【対談】「朝活キャンセル」についてライオン社と本気出して考えてみた
みなさんは忙しい朝に「朝活キャンセル」をしてしまった経験はありませんか?
時間がない、面倒などを理由に、何かの行為をやめる“キャンセル”。特に忙しい朝は、キャンセルが発生しがちです。朝食を抜く、朝の歯みがきをしないなど。しかし、こんな情報を耳にしたら、その習慣を見直したくなるかもしれません。
「朝食を毎日食べる人は幸福度が高い」
「朝起きた時の口臭の原因菌は、就寝中に約30倍に増殖!」
カルビーでは、「フルグラ®」を通じて朝食の重要性を伝えてきました。一方、朝の歯みがきをはじめ、口腔衛生や口腔機能といった「オーラルヘルスケア」に取り組んできたのがライオン株式会社です。そこで今回、カルビーの「フルグラ®」ブランドマネジャーを務める大本都子さんと、ライオンのオーラルヘルスケア研究所マネジャーの川延勇介さんが対談しました。
この記事が公開されるのは「朝活の日(8月4日)」。ということで、カルビーとライオンで「朝活キャンセル」について本気出して考えてみました。
川延 勇介(写真右)
ライオン株式会社
研究開発本部 オーラルヘルスケア研究所 う蝕ケア製剤グループ マネジャー
大本 都子(写真左)
カルビー株式会社
マーケティング本部 シリアル部 フルグラチーム ブランドマネジャー
朝食を食べない「意外な理由」とは?
ー朝食や朝の歯みがきをキャンセルしてしまう人は多いのでしょうか?
大本:朝食については、食べていない方が一定数いらっしゃいます。「時間がない」「寝ていたい」という理由を思い浮かべがちですが、実は「そもそも朝食の習慣がない」という方も非常に多いんです。
もともとカルビーでは、「フルグラ®」を通じて朝食の大切さを伝えてきました。2018年には、健康寿命への貢献を目指して「100年朝食プロジェクト」を始動しています。人生100年時代を迎える中で、健康寿命の延伸は社会の重要なテーマ。そこに貢献するため、朝食の重要性をより強く発信するプロジェクトです。
この一環として、全国1万人の朝食実態を調査した「朝食白書」を2025年に初めて発表しました。そこで意外だったのは、朝食を食べない理由として「元々朝食を食べる習慣がないから」が1位になったことです。
川延:私自身は若い頃から欠かさず朝食を食べてきたので、習慣がないというのは驚きですね。
大本:今回の調査を見ると、20代の方がもっとも朝食の欠食率が高くなりました。また、一人暮らしの方も欠食傾向が見て取れます。一方で、10代の方は朝食を食べている割合が高いんですね。社会人になって忙しくなったり、一人暮らしをしたりすると変わってしまう。その中でどう朝食を習慣化するかがポイントだと感じました。
―朝の歯みがきも、敬遠されやすいのでしょうか。
川延:そうですね。歯みがきは3分ほどかけて行うのが理想ですが、朝は面倒だったり、寝ていたいという気持ちもあったりするでしょう。ですが、朝の歯みがきは非常に大切です。なぜなら就寝中は唾液の分泌が減り、口の中で菌が増殖していくからです。朝起きた時には、就寝前の約30倍まで増殖しているとさえ言われるほどなんですね。
大本:そんなに。
川延:ですから朝の歯みがきはできれば起きてすぐ、朝食前に行うのが理想。時間が取れなかったり、面倒な場合は、洗口液で口をゆすぐだけでも効果があります。
朝食と歯みがきは、どちらも心にプラス作用?
ー今のお話にもありましたが、改めて朝食や朝の歯みがきのメリット・重要性はどのようなものでしょうか?
大本:朝食は体のためだけでなく、心の健康状態にもプラスになると考えています。というのも、今回の調査では、朝食をほぼ毎日食べる人は「幸福度が高い」という結果が出ました。実際にいろいろな方とお話ししても、「朝食を食べないとイライラしてしまう」「1日の過ごし方がせっかちになる気がする」といった声が聞かれます。
朝は1日のスタートであり、大切な時間ですよね。そこでスイッチをしっかり入れてリズムを作れると、心の充実につながるのではないでしょうか。また、朝食時にしていることを尋ねた調査では、「ご家族で会話している」という方が半数近くいらっしゃいました。それも心に良い面を与えているのかもしれません。
川延:面白いですね。実は「口腔機能(咀嚼(そしゃく))」の点からも、朝食はとても大切だと考えています。「咀嚼」という行為自体が、口腔機能を健全な状態に保つために重要だと思うんです。
若い人の咀嚼力低下に関しては近年問題視されています。特に、お子さんの場合、きちんと噛まないとあごの成長が妨げられ、歯並びが悪くなることも。だからこそ、昼食や夕食だけでなく、朝食もしっかり噛みながら食べることは、口腔機能を健全な状態に保つために大切なんです。
カルビーさんとの対談なので言うわけではありませんが、私は毎朝「フルグラ®」を食べていて、あのザクザクした食感が大好きです。これも噛むという行為のためには大切なんですね。
大本:ありがとうございます。私たちはまさしくその食感にこだわっていて、製法も工夫しているので本当にうれしいですね。
川延:「朝の歯みがきのメリット」に話を戻すと、当社の研究で、歯みがきはむし歯や歯周病などの疾患を予防するだけではなく、自律神経に影響し、気持ちのリフレッシュに繋がるという結果を報告しています。
朝のスイッチを入れる意味でも、歯みがきは大事ではないでしょうか。大本さんがお話しされた「朝食が1日のリズムを作る」と相通じる部分があるかもしれません。
「楽しさ」を生む新感覚の商品、そして多彩なコラボレーション
ー朝食と朝の歯みがきを広めるために、どんなことが必要なのでしょう?
大本:朝食については、若年層や単身世帯といった「朝食べる習慣がない方」に習慣化していただくことが大切だと思っています。そこで行った取り組みが「目覚める仕送り」です。
日本には“仕送り”という素敵な文化があります。「目覚める仕送り」は、お子さんや単身赴任中の家族など、大切な人に「フルグラ®」を詰め合わせた仕送りを届けるもの。朝食習慣のサポートになればと思いました。実はカルビーの新入社員の方にも「目覚める仕送り」を送っています。
川延:新入社員の方はうれしいでしょうし、助かりますよね。私たちの場合は、先ほど触れたように、慌ただしい朝や外出先でのケアとして洗口液を使っていただくことを推奨しています。歯みがきに時間をかけられないケースで役立つので、こういった新習慣を提案していきたいですね。
歯科健診の文化も根付かせていきたいと思います。当社では、従業員の方のオーラルヘルスケアを支援する「おくちプラスユー」というサービスを展開しています。企業に出向いてのセミナーや唾液検査、おくちの健康スコアチェックなどを行っています。
大本:子どもの頃は歯科健診を受ける機会が多いのに、大人になると減りますよね。定期的にチェックしてもらえるとありがたいかもしれません。
もう1つ、朝食を広めるためには、「楽しさ」を生み出すことも大切だと思っています。朝は本当に忙しく、お子さんに朝食を準備する親御さんは大変な思いをされていますよね。起きてから「冷蔵庫に何があったかな」「作る時間はあるかな」と心配になることも多いはず。
その時に「フルグラ®」は調理がいらず、考えなくてもそこにいてくれる存在です。こうした安心感に加えて、少しでも前向きに、朝を楽しめるきっかけになればうれしいですね。
「フルグラ®」がいろいろなコラボレーションを展開しているのも、そんな考えがあります。「ブラックサンダー」や、かき氷の「南国白くま」とのコラボレーションはその代表ですし、夏の定番商品「フルグラ トロピカルココナッツ味」では、ハワイ在住のアーティストの方のアートブランド「Aloha De Mele(アロハ・デ・メレ)」とコラボレーションして、華やかなデザインにしました。
川延:楽しさは大切ですよね。例えば当社では、歯みがきをより楽しく、前向きな習慣にするために、さまざまなプロダクト開発に取り組んでいます。そのひとつが、心地よくみがける“体感”を追求したオーラルヘルスケアブランド「OCH-TUNE(オクチューン)」です。
人の生活スタイルは「てきぱき↔じっくり」「リフレッシュ↔リラックス」など、大きく2つの気分に大別できる点に着眼しました。そこでOCH-TUNEでは、さっぱり爽快にクリーニングできる「FAST」と、じっくり穏やかにケアできる「SLOW」の2種類を展開しています。
気分や個人のスタイルに合わせてFASTとSLOWを選んでいただくことで、歯みがきを少しでも前向きに楽しむ時間にしてほしいと思っています。
―最後に、お二人の取り組みへの想いを聞かせてください。
大本:今年から「フルグラ®」のブランドスローガンを「朝ごはん たべた?」にしました。東南アジアなどの国では「ごはん たべた?」の問いかけが「元気?」という意味を持つといいます。日本でも「朝ごはん 食べた?」と聞く風景が増えればと思っています。
朝の過ごし方はあくまで人それぞれで、決して朝食を押し付けたいわけではありません。ただ、朝の時間を大切に過ごすことが良い1日につながります。その積み重ねが人生になるので、皆さんの“楽しい朝”に貢献できればと思っています。
そして、同じように朝を真剣に考えている川延さんとお話しできたことがうれしかったですね。
川延:ありがとうございます。大本さんが話した「朝の時間を大切に過ごすことが良い1日につながる」という考えは、当社の企業スローガン「今日を愛する。」にもつながると感じました。
歯みがきをしたり、難しければ洗口液を活用したり、それぞれのライフスタイルに合わせたやり方があります。自分にとって最適なケア方法を見つけることが重要でしょう。これからもより良い朝の習慣作りをお手伝いができたらと思います。いつかカルビーさんとも、一緒に何かを取り組めたらうれしいですね。
大本:ぜひ実現したいですね! これからも、朝をより良くする仲間としてよろしくお願いします。
カルビー公式Instagramにて、『カルビーとライオンで朝活』キャンペーンを実施中!
本記事公開を記念して、カルビーのシリアルやライオンの歯ブラシなどを組み合わせた「朝活セット」が10名様に当たるキャンペーンを8月4日から8月11日まで実施します。
詳しくはカルビー公式Instagramをご覧ください。
■ライオン公式note「LION Scope」でも、今回の対談を記事にしています。ぜひこちらもご一読ください。
朝食と歯みがきはライバル?カルビーと考える朝の過ごし方 【習慣対談】
文:有井太郎(外部)
写真:櫛引亮
編集:増田亮子



