄る。
──嘘だ、嘘だ。お願いだから、嘘って言って。
ギャリギャリギャリギャリギャリ!!!!!!
嘘だった。手すり越しにエレンが見たものは、真っ逆さまのまま一本の電線を片輪爆走する二人の姿であった。慌てて駆け寄ってきた他の面々も、そのトチ狂った光景に目を奪われた。
「一体、どうなって……」
「まさか……『ジャイロ効果』……!?」
ぽかんと口を開ける悠真の隣で、柳が独りごちる。「は?」と悠真が彼女の方を見やる。
ジャイロ効果。回転する物体が安定性を得、傾きを自ら修正しようとする物理法則のことである。
彼女の指に視線を誘導された悠真が見てみれば、逆さまになったカリンが自らの頭上でノコギリを回転させていた。
「逆さまとは、言うなれば『百八十度傾いた』状態……」
「月城さん? 月城さ〜ん?」
上司の顔を覗き込む悠真。至って真剣な眼差しを二人に向けているのを見ると、彼の頬に一筋の冷や汗が流れた。
「なら当然、あの娘の丸ノコが回っている限り『傾いているだけ』の二人は落下し得ない……考えましたね」
「ちょ、月城さん! 月城さん! 正気に戻ってくださいってばぁっ! あんたがおかしくなっちゃったら、この課おしまいなんですよ!?」
くい、と眼鏡を持ち上げレンズを光らせる柳の肩を揺さぶる悠真。蒼角は「凄い」と言って彼女の理論に納得していた。
「凄いぞカリン!!!!!!! 天才だ!!!!!!」
「当然です!!!!!!!」
咄嗟の機転を利かせたカリンの、自信と自己肯定感に満ち溢れた堂々とした宣言。頭のすぐ上──あるいは下──に奈落が広がっていれば、そうでもしなければやってられないのかもしれないが。
「ようし、『アレ』をやるぞっ!!」
「『アレ』ですか!? 『アレ』ですね!?」
ジャイロ効果により態勢を持ち直し、頭上に広がるものが空となった狩人が煩すぎる駆動音に負けじと声を張り上げると、カリンが両腕を上げる。以前狩人に教わった「嫌いな奴とのコミュニケーション方」を実践するのだ。
「まあっ……」
「なんと品の無い……」
口元を押さえるリナに、眉間に皺を寄せるライカン。その視線の先では、狩人とカリンが燃え盛る雪崩に向かい、振り返ることすらせず両手の中指を立てていた。親指もである。
狩人の居た時代の英国ではあまり普及していなかったジェスチャーだが、この地で嫌いな相手に向けるサインといえばこれしかないと考えたのだ。
フリーハンド運転をしながら侮蔑を決め込む狩人の腕の上で、丸ノコを握った両手から中指と親指が飛び出していた。
すると、遂には彼女の背負ったクマさん人形までもが存在しない中指を立て始めた。聳え立つ六本の中指。ファッキンアメンドーズの完成である。
雪崩の内の数体が残った一本の電線を切断しようと目論むも、悠真の矢によってそのことごとくが防がれた。
「外さないんだなぁ〜、これが」
いつもの調子で軽口を叩きはじめる悠真。柳も既に正気を取り戻していた。
遂に、踏破。慣性の法則のままに吹っ飛ばされるも、ライカン譲りの受け身を取ったことによりカリンは殆ど無傷であった。狩人は死んだ。
「うぅ……カ、カリン、ただいま戻りましたぁ……」
「カリンっ、カリンっっ! 怪我はっ!? ……良かった……ホントに良かったっ……!」
カリンが起き上がるなり、涙でぐずぐずとなった顔を彼女の胸元に押し付けるエレン。少し遅れて、ライカンとリナが駆けつける。
「はぁい、もう大丈夫ですよ、カリンちゃん」
「カリンッ。無事で良かったっ」
彼女を安心させるべく平静を装うリナの隣で、あまりの安堵にライカンは敬語が崩れていた。声すら少し震えていた。
ライカンが彼女を抱き締めると、もふもふの腕と胸元からもっちりとした素敵な笑顔が飛び出してきた。
「えへへ……カリン……がんばりましたぁ……!」
「ええ、そうですね。今夜はご馳走にしましょう」
優しく微笑み返すライカン。ご馳走と聞いてリナが放った言葉は全て聞かなかったことにした。
「で、どうします副課長? まだまだ居ますけど、アレ」
「まずは本部へ帰還しましょう。報告の後、会議を開きます」
また会議かぁ、と文句を呟きながら悠真が体を伸ばすと、その隣で蒼角がご飯は出るのか柳に聞いた。
そういえば、とカリンが辺りを見渡す頃には再合流を果たしている狩人であった。
ちゃんとアキラもカリンと信頼度カンストさせてます。
多分次回でこのおまけは完結。
これ多分6課出す必要無かったな……雅さん出さなかったのは多分あの人ひとりで大体全部解決できちゃうからです。