【動画】大阪・関西万博が最終日を迎え、大輪の花火が夜空を彩った=取材班撮影

【詳報】さよなら万博 笑顔も教訓も未来のレガシーに「いつかまた」

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 大阪・関西万博は13日、184日の会期を終えて閉幕しました。会場の夢洲(大阪市此花区)を中心に、様々な動きをタイムラインで詳報します。

■■■13日の動き■■■

ゲートはひっそり[23:50]

 閉幕から約2時間後、東ゲート付近には来場者がほとんどいなくなった。

 閉幕直後は多く残っていた一般の来場者も退場し、大屋根リングから東ゲートにかけて、ひっそりとしていた。

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大阪・関西万博の閉幕から2時間弱が過ぎ、閑散とする東ゲート付近=2025年10月13日午後11時50分、大阪市此花区、松尾葉奈撮影

パビリオンでパーティー[22:40]

 閉幕した会場では、いくつかの海外パビリオンで、スタッフらが音楽を流してパーティーを開いていた。

 ブラジル館では大音量で音楽が鳴り響き、盛り上がりを見せていた。他のパビリオンのスタッフらも含めた関係者らが集まり、飲み物片手に踊っていた。

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閉幕後のブラジル館では多くの関係者らが集まっていた=2025年10月13日午後10時30分、大阪市此花区、松尾葉奈撮影

 スペイン館でも大音量で音楽が流れ、パビリオンの大きな階段の上で思い思いに座り、くつろいでいた。

 タイ館は舞台に何人かが上がり、集まった来場者に「一緒に写真を撮りましょう」などと呼び掛けていた。

 来場者は立ち止まり、なかなか退場する気配がない。大屋根リング下では警備員たちが「閉場時間を大幅に過ぎています。早めのご移動をお願いします」と呼びかけていた。

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大阪・関西万博の最終日、閉門時間を過ぎても会場内に残る人たちに声かけをして帰りを促す警察官=2025年10月13日午後11時7分、大阪市此花区の夢洲、水野義則撮影

閉幕[22:00]

 184日間にわたった万博が閉幕した。だが、閉場の時間を過ぎても多くの人が会場内にとどまり、名残を惜しんでいた。

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閉場時間間際、アメリカ館から流れてくるクラブミュージックで盛り上がる来場者ら=2025年10月13日午後9時57分、大阪市此花区、米田怜央撮影

涙を浮かべるスタッフも[21:55]

 大阪ヘルスケアパビリオンでは、アテンダントや運営スタッフら約500人が参加した「閉館感謝セレモニー」があった。

 館外のスクリーンに、184日間の会期を振り返る動画が映し出されると、来場者から拍手と歓声がわいた。目に涙を浮かべるスタッフもいた。

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大阪ヘルスケアパビリオンの閉館感謝セレモニーで目に涙を浮かべるスタッフ=2025年10月13日午後9時42分、大阪市此花区、岡純太郎撮影

 最後は約500人の関係者が、長くも短い大阪・関西万博での日々を、集合写真で締めくくった。

この夜景も「見納め」[21:30]

 西ゲート近くの海沿いからは、神戸市兵庫県西宮市方面の夜景が望める。万博会場からの夜景の「見納め」をする人たちの姿があった。

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西ゲート近くでは神戸市方面の夜景を眺める人たちがいた=2025年10月13日午後9時29分、大阪市此花区、西崎啓太朗撮影

 大阪府八尾市の前田等さん(68)は「阪神間の夜景をこれだけ眺められるところはそんなに多くないと思う。最後の思い出に」と、妻と訪れた。

 万博では、ほとんどのパビリオンを巡れた一方で、予約システムの使い方がわからず家族の助けを借りることも多かったという。「2027年の横浜の花博では、スマホに慣れていない人ももっと気軽に楽しめるようになってほしい」とも語った。

中止もあった水上ショーも最後[21:00]

 会場南側のウォータープラザで、最後の水上ショー「アオと夜の虹のパレード」があった。

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最後の水上ショー「アオと夜の虹のパレード」=2025年10月13日午後8時52分、大阪市此花区、近藤咲子撮影

 ショーの最後には、ショーの演出などを手がけたクリエイティブ・ディレクターの田中直基さんが「私たちは命のリレーの先頭を走っている。バトンをよりいい形で未来につなぎたい」とあいさつ。

 その後、出口に向かってスタッフが並び、客一人一人とハイタッチして見送った。

 会期前半には、レジオネラ属菌が検出されたことで1カ月のショー中止を余儀なくされたこともあった。

 ダイキンとともにショーを企画したサントリーの前波美由紀・万博推進室長は「巨大なお祭りが終わったなという気持ち。アオの物語がお客様の記憶に残り、自然との向き合い方を考えるきっかけになれば、それが何よりのレガシーです」。

淡路島に移っても「来てやー」[21:00]

 オランダ館の閉館式で、万博の政府代表のマーク・カウパースさんは「6カ月間、関西、日本のみなさんといろんな出会いがあった。感謝の気持ちでいっぱいで、ありがとうございました」と、延べ120万人を超えた来館者への感謝を述べた。

 オランダ館のすぐ隣にある大屋根リングにも言及し、「私たちはこの美しいリングという、建築的にも思想的にも卓越した存在によってひとつになりました。だからこそ私は、万博の主催者のみなさまがこのリングを未来に残す道を見いだされることを切に願っています」と話した。

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オランダ館の閉館セレモニーでは、建物を引き継いで兵庫県の淡路島に移すパソナグループの南部真希也常務(右から2人目)らが館の前に並び、政府代表のマーク・カウパースさんが「(淡路島に移っても)オランダパビリオンに来てやー」と大声で呼びかけ、ポーズをとった=2025年10月13日午後9時7分、大阪市此花区、諏訪和仁撮影

 オランダ館の建物は、人材サービス大手のパソナグループが引き取り、兵庫県の淡路島に移設することになっている。

 カウパースさんは館の前でパソナの南部真希也常務執行役員らと並び、「(淡路島に移っても)オランダパビリオンに来てやー」と大声で呼びかけ、「大阪大好き!おおきにー」と締めくくった。

■松井元市長がサプライズで[…

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  • commentatorHeader
    辛酸なめ子
    (漫画家・コラムニスト)
    2025年10月13日18時13分 投稿
    【視点】

    ついに閉幕してしまう大阪・関西万博。出だしがネガティブなニュースが多かったですが、世界中のパワーが結集し、充実したイベントになりました。  東京と関西では若干、空気が違いましたが、遠征して1回でも行くと、また訪れたくなる吸引力がありました。

    …続きを読む
  • commentatorHeader
    仲岡しゅん
    (弁護士)
    2025年10月14日8時24分 投稿
    【視点】

    関西の中でも、人によって温度差の非常に激しいイベントだったなと思っています。 私の周囲でも、ハマる人は何度もリピートし、行かない人は興味すらなく話題にも上らない、そういう不思議な肌感覚でした。 ちなみに私自身は、地元で開催される以上は一度

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