「意外すぎて実感がわかない…」容疑者は高校時代の同級生 1999年の主婦殺害事件、夫が驚きを語る

2025年10月31日 22:17
1999年11月に発生した名古屋市西区の主婦殺害事件で、26年近くを経た10月31日、69歳の容疑者の女が逮捕されました。被害者の夫は、容疑者が自身の高校時代の同級生だったことに驚きを隠せずにいます。

容疑者の逮捕を受け、取材に応じる高羽悟さん(10月31日午後8時すぎ・名古屋市内)

 殺害された高羽奈美子さん(当時32歳)の夫の悟さん(69)が31日、メ~テレの取材に応じました。

 悟さんは、今も現場となった西区のアパートを借り続け、事件解決を願い続けていました。
 

愛知県警が作った犯人の似顔絵(左は発生時、右は現在)

「高校でバレンタインチョコをもらった」
 悟さんは31日午後0時半ごろ、捜査本部がある愛知県警西署からすぐ来てもらうように言われました。

 ただならぬ雰囲気を感じ、予定を変更して午後2時ごろに署を訪れたところ、容疑者を逮捕すると告げられたということです。

「席に着いたとたん、(捜査員が)涙ぐみながら『26年お待たせしてすみません。被疑者が特定できた』と」

 捜査員から「知っている人です。高校の同級生。心当たりありませんか?」と尋ねられ、悟さんが「(軟式)テニス部?」と聞くと「当たりです」。
 悟さんが、この日逮捕された安福久美子容疑者(69)の名前を挙げたところ、「当たりです」と言われたそうです。

 悟さんは高校時代、安福容疑者からバレンタインデーにチョコや手紙をもらっていたことがあり、思い浮かんだということです。

「意外すぎて実感がわかない。何をしてくれたんだという感じ」
 

殺害された高羽奈美子さん

容疑者は「おとなしいタイプだった」
 悟さんによると、安福容疑者はおとなしいタイプだったということです。

「(容疑者が逮捕されたら)いろいろ調べたいと思ったり、恨むかもと思ったりしたが、全然知っている人だからそれもない。おとなしい子だったのでいまだに本当かと」

 現場に残された血痕から、犯人の血液型はB型とわかっていましたが、悟さんは「高校の同級生とそんな突っ込んだ話をしない。わかっていたら、外れかもしれないけど、(警察に)調べてと言ったかも。すごい回り道した」と話します。

 悟さんの記憶では、安福容疑者と最後に会ったのは、事件の前年の1998年にあった軟式テニス部のOB・OG会でした。

「(安福容疑者から)『結婚して頑張ってやっているよ』と聞いたので、ああ結婚したんだと。それぐらい」

 奈美子さんが殺害された動機は思い当たらず、まだ奈美子さんに報告できないといいます。
 

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